「酔いどれ詩人になるまえに」感想
単にタイトルと、映画のチラシに写っていた、やさぐれ風貌のマットディロンが格好いいという、それが目的で見てみました。
恥ずかしながら、チャールズ・ブコウスキーさんという作家さんを知りませんでした。もし、その作家さんを知っていたり、好きだったら、楽しめたのかもしれませんが、、、。
いや、知らなくても、この人に魅力を感じられれば、この映画を楽しく見れたのでしょうけれども、どうも私には、それほど魅力的に写らなかった様でした・・。
この映画でのマット・ディロンはかなりカッコ良かったと思いました。
前回、クラッシュで彼を久し振りに見て、良い感じに年取って来てるんだな~って思って、それでこの映画。 ナレーションも彼なのですが、枯れ気味の声がなかなか良い感じ。

この主人公の男が、ダメなヤツなんですよー。職を見つけても(まあ、彼の望む職じゃないから、やる気にならないというのは解るんだけれどもね・・・)真面目にやらないのがバレたり何だりで、すぐに解雇されちゃう。ただ文章を書くということだけには妥協せず夢を諦めないという処だけはシッカリしてる。と、、こういうタイプのダメ男に弱い女性っていうのが世の中には存在していて、そういう女性にはツボな男性なのかも。

一緒に暮らしてた女の子は、良い子だなぁ~って思いましたよ。
★以下ネタバレ★文字反転して下さい
久し振りにホテルに訪ねて来た彼に、満面の笑みで、再会を喜び、最後には違う男と一緒に暮らしていても、彼のことはいつも母性的な愛?を引き続き持ち続ける、この女の子。なんていうか・・・寛大だな~。
この女の子が、ハイヒールで足が痛くなっちゃった時、彼が自分の男の皮靴を脱いで履かせてあげて、自分は靴下で歩くというシーンが、なにげに可愛かったな!。そういや「猟奇的な彼女」でも似たのがあったな。
以上

映画のチラシには、沢山の有名人の声が並んでおり、そして、以前この映画ではなく、ドキュメンタリーなのかな?ブコウスキーさんのドキュメンタリー風の2002年アメリカ映画「ブコウスキー:オールドパンク」というのがあったそうで、こちら予告編の動画 動くブコウスキー氏が幾つも見られますU2のボノ、ビートたけしなども大好きな作家さんらしい

映画を見終わった後、はて、実際のブコウスキーさんは、どんな人だったんだろう?と写真を検索。
若い頃のは、本の表紙になったものが幾つかあったものの、とても画像が小さいし、老人になってからのでは、ちょっと映画の時代とはズレちゃうし・・ということで、とりあえず、1枚、こんな感じの外貌だったようです。
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詳しくは、ウィキペディアさんでチャールズ・ブコウスキー
整形手術を受ける程、にきびがひどく、そのことが孤独な学校生活をおくる原因となっていたそうです。

(内容・あらすじ)YAHOO MOVIEの解説
世界中でカルト的人気を誇るアメリカ文学界の異端児、チャールズ・ブコウスキーの本人の“作家修行時代”を映画化。飲んだくれでいい加減、仕事も長続きしない自称“作家”のさえない日常を、ドライな笑いを交えて描く。監督は、『キッチン・ストーリー』で一躍脚光を浴びたノルウェーの俊英ベント・ハーメル。ブコウスキーの分身ともいえる主人公を、マットディロンが演じている (シネマトゥデイより)

原題 FACTOTUM  製作年度 2005年
監督 ベント・ハーメル
出演 マット・ディロン 、リリ・テイラー 、マリサ・トメイ 、フィッシャー・スティーヴンス 、ディディエ・フラマン 、エイドリアン・シェリー
【2007/08/08 08:51】  コメント(8) | トラックバック(12) | 国籍微妙・他国
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コメント

こんにちは☆latifaさん

これ、予告編ではなかなかいいシーンを使ってたけれど、中身はそれほどでも、、、というかほんとに彼(ブコウスキー)のコトを興味持って観られるかが問題ですよね。
わたしは幸いマットが好きなので良かったケド、そうじゃなければもっと退屈だったかも、、、、
ブコウスキーの写真、わぁ、こんなちょっと太めの普通のオジサンなんですね(笑)
mig  【 編集】  URL |   2007/08/08 11:40   |  TOP ▲ |


migさん、こんにちはー!
コメント、TBがえし、ありがとうございます~。またmigさん、この映画も、随分お早くご覧になられていたのですね~。
それもそのはず、2005年映画というのに、ちょっとビックリ。
クラッシュと同時期に撮られた映画だったのかな・・・。
確かに、マットディロンor、ブコウスキーに、そもそも元々、好感を持っているか、どうかで、評価が変わって来そうな映画ですよね。
latifa  【 編集】  URL |   2007/08/09 16:37   |  TOP ▲ |


こんばんは。
latifaさんには今ひとつの映画だったのですね・・・。
私は本作の原作も含めて何冊かブコウスキーの小説を読んだことがあるので、この映画は楽しみにしているのですが、自分の中で出来上がったブコウスキーのイメージとM・ディロンの演技がぴったり合っているのかどうか、興味があります。原作小説の中からも(たぶん映画以上に)ダメダメな雰囲気が漂ってきます。どうしようもなくダメ男なんだけれど「わかるよ~」と言いたくなる部分もあり、そこが私には魅力なんです。
掲載写真の、マット・ディロンの後ろにある、ガチャピンの乾物みたいなのが気になりますが(笑)。
狗山椀太郎  【 編集】  URL |   2007/08/09 23:42   |  TOP ▲ |


狗山椀太郎さん、こんにちはー!
こちらは、激暑で、大変です・・。少々バテて来て、パワー不足です。

ところで、さっすがー!椀太郎さん、ブコウスキーさんの本を何冊も読んでいらっしゃったんですねー。
私は、全然知らなくて・・(^_^;)
椀太郎さんも、この映画、公開になったら、見に行かれそうですね☆
レビュー、楽しみだな~♪
ブコウスキー氏について、知らないで見た人とは、きっと違った感想を持たれるにちがいないですよね^^
小説で読んで椀太郎さんが持たれた印象が、映画ではどうだったのか?マット・ディロンは合ってたのか?どうなのか?なども聞かせて頂くのが楽しみです。

ガチャピン、確かに!(笑)見てる最中気がつかなかったな。
latifa  【 編集】  URL |   2007/08/10 23:11   |  TOP ▲ |


こちらにもTBコメントありがとうございました。
なんつーか、ユーモアとペーソス・・・哀愁漂うダメ男な訳ですが、やりたいことがきちんとあるとなると、単なる酔いどれじゃないんですよね。
自分はなかなかこの映画、胸に来るものがありました。
とらねこ  【 編集】  URL |   2007/09/05 02:45   |  TOP ▲ |


とらねこさん、こんにちは!
いや~とらねこさんの、ブコウスキー氏への思い入れというか、なんというか、昔から凄くお詳しいのには、さすが!です。

やりたいことがきちんと一つシッカリ有ると、それ以外の行動がダメダメちゃんでも・・・っていうの、ありますよね。

 日本の若い子は、行動はちゃんとしてるんだけど、やりたいことが無くて(見つからなくて)って子が結構多い様に見えます・・。
latifa  【 編集】  URL |   2007/09/05 09:28   |  TOP ▲ |


こんにちは、やっと鑑賞してきました。
かなり期待していましたが、実際に見てみると「うーん・・・」と首をひねってしまいました。私はM・ディロンという役者さんをよく知らないのですけれど、本作では予想したより「紳士」でした(笑)。個人的にはもっとガサツで荒々しい主人公が見られるかと思っていたのでちょっと残念。肩すかしを喰らった感じの印象を受けました。
逆に「どうしようもなくダメな男性をそばで見守る女性」という立場で見ると、また違った印象になるのかも知れませんね。まあ、L・テイラーもかなり酔いどれでしたが(苦笑)。
狗山椀太郎  【 編集】  URL |   2007/09/25 12:15   |  TOP ▲ |


椀太郎さん、こんにちは!
やっぱり、なまじ実際のブコウスキーさんに思い入れがあればある程、こういう映像化された作品には、違和感とか、物足りなさとか、感じがちになってしまいがちですよね。

荒々しくて破天荒な人間って、個人的に結構好きなので(実際に側にいたら、どうか解らないけれども、こういう見る・読む立場では^^)そういう部分がぷんぷん感じられる作品、見てみたかったな~。
latifa  【 編集】  URL |   2007/09/26 09:20   |  TOP ▲ |


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