この映画に興味があったのは、私の中国映画に興味を持つきっかけとなった「紅いコーリャン」や、お気に入りの映画「さらばわが愛・覇王別姫」の撮影監督さんが、初めて監督した作品ということと、あと、これまた私の凄くお気に入りのNHKドラマ「大地の子」の主役の一心の美しくて優しい妻、月梅を演じた女優、ジャン・ウェンリーさんが、奥さんだというのを以前より知っていたからなのです☆
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こちらにお二人のインタビュー、及び、孔雀についての事が書かれています。北京ウォーカー
で、、実際見た感想は?というと・・・う~~~ん。。。 正直、あまり好きな映画ではなかったな・・・。とても暗いんですもん・・・。3兄弟それぞれについてのエピソードがあるのだけれど、みんななんだか・・・。 ただ、最初の女の子のエピソードで、上からふわふわと白いパラシュートが降りて来るシーンは、とてもシュールで美しくて。(大変不謹慎ながら、確か「カンダハール」だったかな・・物資が上から落ちて来るシーンとちょっとかぶる感じもあったな) それと、あの空色のパラシュートを自転車にくくりつけて走るシーンも意外性と色合いとかが良かった。 だけど・・・。どうもあの女の子の性格がキツいというか、なんというか、好きじゃなくて(ルックスは可愛かった) で、生まれ付き脳に障害があるブタと言われバカにされてばかりいる長男と、影の様だった・・という次男の弟、この2人のエピソードは、また更に見ていてズーンと気落ちする内容で・・・。特にアヒルのシーンとか・・・。 私なんかは、つい、あの3兄弟の母の気持ちで見ちゃうので、は~~っ・・・って感じでした。 ![]() 解説: 『さらば、わが愛/覇王別姫』『紅いコーリャンの』カメラマンとして名高いクー・チャンウェイの初監督作にして、第55回ベルリン映画祭審査員特別賞・銀熊賞受賞作。文化大革命が終わり時代が激変する中、田舎町に暮らすある家族の年代記を描く。奔放で感性豊かな長女役に、中国ではポスト“チャン・ツィイー”の呼び声も高いチャン・チンチュー。待ち望んでも開かない孔雀の羽のように、皮肉な運命に揺れる一家の姿がやるせない。 (シネマトゥデイ) 原題 PEACOCK/孔雀 製作年度 2005年 監督 クー・チャンウェイ 出演 チャン・チンチュー 、ファン・リー 、ルゥ・ユウライ 、フォアン・メイイン 、チャオ・イーウェイ |
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こんにちは!
おお~、大地の子、ご覧になられていたとはー!! そうそう。私もあの一心の役が印象にあまりについちゃってるので、他の役を見ても、どこか本当じゃない様な気までしてしまうという始末w でも「白い巨塔」の弁護士さんの役は、カッコ良かったっす^^ ちなみに別に彼のファンでもなんでも無いんですけれども。 隠れた名作「孔雀」を観た人がいてうれしくなりましたが、そうですか、あまり好きではありませんでしたか。
でも、あのパラシュートのシーン、あれはよかったですよね。これぞ映画という名シーンだったと思います。 ジョーさん、こんにちは!
TBがえしとコメント、ありがとうございます~(^O^) 見たい見たいと思いつつ、ミニシアター系の映画は、田舎に住んでいると、なかなか見に行けず・・・今回BS2で放映してくれて、やったー!!と、凄く期待しちゃったのもマズかったかもしれません(^^;) 人の幸せは、他人からは解らないとはいえ、あの家族、なんだか幸せそうには見えず・・・。どうもハッピーエンドものじゃないと、見終わった後、ず~んとなっちゃう性分なんですよ・・。パラシュート、私もやってみたいです。広~い場所で♪ latifa さん、こんばんは。
哀しみの色の濃いドラマでしたが詩的な表現がよかったなーと思います。 空を飛ぶものは軒並みツボなので、パラシュートはポイントが高かったです。 体験パラグライダーやパラセイリングはやったことがあるんですが、さすがに落下はしたことないです。 いつかやってみたいけど、ちょっと怖い、スカイダイビングー。 TBありがとう。
僕は自分のレヴューで最高点です(笑) 地方都市のこういう暗さとほほえましさが、なぜか僕のツボなんですなぁ。 かえるさん~こんにちは!
空を飛ぶ系、私も好きです♪ でも、な、な、なんと! かえるさんったら、体験パラグライダーやパラセイリングをやったことあるんですかー。それは凄い!! 私は、どれもまだ未体験です^^ kimion20002000さん、こんにちは!
>地方都市のこういう暗さとほほえましさが、なぜか僕のツボなんですなぁ そうですかー。kimionさん、すごく高得点つけていたので、なんだか、ちょっと気が引けたのですが、TBさせて頂いちゃいました♪トラバがえし、コメントありがとうございましたー^^ こんばんは、コメント・TBありがとうございました。
latifaさん的には今ひとつでしたか・・・。確かに親(特にお母さん)の視点で見ると、気が気でない場面が多かったことだろうと思います。それでもまあ、一番手のかかりそうに見えた長男が立派に独立したところが、救いと言えば救いかも知れませんね。 >どうもあの女の子の性格がキツいというか そうですね。ちょっとあの性格は・・・お付き合いの相手としても結構シンドイような気がしました(苦笑)。 椀太郎さん、こんにちは!
うむ~~なるほど!そうか、自分では気がつかなかったけれど、やっぱりお母さん目線でつい見ちゃってるんだろうな~って、はっとしました。 あの長男、思ったよりちゃんとしてほっとしたものの、私的には、前途多難な・・何か嫌な予感?があるんですよ・・・。 NHKの中国語講座で、以前紹介されていたことがあったんですね? 中国語は勉強していないものの、前に何度かチャンネルを変えてる最中、中国語講座を見たら、卓球の愛ちゃんが、流暢な中国語を話し、教えていて、ビックリしたことがあります。 |
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【映画がはねたら、都バスに乗って】
(2007/10/29 19:12)
{/hiyo_en2/}庭園美術館っていつ来ても穏やかな気持ちになれていいわよねえ。{/kaeru_en4/}こういうところにふさわしい映画だね、「孔雀」のような映画は。{/hiyo_en2/}どうして?{/kaeru_en4/}映画には二種類ある。美術品とそうでない映画と。「孔雀」はもちろん一級の美術
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
(2007/10/30 00:49)
羽を広げていない孔雀のようにとりたてて見向きもされないささやかな日常。そこに垣間見える美しさがある。中国、文化大革命後の1977年、地方都市で暮らす家族の物語。最初はただ"ベルリン映画祭銀熊賞"というものに惹かれたのだけど、その後に、この監督が 『さ
サーカスな日々
(2007/10/31 02:54)
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2006年 製作国 : 中国 時間 : 136分 公開日 : 2007-02-17~ 監督 : クー・チャンウェイ出演 : チャン・チンチュー、ファン・リー、ルゥ・ユウライ1977年、文化大革命が終わり、中国は新しい時代の幕開けを迎えた。だが、地方の小さな町に
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
(2007/11/23 23:11)
あらすじ落下傘部隊の将校に恋した姉知的障害がある気のいい兄小さな町を飛び出した気弱な弟。待ち望んでも開かない孔雀の羽の様に皮肉な運命に家族は揺れそしてまた寄り添っていく。1977年、人々は手にした事のない自由を持て余し、迷いながら、歩きはじめた。感想中..
犬儒学派的牧歌
(2007/11/28 20:20)
★監督:クー・チャンウェイ(2005年 中国作品) TV放映されていたものを録画して鑑賞。 ★あらす... |