「胡同(フートン)のひまわり」個人的に 泣・・ 
なんだか・・・あの息子が、自分の過去とかぶって思えるシーンが幾つか有り、そこは、つい感情移入して号泣してしまいました・・。
フートン
第一話(1976年)、第二話(1987年)、第三話(1999年)と、3つの時代を、胡同(フートン)地区の街並みと、この家族の変化を照らし合わせながら描いた、結構壮大?なお話。映画の尺は2時間強と少し長く、丁寧にじっくり作られている印象でした。4つ★
こういう古い街並み・・って、とてもソソられるものがある。北京のこういう下町がどんどん無くなって行ってるという現実、なんだかとても物悲しい・・・。

とにかく、あのオヤジの強引な子育て?はダメ過ぎ!特に第2話までは、オイオイ!そりゃ無いでしょ~!お父さん!の連続。でも、家の父とかなり似てたし、少年シャンヤンの性格も昔の自分と少し似てた・・・(-_-)。 
でも、あのオヤジ、猫のパラパラ絵やら、川でのシーンなど、彼の息子への愛情が解るシーンもあって・・・。ある意味、可哀想で同情の余地有りの人なんですよね・・・。文化大革命で強制労働に6年も行き、手をダメにして絵が描けなくり・・前の仕事にはもう就くことは出来ず、それでも倉庫係?の仕事を真面目にしてきても、いまひとつその努力が認められず、アパート選考になかなか当たらない。
友人の、譲ろうという申し出を、お断りするシーンは辛かったなぁ・・・。

で、解らなかった部分がありまして・・・。あのスケートの彼女が妊娠するのだけれど、相手はシャンヤン?それとも、その友人でしょうか?ボケたこと言ってスイマセン・・・。どなたか教えて下さい。 広州に3ヶ月だか行くって事で、行って帰って来たら妊娠してた、ってことは、友人と彼女が出来ちゃってたの? でも、その割にはシャンヤンとは交際してたみたいだし(別れましょうと、彼女が言うってことは・・)、でもシャンヤンの親が介入するって事から見ても、彼女の相手が、息子の友人だったら、そこまで立ち入るわけないし・・・。とにかく、何時、そんなことまでやっちゃってたんだ??と、ちょいとビックリ・・・。広州出発前には、もうやっちゃってたのかな?

で、このスケートの女の子(チャン・ユエ)が可愛い!キラキラした映像と、後ろで流れて来るピアノ音楽も、と~っても良かった♪ でも後半、全く同じ曲を何度も流し過ぎかな・・・?という気も少々してしまいました・・・

★以下、ネタバレです。白文字で書いています★
友人で、隣人のリウの死の後、「あと1手でお前は負けていた。こうなると知ってれば、詰まない手を指したのに・・・。私が仲直りのきっかけを作らせなかった。できれば”待った”をしたい」と、言うシーンには涙! そして、まさかお父さんが急に姿を消してしまうとは・・。こんな展開は他では見たことがないかも。最後に写るヒマワリ畑で、お父さん暮らしているのかな・・・。
最後に、あの息子も父になった。自分が親になって、初めて解ることがあるはずですよね。多分、あのかつての父の仕打ち等も、自分が親の立場になって、子育ての大変さがしみじみ解り、きっと許せる様になるんじゃないかな・・・と推察です。私がそうだったように。
以上
 
胡同(フートン)のひまわり (2005年映画) SUNFLOWER 向日葵
監督 脚本: チャン・ヤン
撮影: ジョン・リン 音楽: リン・ハイ
出演: ジョアン・チェン スン・ハイイン リュウ・ツー・フォン ラオ・リウ ワン・ハイディ シャンヤン

監督のチャン・ヤンさんの他の映画⇒「こころの湯」「心の香り」 感想と、(朱旭)大地の子
監督さんは、北京の胡同地区で育ち、本作は自伝的要素の強い作品だそうです。
【2008/01/20 20:02】  コメント(2) | トラックバック(2) | 中国・台湾映画
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コメント

こんばんは♪
寒いといいながら、こちらは6度ぐらいあって全然雪が降りません~。
このままじゃ一度も雪かきしないで終わっちゃうかも。
ま、そんな甘い冬はなかなかないですけどね。
これから降ったとしてもしれてるような気がします。


まずは先日の質問に関して忘れないうちにお答えいたします~(笑)
ETはダメでヨーダは大丈夫なワケ→→やっぱりSW自体が愛すべきバケモノだらけ(暴言!)だったので、その一環としてヨーダも許容範囲でした。あの頃の私は(っていうか今もだけど)スピルバーグよりもルーカスって感じだったの。ETが大人気になったときにあれを可愛いと思えない自分の感覚がおかしいのかとちょっと悩みました(笑)声はまことに可愛らしかったんだけどな。

で、この作品です。
あー、あの女の子妊娠してましたよね。
今となっては誰がパパだったのか全然記憶にない~~~(汗)
ゴメンネ~。
そっか、latifaさんはご自分に被る部分がおありになったのね。
>自分が親になって、初めて解ることがあるはずですよね
それはいつも思います。
ウチの娘も母親になったときに初めて私の言ってることの意味がわかるんだろうな~。
今はどれだけ口を酸っぱくして言ってもダメなことってあるわよね。


ところで、「息」をもうご覧になったのね!
まだ日本では公開されていないかと思ってました。
先日レンタル店に行ったら、「鰐」が置いてあったんだけど、やっぱり見るべき?
以前latifaさんがおススメくださった作品は全然見当たらなかったの(泣)
ミチ  【 編集】  URL |   2008/01/22 20:18   |  TOP ▲ |


ミチさん、今日も積雪無しかな・・?こちらは、うっすらと雪が降りましたよ♪
ヨーダの件、お返事ありがとうです。私ね、SWは大好きなのだけれど、80年代の3シリーズの、不思議な生物(一杯出てきますよね?)は、実はさほど好きって訳じゃないのです。ヨーダは好きなんだけれども。
1999年からの3作では、不思議な生物のかぶり物も、技術の向上などで、精巧に出来て全然気にならなくなったのだけれど・・・。

>スピルバーグよりもルーカスって感じだったの
 そうなんですねー!私ね、恥ずかしながら、ごっちゃになっちゃっていて、今、改めて2人の手がけた作品リストを見比べて見ました(^^;
ルーカスって、SW以外は、あんまり色々作っていなかったのね・・・。

スピルバーグはすんごい精力的に色々な映画を作っているのは知っていたのだけれど、最近のは、ちょっといまひとつなのも多い・・かな?

>ETが大人気になったときにあれを可愛いと思えない自分の感覚がおかしいのかと
 いやいや、そんなこと無いですよ。実際、あれ、可愛くないし(爆)
アメリカもののアニメとか人気のキャラって、不気味だったり、あんまり可愛らしくないのって結構多い様な・・・
実は、あんまりディズニーキャラも、他の人ほど、可愛い!って思ったことがないんですよ。(若い頃、ちょっと悩みました(-_-;))
最近ではリロ&スティッチとか若い子にも凄く人気みたいですが・・・
アメリカのキャラでも、スヌーピーは大好きだったんですけどもね・・。
と、また話が脱線しちゃいました。

きゃ~!ミチさん、もうあの女の子のお相手、忘れちゃったですか、それは残念!!

>ウチの娘も母親になったときに初めて私の言ってることの意味がわかるんだろうな~。
 そうなの!いつか娘が子供を持ったら、きっと私がして来たた事とか、ありがたく?思ってくれる日が来るかも♪と思うと、ちょっと嬉しい・・

でも、私、ちょっと変なのかな、あんまり孫欲しい!とか思わないんですよ。

この映画の中、自分に似た経験と言っても、妊娠騒動とか、「大」もらし・・とかじゃないですよ(^^; 念の為書いちゃいました。

「息」は、早く見たくて、英語字幕版のDVDを見ました。もう~英語が苦手だから、まいりました。でも主役のチャンチェンが一言も話さないので、助かりました(爆)

鰐かぁ・・・。これは、色々なギドク作品を見た後、〆として、見るってのが良い様な気がします^^
latifa  【 編集】  URL |   2008/01/23 18:34   |  TOP ▲ |


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映画『胡同のひまわり』
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ (2008/01/21 00:18)
原題:Sunflower/XIANG RI KUI/向日葵 フートンのひまわりは太陽に向かって力強く育つ、父親には文化大革命で強制労働に駆り出された厳しい背景、そして父と息子、家族の30年が綴られる・・・ 1976年北京の胡同(フートン)、9歳のシャンヤン(向陽:チャ


映画 【胡同(フートン)のひまわり】
ミチの雑記帳 (2008/01/22 20:01)
映画館にて「胡同(フートン)のひまわり」 近代中国の変動を親子30年の歩みに重ねた、チャン・ヤン監督の人間ドラマ。 胡同(フートン)とは北京の伝統的民家、四合院が立ち並ぶ路地の事。北京オリンピックを前に近代化のため姿を消そうとしている。 1976年から30年に...


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