「それでも生きる子供たちへ」 チロの・・
「それでも生きる子供たちへ」 7カ国の監督さんによる、オムニバス映画。
映画館で見たかったけれど、無理だったので、レンタル開始になってすぐ借りて来ました。
↓ブラジルの「ビルーとジョアン」 ↓ナポリの「チロ」の主役の男の子
sore ci
「タンザ」監督/メディ・カレフ(予告編に入っていた2001年作品「母をたずねて1800マイル」っていう映画を見たくなりました。アルジェリアうまれで、フランスに移住、スラム街で育った経験があるとか・・・)
ルワンダの少年兵の話、パチンコ飛ばしで遊んだり、学校に行きたかったろうにね・・。
友達が死んじゃった時、大きな銃に、確かロナウドのシールが貼られていました・・。
ルワンダの大地ってオレンジ色の土に緑が鮮やかで、平和な村だったら、さぞ美しいだろうにね・・。

「ブルージプシー」監督:エミール・クストリッツァ
「ジプシーのとき」の監督さん。実は悲惨なジプシーの家族のエピソードを、ジプシー音楽に載せて、重くなく、むしろコメディ色を入れて描くというのが共通してるかな。
主役の男の子が、とっても可愛い。刑務所暮らしの方が平和だなんて、それにしても、酷い父親だな!!

「アメリカのイエスの子ら」/スパイク・リー
「ちょっと色が白いから可愛いっていい気になって・・」(←ちょっと違うかもしれないけど)というセリフが結構印象に残りました。
両親ともHIVで、ヤク中の割には、まともな家に住んでいるが意外でした。家しか無いけどな!ってセリフがあったけど・・・。 夫婦げんかを聞いた限りでは、どうやら旦那がHIVをもらってきて奥さんにうつしたみたいだったけど、そりゃ~奥さんが怒るのも解るな・・・。

「ビルーとジョアン」/カティア・ルンド
私のお気に入りの作品「シティ・オブ・ゴッド」を作った方の作品と聞いて、凄く期待して見ました。(実際は、フェルナンド・メイレレスが監督で、このカティア・ルンドさん(女性)は共同監督に名を連ねているんですね)
この作品は、悲惨さよりも、断然子供の逞しさを感じました。オレンジ屋さんのエピソードが好き。

「ジョナサン」ジョーダン・スコット(娘)/リドリー・スコット(親子だそうです)
紛争地帯などの悲惨な写真を撮っている主人公。自分は彼らを何も救えない・・というジレンマに捕らわれています。奥さん?かな?が「誰も行きたがらない場所に行って、そこの現状を伝えるという役目を果たしているのよ」となだめるシーンから始まって、途中で子供時代にワープ、幻想的な方へ話しが行きます。 戦争孤児の子供達がみんなで力をあわせて共同生活している様子が見れて、希望があるお話ではありました。

「チロ」監督:ステファノ・ヴィネルッソ
ci2 ci3
最初のシーン、少年の横顔と手の影と前衛的な音楽、なかなかハイセンスな印象。
で、その少年が、かなりのハンサムだ!。目元が凄く印象的、「ぼくは怖くない」の男の子といい、イタリアの少年は、ドキッとするほどの子がワラワラいるなぁ! 途中友達に「ゲイになるなよ」って言われるシーンがありましたが、あの遊園地でボスに会いに行った時、友達を置いて彼とボスだけが裏に行った時、やられちゃうんじゃないのか!?と、えらい心配をしましたが、それは取り越し苦労だったようでした。この少年の名前をあちこちネットサーフィンして探したのだけれど、解らずじまいでした。
監督さんもやっぱりそういうイタリアの貧困地域出身で、少年時代自分の回りでイヤという程見てきたことを参考にして作りあげたそうな・・・。

「桑桑と小猫」ジョン・ウー
あのジョン・ウーの作品のわりには、昔のチェン・カイコーっぽい作品だった。
あのおじいさんが、死にそうな気がしてたよぉ~。鉛筆拾う時に、やばいっ!と思ったら、やっぱり・・・(T_T) ラストは、ええっ?!と思ったけど、ひとまず安心しました。
子猫は、おじいさんが溜めてたお金は、一人で生活するのに使い果たしてしまったのかな・・・学校に通いたくても通うことさえ出来ないという子供が世界中に一杯いること、日本の私たちは頭の片隅にいつも忘れずにいなくちゃいけないな、、、。

ALL THE INVISIBLE CHILDREN/LES ENFANTS INVISIBLES 製作2005年
【2008/02/24 17:20】  コメント(6) | トラックバック(3) | 国籍微妙・他国
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コメント

こんばんは♪
こういう映画を見ると、自分の子供の時は何も考えていなかったけど本当に幸せだったな~と思うの。
でも、平和が長すぎる代償なのかしら、この映画の中の子供たちには無い精神的な苦痛とか脆さとかが今の子供たちにはあるよね。
食べる事に汲々とする子供たちも本当にかわいそうだけど、お腹は満たされているのに何か空虚な心を抱えているのも別の意味で可愛そうというか・・・。
いろんなことを考えさせられる映画でした。

「ノーカントリー」とか「マイ・ブルーベリー・ナイツ」をいち早くご覧になってて羨ましいな~。
ミチ  【 編集】  URL |   2008/02/25 22:15   |  TOP ▲ |


こんにちは♪
遅くなりました;

子供達の姿に本当に胸をうたれました。小さな体にこんなにも苦しい思いを抱えて日々過ごす彼らに同情し、でもそんな同情なんかいらないほどに私などよりも生きる力に溢れているんだろうなって思ったり。
その反面、私達は本当に恵まれた環境にいることをもっと噛み締めなくてはいけないんですよね・・・。
こういう形でいろんな監督さんの視線を見る事ができる事って幸せです。
ビルーとジョアンの2人、すっごく好きです。笑顔がかわいいですよねん♪チロも何気にあと10年後が楽しみだったりする。笑
シャーロット  【 編集】  URL |   2008/02/26 12:14   |  TOP ▲ |


ミチさん、こんにちはー。
ほんとよね・・・。こういう映画を見ると、まだまだ日本は私たちの小さい頃でも今も、とりあえず寝床と食事には不安がなかっただけ、恵まれていたのよね・・・。

>でも平和が長すぎる代償なのかしら、この映画の中の子供たちには無い精神的な苦痛とか脆さとかが今の子供たちにはあるよね。
 その通りだわ~。私もそれは常々思う・・・。物に恵まれて平和な国の子供が必ずしも幸せってことは無いのよね。だって、子供の自殺率って、日本とか先進国の方が 高そうだし・・・。

「ノーカントリー」とか「マイ・ブルーベリー・ナイツ」、ミチさんの感想が待ち遠しいな!楽しみにしています★
latifa  【 編集】  URL |   2008/02/26 16:45   |  TOP ▲ |


シャーロットさん、こんにちは!
このところ、産まれた環境によって、暮らしぶりや人生が決まってしまう・・というか、なんというか・・・
そういう系の映画ばかり立て続けに見てるんです。
よく人の人生は、不幸と幸せの量ってみなだいたい同じとか言われるけど、少なくとも、産まれた環境や両親がどういう人なのか?って事で、大きく左右されますよね・・・。子供の頃は、特に・・・。

ビルーとジョアンの2人、家の子供にあの逞しさを分けてあげて欲しいです・・。
>チロも何気にあと10年後が楽しみだったりする。笑
 ほんと、ほんと!でも、その頃までに元気でいると良いのだけれど・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2008/02/26 16:49   |  TOP ▲ |


latifa さん,コメントありがとうございました。
チロ役の男の子,私も「ジュード・ロウ」みたい・・・とチェックしましたよ。
新人の監督さん?確かに,音楽の使い方とかが斬新で,とてもセンスがよかったですね。
「ブルー・ジプシー」も,悲惨なお話なんだけど,何ともいえないブラック・ユーモアみたいなのも感じて,奇妙な魅力が。あの男の子も可愛いですね。

義務教育じゃない国ってたくさんあるんだなぁ,と驚きました。
日本って,つくづく貧富の差がなくて恵まれた国ですね!

なな  【 編集】  URL |   2008/05/27 00:05   |  TOP ▲ |


ななさん~職場でみなさん優しく手をさしのべて?下さる様で、良い会社にお勤めされていて良いですねー!!
そうです、時には手伝ってもらって、何でも一人で抱え込んで頑張りすぎない様に・・ですね^^♪

で、ありゃ~~またTBダメでしたか。スイマセン!でも、また懲りずに今後も飛ばし続けますぞ。

そうなんですよー、この映画、可愛い男の子が数人出て来ていて、目に嬉しかったです(爆)
 こういう映画を見ていると、日本も色々問題はあるものの、他の国よりはせっぱつまってない(生死の問題にまでは直面してない)事を感じますよね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2008/05/27 09:01   |  TOP ▲ |


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