いや~面白かったです。4つ★半 私はこういう映画はかなり好き!
お話は非常にシンプルで、メラニーがアリアーヌに復讐するという話なのだけれど、主人公の2人の深層心理をずーっと追う感じで、しかもハラハラドキドキする緊張感がずっと途切れることはなく続き、映画がそもそも1時間20分程度という短いものなので、濃密で凄く良かったです。 この2人の女優さんが、それぞれ演技も、役柄的にも、ブラボ~~!でした。 ![]()
セレブなピアニスト、アリアーヌのファッションの素敵さ、多分50歳近い年齢なのだけれど、いや~ベージュっぽいパンツスタイルやコートや柔らかい素材のカシュクールワンピなど・・、品が良くて似合っている。お洒落してます!って力入ってる感じもなく、ギラギラさせてもいないのに、なんというかセンスが良く、体だって若干たるみが入ってるのに、年相応に素敵なのですよ。あちこち手直しして、若作りしてどうだ!みたいのが無いのですよ。この女優さんが出演している「地上5センチの恋心」も見たいな~って思っているんですが。
かたやメラニー。アリアーヌとは対称的に(わざと、そういう意味で、この女優さんを選んだのだよねきっと)ムチムチはち切れそうなほど健康的・肉感的な若い女性。白いもち肌が白桃の様でソソられる。なんか同性ながらも、このおっぱいを、むぎゅっとしてみたい!と思ってしまう(変態でしょうか?)。水着姿や胸の開いたドレスは凄いっす。それにしても、足が太いのよね(爆) この女優さん、タルディエンヌ兄弟の映画、「ある子供」の主役の女の子を演じた女優さんだったんですね。 ★以下ネタバレです★ 白文字で書いています。 チェロのおじさんが衝動を抑えられなかったのも解らないでもないw しかし怖かった~! で、この映画、一つだけどうしても引っかかるのが、メラニーがたった一回、あの失敗だけで、ピアニストへの夢を諦めてしまった・・というのが、どうして?!と思ってしまうんですよ。もしかしたら、ピアノを続けるのにはお金が凄くかかって、ご両親に負担をかけたくなかったから、この試験にメラニーは賭けていた。もしダメならスッパリと夢を諦めようと自分の中で決めていたのかな。 それにしても、試験の失敗の原因を、アリアーヌがサインをしてメラニーの気を散らせたから、というのは、責任転嫁し過ぎじゃないか?と思うんですね。その事をずっと根に持って、大人になって復讐するってのは、ちょっと怖すぎじゃないの?って思うのですよ。もしも、もっとそりゃ根に持つのももっともだわ!って理由があったなら、5つ☆だったんだけど^^ でも、まあ、少女時代からして、自分の失敗のはらいせに、他の子がピアノ弾いてるのに蓋を閉めるというとんでもない事をやらかすメラニーだった事からも感じられる様に、危険な思想の子だったんだろうな。 以上 LA TOURNEUSE DE PAGES 2006年 フランス映画 監督 脚本: ドゥニ・デルクール 音楽: ジェローム・ルモニエ 出演: カトリーヌ・フロ デボラ・フランソワ パスカル・グレゴリー グザヴィエ・ド・ギュボン |
クラシックものの映画が次々出て来る昨今ですけれど、まさか譜めくりストが主人公の映画が現れるとは想いませんでした。(詠嘆)
思いっきり斬新な視点ですね。 面白かったですか。(^ァ^) 近日公開のようですね。 我が家の近所でやるかなぁ・・・・ もとよしさん、こんにちは!
そうそう、そうなんですよ。私も、この「譜めくり」っていうのには、あっと思いましたよ。クラッシクもの、音楽もので、今までこういう脇の仕事にスポットが当たったのって無かったですよね。でも実際は「天才的な譜めくり師」って内容ではなくて、女性同士の深層心理?に、譜めくりというのがかかわっている・・・って映画です。 私は面白かったのだけれど、世間での評判はいかに?^^ こんにちは~
>なんか同性ながらも、このおっぱいを、むぎゅっとしてみたい!と思ってしまう(変態でしょうか?)。 いやいや、わかるわ。わたしもそう思ってしまいました(笑) 妙な色気がありましたよね、この子。 たったあれだけのために復讐しにくるって怖いよね… 理由の件なんですけど、最初の方にパパが 「もし落ちてもレッスンは続けていいぞ」 とか言っていたじゃないですか。 だから、最初は両親との間では「落ちたら諦める」と言うことになっていたのでしょうね。 パパは、趣味として続けることは許してくれたけど、メラニーとしては趣味にしてしまいたくなかったとかあったのかなーと思いました。 TBさせてねー。 わ~~~い!ヾ(≧∇≦)〃りおさん、嬉しいなっ!
この映画について誰かと感想を話すのは、りおさんが初めてです☆ りおさんのレビューも今拝見させて頂いて、うん、うん、そうそう!って同じに思う処一杯で、嬉しかったです。 で・・・変態って訳じゃなさそうで、少し安心しました^^ >「もし落ちてもレッスンは続けていいぞ」 とか言っていたじゃないですか。 だから、最初は両親との間では「落ちたら諦める」と言うことになっていたのでしょうね。 ↑なるほど!!そうでしたね。そうか~!と、今更納得。 こんにちは~♪
いよいよ週末から弟家族が来たりして忙しくなりそうです。 今は嵐の前の静けさかな。 主人公の女の子はやっぱりちょっと異常なところがあるわよね。 もちろん、そういう異常さがあるからこそ映画の題材になってるんだけどね(汗) かなり綿密な計画を練って、行動に移すなんて、普通のやわな人間だったらそこまでモチベーション保てないと思うわ。 ピアニストの方だけでなく、家族そのものを崩壊させてしまうなんてちょっとやりすぎじゃないの?って思っちゃった。 ミチさんち、お盆は弟一家とオリンピック観戦かな?^^
お客様が来るとなると、お布団の用意だって何客かセットで準備しなくちゃならないし、大変ねー!!暑いし、、無理をしないようにがんばって下さい☆ ところで、映画と全然違う話でゴメンなさい(^^; CMさがして頂いちゃったなんて、ゴメンなさい!そうそう、これなの。あのね27才のは前髪があるでしょう?私はミチさんの足フェチと同様にデコフェチなのw それで、おでこから生え際orデコから鼻へのラインにとてもソソられるので、ああいうデコ出しの髪型が大好きなの。 ここ数年、前髪が長かったり、オデコが見えないヘアスタイルが主流でしょう?淋しくて・・・。 こんばんは!
いやー,ちょい地味ながら,私もこの手の作品はツボでございますのよ。 おフランスの女性って,お洒落だし, 「オンナです!」って気合いが入ってますね~,いくつになっても。 メラニー,魅力的で純真そうな外観とは裏腹に、なんともクールで怖い女でした。 私も彼女の復讐は逆恨みっぽく思えたけど 一度だけの挫折で夢をあきらめたことといい, オール・オア・ナッシングの極端な性格なのかしら??と思いました。 う~む,しかしこの映画, 「自分は気がついてなくても,誰かに恨まれてるかもしれない・・・」 という怖さを感じましたね。 オールドボーイを少し思い出しましたよ。 ななさん、こんにちは☆
TB今回は平気かなぁ~ そうそう、ななさんちで読んで、そのとおり!と思ったのは「復讐心や粘着質な根性を、ピアノをもう一度がんばる・・って方に向けたらきっと・・」って処。そのとおりだわ~と思ったわ。 でも人間って、悲しいかな、マイナス方面にはパワーが出るんだけど、プラス方向にはなかなかがんばれなかったりするのかな(^^;) ぷふふ。 凄く感動!とかって作品ではないかもしれないけれど、私はコレ、かなり気に入ってる映画です☆ 私もこの努力をもっと別の方に向ければ良かったのに・・と思いました。
ここまでするのはすっごく大変だったでしょうから。 多分彼女の青春時代も、”普通”とずいぶん違ってたでしょうし、 あの少女時代の失敗の日から、ず~~~っとこんなことを夢見て・目標にして 頑張ってたのかと思うと、彼女のここまでの人生っていったい・・・と思ってしまいました。 それと、まぁ映画だからこれで良いんですが、自分がこうすれば 相手はこうする、って読めるものなのかな?とそのあたりはちょっと疑問だったりしました。 でも、こういうタイプの恐~い話は 好きなので、かなり楽しんで見ちゃいましたけどね(^^ゞ あ、そうそう!!! 私もデボラ・フランソワって綺麗だし、胸は素敵だし(私も触って見たかった?!笑) アップになるとそばかすあるな、と思ったけど、綺麗な肌だったし、 でもです、足が・・足が・・(^^;;) これ、記事に書こうと思って忘れてたわ、私(笑) 特に足首の太さがすっごく気になって気になってしょうがなかったです(^^;;) 私も人のことは言えませんが(^^;;) それでも、足全体があの太さだったら 足首もうちょっと細くなきゃおかしいでしょ~・・なんて突っ込み入れてました(笑) ・・と、なんだかんだ書きましたが 恐ろしくも楽しめたし、こういう映画好き~!と思ったのでした^^ メルさん、こんにちは~。
そうなんですよねー。まあ、映画だからしょうがないっか・・・とは思いつつも、メラニーの思うがままにあの一家の面々がそれぞれ罠?にズボズボはまってくれちゃって、思うつぼじゃないかぁ~と、結構都合良すぎーとは思いましたw 足の太さに反応して下さって、ありがとう~!!そういや、前の記事でですが、メルさんちの「トゥヤーの結婚で、良い妻の条件に足の太い女性が・・うんぬん・・・」で、笑ってしまっていました^^ いやぁ~太ももが太いとか全体的に太いとか、そういうのは気にならんのですが、この女優さんの場合は、なぜか足だけが気になる!のですよ(^^;) 自分の事は棚に上げてですが、妙に女優さんは足が細くなくてはいけない!と思う処がありまして・・・(^◇^)たはは。 でも、彼女の場合は、足の太いの以外は、あの胸にしてもお肌にしても、なかなか凄く魅力的ですよね~。 latifaさんと全く同じ感想を持ちました!
メラニーの動機が弱いんですよねえ…。もっとはっきりアリアーヌに非があるような描写が欲しかったです。 復讐に突き進む彼女が危険な思想を持った子だったから、と解釈するところも同感、さらに彼女のおっぱい触ってみたい!と思うところさえ同じです(笑)。あ、もちろんあのおじさんと同じ末路は辿りたくないので同意の上ってことで(笑)。 雰囲気はとても好みの作品でした。女優二人の存在感が凄いですよね。 リュカさん、こんにちはー!
そーーーーなんです(^○^)私もリュカさんのレビュー見て、同じっ!!と、すごく嬉しかったんです☆ そうそう、残念な所も同じですよね。 で、おっぱいを~の処も同感してくださって(^^ゞ あのオジサン、アタタタタ!!!あわれでしたね^^ |
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ラムの大通り
(2008/03/31 23:31)
※映画の核に触れる部分もあります。カンの鋭い人はご注意を。
※ 鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
(原題:La tourneuse de pages)
----『譜めくりの女』って変なタイトル。
しかも“女”っていうのもイヤな響き。
いったい、どう
epiphany
(2008/04/06 07:23)
【英題】The Page Turner
【邦題】譜めくりの女(2008年4月19日公開)
【あらすじ】物静かな少女メラニーの夢は、ピアニストになること。しかし、コ...
描きたいアレコレ・やや甘口
(2008/04/26 17:19)
最近、女同士モノって多くありませんか?\"男同士\"は日夜追求している腐った管理人ですが(笑)\"女同士\"は、何故か、動揺してしまいます...。
...
映画三昧、活字中毒
(2008/04/26 19:40)
■ シネスイッチ銀座にて鑑賞譜めくりの女/LA TOURNEUSE DE PAGES
2006年/フランス/85分
監督: ドゥニ・デルクール
出演: カトリーヌ・フロ/...
ダイターンクラッシュ!!
(2008/04/27 22:11)
4月26日(土) 14:40~ CINEAMUSE WEST 料金:1500円(シネカノン会員更新) パンフレット:700円 『譜めくりの女』公式サイト 「うた魂♪」で、譜めくりを知り、見ることにした。 なんと復讐ストーリー。 ただ主人公の娘が陰湿で粘着体質っぽいので、カタルシスが...
Aspiring Bobby-dazzler Starlet
(2008/05/04 00:40)
製作年 : 2006年
製作国 : フランス
主演;カトリーヌ・フロ 、 デボラ・フランソワ
少女メラニー。彼女はピアニストを目指して入試を受けに行った。
その時審査員だった有名ピアニストのマリアーヌの無神経な行動にがっかりし、
演奏が上手く行かず、入試に失敗。ピア
KINTYRE’SDIARY
(2008/06/01 22:23)
41.譜めくりの女■原題:LaTourneuseDePages■製作年・国:2006年、フランス■上映時間:85分■鑑賞日:4月20日、シネ・アミューズ・イースト(渋谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:ドゥニ・デルクール□脚本協力:ジャック・ソティ□製作...
☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2008/06/05 19:43)
『あなたがいないと、だめになる』
コチラの「譜めくりの女」は、夢を絶たれた少女がその原因を作った女性への執念深い復讐を描いた4/19公開のサスペンス映画なのですが、観て来ちゃいましたぁ~♪
主演は、「地上5センチの恋心」のカトリーヌ・フロ、「ある子供
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
(2008/06/30 00:56)
人気ブログランキングの順位は?
あなたがいないと、だめになる
パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
(2008/06/30 22:57)
ピアニストの栄光と破滅の鍵を握る“譜めくり”__女たちとピアノの間に流れるのは、愛と憎しみの旋律。
“譜めくり”とは、ピアニストの横で、曲の進行に従って楽譜をめくる役回り。単に譜面をめくるだけでなく、演奏の邪魔にならないように、適切なタイミングが求めら...
Memoirs_of_dai
(2008/08/06 07:23)
無表情でやる復讐
【Story】
かつてピアニストを目指す少女だったメラニー(デボラ・フランソワ)は、ピアノの実技試験中、審査員の人気ピ...
ミチの雑記帳
(2008/08/07 16:47)
映画館にて「譜めくりの女」
クラシックの世界を舞台に2人の女性の愛憎を描いた心理ドラマ。
おはなし:ピアニストを目指す少女メラニーは、ピアノの実技試験中、審査員の人気ピアニスト、アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に動揺してミスを犯し、ピアニス
虎猫の気まぐれシネマ日記
(2008/10/31 23:55)
とても静かに進行する復讐劇。ヒステリックに相手を面罵するシーンも,流血の惨事もないのに,物語の底に一貫して流れる,復讐者の女性の秘められた怨念と,復讐への強靭な意志に,じんわりと鳥肌がたつ。いやー,怖い物語だ。でもこういう話,かなり好きだな…。 あらす
心の栄養♪映画と英語のジョーク
(2008/11/03 07:28)
物静かな少女メラニーの夢はピアニストになること。その実現に、並々ならぬ情熱を注いできた
彼女だったが、コンセルヴァトワールの入学試験で、審査員を務める人気ピアニスト、アリアーヌ
(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に心を乱され、散々な結果に。これによって夢...
菫色映画
(2009/01/07 23:02)
譜めくりの女 デラックス版 [DVD]カトリーヌ・フロ, デボラ・フランソワ, パスカル・グレゴリー, ドゥニ・デルクールジェネオン エンタテインメント 2008-10-24by G-Tools
少女はあの日にピアノの蓋に鍵をかけた。
成長した彼女は、ピアニストの傍らで譜をめくってい...
MESCALINE DRIVE
(2009/06/08 05:05)
楽器はピアノはおろか小学校時代に習った縦笛からして不得手な私。ピアニストの繊細な神経を理解も実感もで...
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
(2009/11/15 10:19)
あらすじかつてピアニストを目指す少女だったメラニー(デボラ・フランソワ)は、ピアノの実技試験中審査員の人気ピアニスト、アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に動揺してミスを犯し、ピアニストの夢を絶たれる。その後、アリアーヌに再会したメラニーは演奏...
シネマな時間に考察を。
(2010/04/03 22:01)
ピアニストは“譜めくり”に全ての身を預ける。
果てしなく無防備なまでに。
そして“譜めくり”はそんなピアニストの心を操る。
それは過去の日の復讐の旋律・・。
『譜めくりの女』 La Tourneuse de Pages
2006年/フランス/85min
監督・脚本:ドゥニ・デル... |