リオの貧民街区ファベーラを舞台にした映画といえば、あの『シティ・オブ・ゴッド』。その「シティオブゴッド」の監督であるフェルナンド・メイレレスが製作に回り、監督はテレビシリーズ版の「シティ・オブ・ゴッド」を手掛けたパウロ・モレッリが担当。主役の2人は、それぞれ「シティオブゴッド」に出演していた俳優さん。
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基本は、少年2人の友情話なのだけれど、それだけではなく、このブラジルの貧民街に暮らす人々の暮らしぶり等も描かれている。戦争が始まると(抗争の銃声が聞こえると)、ここに暮らす人達は家や店のシャッターを降ろす・・・。
そして、居場所が無い少年がギャングに参加し、悪に手を染めて行ってしまう経緯がとても良く解る・・・。親がいない子供のこと、そして赤ん坊を抱えて途方にくれる若い親達・・・。 内容は違うものの、どこか、南アフリカの「ツォツイ」を連想する部分もある映画でした。でも見終わった後味は悪くないです。4つ☆ これがブラジルが舞台で、ポルトガル語、ブラジルの音楽・・というのがソソられてしまう・・・。 さて、もう記憶が薄れてしまって、主役の2人が、かつてシティオブゴッドに出演していたと言われても、一体どの役の人だったのか?と思い出せず・・・。調べてみたら、体格の良い黒人のアセロラを演じたのは、「シティ・・」で、幼少時代のリトル・ダイス(⇒大きくなってからはリトル・ゼ)を演じたダウグラス・シルヴァ。悪ガキ3人組が揃って強盗に参加して、ピストル片手に怖いもの知らずというか、残虐というか・・・怖ろしい子供を演じたあの子ですよね? (違ってたらご指摘して下さい) ![]() そして、父がみつかるラランジーニャは、「シティ・・」では、ステーキ役。(リトル・ゼが、万引きなどの悪行を働くガキ集団を懲らしめるために、二人の子供を捕まえて、「どっちか一人撃ち殺せ」と命じられ実行した子)を演じたダルラン・クーニャ。 この子のことは、あんまり覚えてないけれど(エピソードは覚えてる)、前者のアセロラ役の俳優さんって、シティ・・では、まだ少し幼さが残っていたのに、すっかり大きくなり、体格も良くなって・・・。 他にも、ギャングのボス(ファベーラ風ブラピ? ちょっとカッコイイルックス)のマドゥルガドを演じるのは「シティ・・・」で犯罪者カベレイラを演じた(どんな役だったっけか?忘れちゃった!)ジョナタン・ハーゲンセンという人だそうです。 ![]() 原題: CIDADE DOS HOMENS/CITY OF MEN 2007年 監督: パウロ・モレッリ キャスト ダグラス・シルヴァ ダルラン・キュンハ ダルラン・クーニャ (内容・あらすじ) スラム街ファヴェーラ。その丘の1つで、ギャングの抗争が起こっていた。そこで幼い頃から本物の兄弟のように育った2人―2歳の息子を育てるアセロラと、父親を知らずに育ったラランジーニャ。2人が18歳になる年、長い間行方不明だったラランジーニャの父親の行方が解り・・・ ⇒シティ・オブ・ゴッド CIDADE DE DEUS の感想 |
こんばんは!
わぁ~コレ、ご覧になったんですね! こちらにも多分秋頃来ると思うんだけど、実は前の「シティ・オブ・ゴッド」にハマりまくって、後にTV版のまで見て、で、やっと今年「シティ・オブ・メン」公開!って聞いて、今からワクワクしてるんですが、主人公がアセロラ達だとは知りませんでした~! 彼ら(アセロラとラランジーニャ)はTV版「シティ・オブ・ゴッド」の主役だったけど、その時はまだ15歳くらいだったので、彼らの成長振りも楽しみです・・と言いつつ・・ えっ?アセロラに子供がいるの?ええっ?いつの間に?(ビックリ~) あ、アセロラ役の俳優さんの説明、合ってます~あの残虐なリトル・ダイスでした。(^^; で、ラランジーニャ役の子の説明も合ってるんだけど、今はダルラン・クーニャって読まれてるんですね。前はダーラン・カンナーだったので、一瞬あれっ?って思いました。 でも二人共可愛いかったでしょう?・・と言うのも言い方が変?いやぁ~なんか愛着あって・・(^^ゞ ラランジーニャなんて、結構ハンサムだもんね~。 あの、「・・ゴッド」の時のカベレイラ(ベネの兄です~警察に撃たれた・・)の俳優も好きです~(^^ゞ ファヴェーラ風ブラピ!(≧▽≦)イイわ~この言い方! と、まだ観てもないのに、機関銃トークすみません。(^^; また観たらハマりまくってコーフン状態になるかもしれませんが、その時はテキトーに宜しくお願いします。(笑) tsurubaraさん、こんにちは!
tsurubaraさんは、アセロラとラランジーニャ主演のTV版までもをご覧になられているのですね~!!いいな~、それ、とっても興味あったのですが、地上波では放映してなくて(スカパーとかでは今年の春だか放送になったらしいですね・・)、レンタル屋さんにも並んでないし・・・。 いや~そういう2人の経緯を見てから、この作品見たら、もっと感動しちゃう気がします。いいなぁ~! >ラランジーニャ役の子の説明も合ってるんだけど、今はダルラン・クーニャって読まれてるんですね これは、どっかヤフー映画とか、何かから、見て、そのまま持ってきただけなので、ゴメンなさい!もしかして、間違ってたりして・・・。 公開近くなったら、また再度チェックしてみます(今、夏ばて中でチェックする気力無くて・・・たははは・・) >カベレイラ(ベネの兄です~警察に撃たれた・・)の俳優も好きです~ 私もですよ^^ それにしても、tsurubaraさん、お詳しい!!ご覧になられた後、また是非tsurubaraさんちでお話しましょう♪ latifaさん、こんにちは。
『シティ・オブ・ゴッド』に衝撃を受けたので、『~メン』も休みを利用して観てきました。 『~ゴッド』ほどの衝撃はなかったものの、ファベーラでの現状はリアルに伝わってきたかなと。ただ、ひとこと言いたい「男どもよ、働け!」と(笑) ちなみにアセロラって、リトル・ダイス役の子だったんですね。あまりに体格がよくなってて全くわかりませんでした(笑)男前度はララジーニャ役のほうが上のような気がしました。 GAKUさん、こんにちは!
夏休みを利用して映画ですね~^^ 暑い中の映画館は涼しいし(寒い処もある) まだどなたとも、この映画のお話をしていなかったので、とても嬉しいです! >「男どもよ、働け!」と(笑) 私も実は思ってました。なんでこういう奥さん(女子)が働いて男がゴロつく・・っていう風潮があるんだろう・・。ジャマイカとか、確か南イタリアの方とかメキシコも、若干そんな感じみたい・・・っていうのを見聞きしたような・・(定かではないです) キリスト教のラテンの国の傾向でしょうか? そうなんです。誰が以前の誰だったのか?見ながら全然解らなくて、映画を見終わった後に調べて、え~!ほ~!と驚いています。 latifaさん☆
おはようございます けっこう前に観られてたんですね! あれぇ、、、そうかぁ、、、 キャストもゴッド~の方に出てた子ばかりだったんですね~ そうなるとまた比べてみたくなっちゃうなぁ(笑) 2作合わせて観たい作品ですよね! migさん、こんにちは!
そうなんですよ、私もゴッドの方の誰が、この映画の誰なのか調べずに見てしまったので、ちょっと後悔です。 この映画を見る数日前に、復習かねて、ゴッド~を見て、キャストをチェックしてから見れば良かった~。 latifaさん、おはようございます。
やっとこれを観て来たのでご報告~(^^ゞ やはり「・・ゴッド」ほどの衝撃はなかったものの、彼らの明るさ逞しさに思わず目を細めてしまう、いい作品でした~。 でも、そう言えば、男ども、あんまり働いてなかったね~(^^;主夫のが多いお国? 舞台のファヴェーラはしっかり海が望める絶景で、お金はなくても気分だけはリッチになれそうな所でしたよね。 tsurubaraさん、こんにちはー!
おお~ご覧になられたんですね^^ さっそくtsurubaraさんちにお伺いして感想拝見してきま~す☆ やっぱり、「・・ゴッド」は初見だったのもあって、インパクトが大きかったのもあったのか、衝撃度が凄かったですよね・・・。 そうそう、舞台のファヴェーラの丘の上から見下ろす海が青くてねー。 暑い、イヤになるほど暑い・・とか、そんなことをみんなぼやいてましたが、傍目には、なかなか素敵な風景に見えちゃいましたよね♪ latifaさん、こんにちは~♪
これ、ゴッドの方見てないし、どうしようかな~・・でも見たいなぁ~・・と ついつい新作のところに並んでるのを手に取りました^^ でも、ゴッドの方を見てなくても楽しめた・・というか良い映画だなぁって思いました。 ゴッドの方は凄いバイオレンスがある・・というのを聞いていたので、来れもそんな感じかなって思ったし、DVDのジャンルも犯罪バイオレンスになってたし、もっともっとバイオレンスかと思ったんですが、思いの外人間ドラマがしっかり描かれていて、とても好感が持てました。 男の友情物に弱いので、これもまたすごくあの二人の友情が良くて、それに父親のこともあったし、最後には希望があったし、見て良かった~と思いました。 そうそう、ギャングのボス、言われてみればブラピにちょっと似てましたね^^ かっこいいわ~・・と思って見てたんです(^ー^* )フフ♪ 「黒いオルフェ」(古!!!)を近年になってやっと見て、その時と同じような風景が見れたこと、それにその時も思ったんですが、ああいった丘の上の方が、普通は山の手でリッチな人が住んでるのが常(?)ですが、ブラジルのあそこは違うんだなぁ~・・とまた今回も思いました。 あの丘から見える下界(?)の高層ビル群が並んだ、多分彼らよりもリッチな人たちが住んでいたり働いていたりするだろう場所との対比がまた良かったです。 メルさん~こんばんは!
メルさんち行って、あっ!記事ある~と発見して見つけておりました^^ 後でTBさせてもらおっと・・と思ってたの。先を越されてしまった^^ ブラジル映画ってなかなか普段見れないから、それだけで興味ソソられるわ~。シティオブゴッドは、是非是非見て~~!!私は、インパクトが凄かったです。この映画も面白かったけど、やっぱりシティ~にはかなわないって思っちゃった・・・。でもシティ~を見てなくても、単独でこの映画見ても全然問題無く見れますよね。 コレを見た後、シティ~を見ると、どんな風な印象かな?って凄く興味があるの。しかも、コレに出てた男性が、シティ~でも出ていて、数年前だから、まだ少年だから、楽しめるかも。同じ人物なんだ~?ってメルさん、驚くかな^^ 黒いオルフェは、昔見たことがあったと思うんだけど、いかんせん、記憶が・・・(+_+) そうか~あれと同じような風景が出てたんですね。 普通は高台といえばお金持ちが・・って思いますよね? そういや韓国でも不便な高台に貧しそうな人が住んでるのを映画かドラマで何度か目にしたことがありました。でも、高台にお金持ちが住んでるってのも見たことがあったと思うのね、だから高台でもその高台の場所によって、違ったりするのかな・・・?? latifaさん、こんにちは!
ゴッドに比べるとかなり地味な印象だけど、 ブラジルの現状はしっかり描かれてましたね。 私もスラムの子供という事で「ツォツィ」を思い出しましたよ。 ラランジーニャはゴッドではステーキだったんですね。 そう言われてみると、そうだったと思い出しました! 私はベネの少年時代の子だと思って記事に書いてしまったので、 訂正しておかなくちゃ。 2016年のオリンピック候補地にリオデジャネイロがあるけど、 ファベーラが近くにある危ない所は絶対にダメですよね~ YANさん、こんばんはー!
> ゴッドに比べるとかなり地味な印象だけど、 そうなのよね・・・。やっぱり前作と、どうしても比較しちゃうのよね・・・ これはこれでなかなかの出来だとは思うんだけれども。 > 私もスラムの子供という事で「ツォツィ」を思い出しましたよ。 やっぱり?! あちらも、こちらも、産まれた家によって、もう将来が決まっちゃう・・・みたいな部分がありましたよね・・・はぁ~~っ・・・ > 私はベネの少年時代の子だと思って記事に書いてしまったので、 私もなの!最初そう思って、記事を書いて、途中で書き直したんですよ~^^ > 2016年のオリンピック候補地にリオデジャネイロがあるけど、 > ファベーラが近くにある危ない所は絶対にダメですよね~ アワワ・・・ それは、、、実現出来るんでしょうかね・・・。 そういや、ツォツィの南アフリカで、次回開催されますが、どうやら治安が酷いらしく、移動やセキュリティがすんごい大変とか・・・。 |
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Prototypeシネマレビュー
(2008/08/16 00:45)
─ 常に危機感のある世界を生きる強さ ─
2002年、ブラジルの貧民街で少年達のギャング抗争を描いて話題になった作品『シティ・オブ・ゴッド』。その流れを受けて、再びフェルナンド・メイレレスが製作に携わった作品がこの『シティ・オブ・メン』です。ミニシアターで...
我想一個人映画美的女人blog
(2008/08/17 09:32)
1960~1980年代にかけてのリオデジャネイロ、貧困にあえぐスラム地域を舞台に、
強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が
実話を基にして描かれたフェルナンド・メイレレス監督の2002年作品『シティ・オブ・ゴッド』
ずっと
soramove
(2008/09/16 07:45)
「シティ・オブ・メン」★★★★
ダグラス・シルヴァ、ダルラン・キュンハ主演
パウロ・モレッリ監督、2007年、ブラジル、106分
子供が銃を泣きながら撃っている
そんなチラシを見た気がする、
前作の衝撃はそれ程だった、
第一ブラジルからの映画なんて
め...
ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
(2008/09/21 23:42)
人気ブログランキングの順位は?
世界で一番陽気な地獄”ファヴェーラ”
生き抜くには 銃か友か
心の栄養♪映画と英語のジョーク
(2009/01/22 09:39)
普通高台の方が高級住宅街だけど、ここでは高台の方に貧民街があって、高台から見下ろす下界には美しい海と、発展した大都会の街並みが広がってるんですよね~・・
RockingChairで映画鑑賞
(2009/08/07 18:08)
「シティ・オブ・ゴッド」(→必見作コチラ)のイメージで観てはいけません。
これはヒューマンドラマでした。
スラム街で育った子供達にも...
映鍵(ei_ken)
(2010/03/18 16:44)
リオ・デ・ジャネイロの貧民街で少年ギャング同士の抗争に巻き込まれながら、なんとか「まじめ」に生きていこうとするふたりの少年の友情と葛藤を描いた作品です。救いのない世界で彼らはどう成長するのか? 関連作の「シティ・オブ・ゴッド」ほどハードではありません。 |