映画「つぐない」で、ヒロインの20代を演じた、がっしり体系の女優さんが、この「エンジェル」の主役とは何度も聞いて来たのですが、な、な、んと、このロモーラ・ガライって、「ダンシング・ハバナ」のヒロインだった人なんですね?
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これ見ながら「風と共に去りぬ」に少し似てるな・・・って思っていたら、ヤフーのレビュー他で、同じ風に思った方がいらして、やっぱり、その辺りは監督さんが意識して作ったんですね。ちなみに「風と共に去りぬ」は大好きな映画です♪
でもねえ、、、スカーレットを演じたビビアンリーは、自意識過剰・時にヒステリック?なのがピッタリ来る外貌だったのでOKなのだけれど、このロモーラ・ガライさんって、美人なんだろうけど、どうも大作りな印象があって、私の好みじゃないんですよ。でもウエストなんか凄く細かったし、それなのに胸も大きくて、太ってるって訳じゃ絶対無いんだろうし、お肌も凄く綺麗だし、欠点が無い様なのにな・・。 でも、最初はちょっと不満だったんだけれど、最後まで見終わってみれば、よくぞ演じたな~。上手だったな、このエンジェルという役に彼女を選んだのは正解だった(最後まで見たら、合ってた事が解った)って思いました。 まぁ、とにかく、このエンジェルが、いけすかない女だなぁ~、イヤだわ~って嫌悪感を少し感じながら見ていたのですが、後半になって、 ☆ネタバレです 白文字で書いています☆ 旦那にも裏切られ、小説も売れなくなり、、と段々崩壊していくエンジェル・・・。前半までのエンジェルが凄い憎たらしかった分、後半の痛々しさが際立ち、さすがに可哀想に・・・という気持ちにシフトしてしまった自分(^^; このエンジェルの器量と根性があれば、たいがいの男ならget出来たろうに・・・。 最後の最後、夫の愛人とご対面。驚く無かれ、あのパラダイスにかつては住んでいたという、高貴な雰囲気を漂わす美女だったんですわ。この人が、また、なんていうか、すごく綺麗な人なんですな!!今まで、大作りで田舎臭い(失礼)エンジェルを見て来た目には、はっとする程なのです。 なんと、旦那と彼女は幼馴染みだったというではないか! あのダメ旦那は、きっとこの没落貴族の美しき女性をずっと愛していたのよね・・・。エンジェルは単なる金づるだったってことに・・・(;´_`;) しかも、可愛らしい息子と階段でご対面・・・。さすがに可哀想だった・・・。以上 この映画で、もしかしたら一番感動?しちゃった部分は、エンジェルを一生支え、励まし、そして最大のファンであったノラ。 異性・同性とか、そういうの関係なく、ここまでエンジェルという人間を愛したノラに、胸が熱くなっちゃいました・・・。 あと、シャーロット・ランプリングの、あの蔑視を含んだor見透かした目元が、凄い。もっと一杯出て来てくれるのか?と思っていたので、意外にも出番が少なかったのが残念でした。この女優さんスキ♪ オゾン監督作品は、つまらないものに出会ったことがなく、この映画も飽きずに最後まで見続けました。しかし、他のオゾン作品と比較すると、それほどインパクトが無かったかな? 4つ☆ 原題: ANGEL 2007年映画 監督: フランソワ・オゾン キャスト ロモーラ・ガライ シャーロット・ランプリング サム・ニール ダンシングハバナ感想と、ダーティーダンシング比較 |
こんにちは~コメントありがとうございました!
私も最初はダメでした。何と言っても若い頃のエンジェルの生意気さに辟易しちゃって。 でも後半は感動しました。 そうそう、ノラの存在だけが救いでしたねよね! hitoさん、こんばんは~(^_^)/
そうそう、hitoさんちで言い忘れちゃったのですが、hitoさんも、風と共に去りぬのことを引き合いに出されていらっしゃいましたよね♪ こんなに最初の方と、最後の方で、ヒロインへの気持ちが変化する映画もあまりない様な気がします^^ こんにちは♪
オゾン監督といえばシャーロット・ランプリングよね~。 彼女みたいにステキに年を重ねている人はいませんよね。 今回も出番は少なかったけれど、その視線だけでエンジェルへの気持ちがびんびん伝わってきました。 エンジェルがいかに売れっ子になろうとも、育ちとか身分の壁っていうのが歴然と現れているのよね。 もちろん、そんな壁なんて意識しているのかいないのか、とにかく我が道を自信を持って突き進むパワーのあるエンジェルという人物もある意味魅力的ではありました。 恋愛にはちょっと不器用だったかな。 彼女の行動はいちいちイタくて・・。 ロモーラ・ガライって大好きタイプの女優さんじゃないけれど、かなりインパクトがあるのでこれからも重宝されそうですね。 こんばんは~☆
私はどうもエンジェルに感情移入できず、いつまでたっても憎たらしく思えちゃってダメだったなー。 でもそれってやっぱり彼女が演技派ってことだったのかな? とにかく、これからどんどん出てきそうな女優さんですよね☆ シャーロット・ランプリングはステキなおばさまです☆ あの冷たい視線が恐ろしかったですよねー。 ミチさん、こんにちは~
>オゾン監督といえばシャーロット・ランプリングよね~。 知的でクールな役がピッタリですよね。たまに、全然違った中年女性を演じるところも見てみたいかも♪(お馬鹿で陽気なおばちゃん役とか想像がつかない・・) >エンジェルがいかに売れっ子になろうとも、育ちとか身分の壁っていうのが歴然と現れているのよね。 うん、うん・・・。だからこそ、ご対面~の相手が、あんなに品があったからショックも大きかったでしょうね・・。現実世界でも、貧民窟からの成功者って、恋人や結婚相手に、良いところのお家の人とくっついていたりしますよね・・。 どんなにバイタリティがあっても、絶対自分が手にすることが出来なかった、生まれついての品とか、ハイソな余裕?とか、そういうのに憧れるんだろうな~。 ロモーラ・ガライって、私の好みのルックスじゃ無いんですよ・・・。毎回見る度に、それを思います・・。 でも演技は上手いのかも。 きららさん、こんにちは~
いやいや、私だって、最初のヒロインへの嫌悪感たるや、最近見た映画の中でもトップクラスだったわ。 見続けるの無理かも・・・って思ったくらいに、嫌なヤツだったもの・・。 結局、最後まで感情移入は出来ませんでしたよ。それでも最後は可哀想になっちゃったけれど・・(^^; あのご対面~の女優さんが、私の好みのタイプなの~。細くて(ガリガリじゃなくて、華奢っていうか^^)可愛らしい様な綺麗なような・・・フランス人だったのかな?何て女優さんなのか知らないけど・・。どこかで見た気がするんだな。潜水服・・かな? シャーロット・ランプリングの冷たい視線、恐ろし面白い(爆)ですよね。 こんばんは
作品はとっても好きですね。 華やかで,洗練された映像や衣装に酔いしれつつ 根底にちりばめられたオゾン監督の「毒」は程よく効いておりました。 そのさじ加減がたまりません。 しかし,ヒロインの女優さん,ダンシング・ハバナのあの彼女?? 全然わかんなかった。 というより,ダンシング・・・のときに,美しいけど 顔を覚えるほどの印象がなかったので・・・。 こ憎たらしい役を上手に演じてましたね。 愛人に位負けしたときは「ざま~みろ」と思っちゃった・・・。 ななさん、こんにちは~!お返事遅れてしまってごめんなさい。
>理系男子よりアーティスト系にゲイが多い ものすごい納得しちゃった。そういや、理系男子にゲイの人って、あまり見聞きしたことがないような。今後の参考に(←何のだ?)させて頂こうっと! で、私もダンシング・・の時には全然印象に残っていませんでした。なんかガタイが良いなぁ~ってそれだけで・・たはは・・・。 愛人とご対面の時のシーンは、何故かフジコヘミングを一瞬連想するいでたちでした(注:フジコさんをけなすつもりは毛頭無いんだけども) こんにちは、
私はこの映画去年映画館で見ました。 「300」のステリオス役だった人が エンジェルの恋人役で出演と聞いて、 もっぱら主人公よりも恋人のエスメば かりうっとり見ていました。前回は マッチョなスパルタ戦士だったのに今回 は繊細な芸術家(しかもダメダメな旦 那)そのあまりの違いに驚き、感動し ておりました。 エンジェルは最初う~んと思っていた のですが、この微妙さが後半生きてきて よくぞこの人を選んだと感心しました。 エスメもダメ男なんだけど魅力的だから 目が離せない、それだけに最後裏切りを 知ってボロボロになるエンジェルがかわ いそうでした。ノラの存在、エスメの姉 である彼女も本当に複雑な心境ですが、 この人がいたから救われていると思いま した。 ステラさん、こんにちは!!
来て下さって嬉しいです^^ このところ体調を崩していまして、すっかりパワーが落ちてしまい、みなさんのブログにも全然お邪魔してなくて、すいません・・。 ステラさんは、これ、去年映画館でご覧になったのですね。 >「300」のステリオス役だった人が エンジェルの恋人役 おおお~~!そうでしたか。その俳優さん目当てってのも大きな比重を占めていたんですね。ステラさんの好きな俳優さんって、この↑人もジョナサンにしても、何か退廃的なハンサム・セクシーな感じですね♪ 私は残念ながら、300での彼のこと全然覚えてないんです・・・ううう。 300では、宝石じゃらじゃらつけた王様の役を演じたロドリゴ・サントロが私は好きなのですよ。(ブラジルの俳優さんで、ちょい役でラブアクチュアリーや、シャネルのCMに出てます。ビハインドザサンって映画の主役ですっかり墜ちてしまいました。) やっぱりステラさんも、最初の方と最後の方では、エンジェルへの目線が変わられましたか~。私も最初の内は、なんじゃこの子!って思っていたのだけれど、最後は可哀想で、なんと涙まで出ちゃったのですよ。 |
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☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2008/07/02 15:21)
『わたしが書いた甘い人生に、 運命がしかけたビターな罠』
コチラの「エンジェル」は、フランソワ・オゾン監督が自身初となる全編英語、しかも原作モノの、12/8公開となった1人の女性の半生を描いたメロドラマなんですが、観て来ちゃいましたぁ~♪
原作は、イ
日々のつぶやき
(2008/07/02 17:55)
監督:フランソワ・オゾン
出演:ロモーラ・ガライ、シャーロット・ランプリング
「イギリスの田舎、母親の営む食料店の2階に住むエンジェルは、上流社会に憧れ妄想を小説にして書き付ける日々。学校や親戚には変人扱いされているが、夢を持ちつづけるエンジェルは
ミチの雑記帳
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映画館にて「エンジェル」
20世紀半ばに活躍した英国女優作家エリザベス・テイラーの同名小説をフランソワ・オゾン監督が映画化。
おはなし:1900年代初頭のイギリス下町。母親と二人で暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)は、幼い頃から上流階級の生活に憧れを抱いて...
きららのきらきら生活
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虎猫の気まぐれシネマ日記
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フランソワ・オゾン監督が贈る,かわいらしくも愚かしい,一人の女性の物語。 あらすじ: 1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)は、あふれんばかりの想像力と文才が認められ、16歳にして文壇デビューを果たす。幼...
Andre\'s Review
(2008/07/29 00:18)
Angel 2007年 フランス イギリス ベルギー フランソワ・オゾン監督がイギリスの文芸作品を映画化(珍しく英語作品!)と聞いたら、観ないわけにはいきません。 舞台は20世紀初頭のイギリス。主人公エンジェル・デヴェレルは食料品店を営む母と2人で暮らす16歳の少
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
(2009/01/22 20:43)
あらすじ1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)はあふれんばかりの想像力と文才が認められ、16歳にして文壇デビューを果たす。幼いころからあこがれていた豪邸“パラダイス”を購入し、ぜいたくで華美な暮ら...
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
(2009/01/25 19:14)
原題:Angel:The Real Life of Angel Deverell
あからさまなブルーバックでチープさが際立とうとも、豪華絢爛に夢を実現させていくストーリーとメリハリのある衣装チェンジで十分カバーして余りある~
舞台は今から100年前、20世紀初頭の英国でのこと、16歳にし... |