エリックロメール 四季シリーズ他

私は、エリック・ロメールの映画に出てくる「お庭」が好きだ。緑深いお庭や、
秋の気配のするぶどう畑の道、夏の朝の空気感、あじさいの綺麗な庭、
お庭でランチ・お茶、そんなシーンが素敵に撮影されている。

内容は、徹底した恋愛映画で、あーでもない、こーでもないと、色々恋愛心理に
ついて、男女が話すという、別に大きい事件も無く、ドラマチックな事も無く、
普通の一般フランスの庶民の恋愛沙汰を扱った内容。
でも、結構面白い。たわいもない話しだけれど、パリの風景や、バカンス先の
フランスの田舎の風景とか、本当にごく、ちょっとした処が素敵に写っていたり
するのも、楽しい。こんな事を言ったら、大変失礼だが気持ちと時間に
余裕のある時、家でのんびりビデオ鑑賞したい映画
と言う感じ・・・(スイマセン)
それにしても、エリック・ロメール監督は凄いと思う。だって、1920年生まれ
ですよ
!「海辺のポーリーヌ」にしても、「緑の光線」にしても、若い女の子の
心理を、ここまで詳細に出す映画を、なんと65歳にして、作ってるんですよ!
四季物語なんて、「71歳の時に最初の「春のソナタ」を作って、78歳の時に
最終章である「恋の秋」ですよ!!」
70代過ぎても、こんな作品を作れるって・・・

監督さんは、どうやら、アマンダ・ラングレという女優さんがお気に入り
らしく、「海辺のポーリーヌ」で、まだ少女(中学生くらい?)だった彼女を
出演させて、後に14年後「夏物語」でも、また出演させてるんですよね。
両方とも以下の様に水着姿にしてるのですが、、、、

Amanda Langlet(海辺のポーリーヌでの水着後ろ姿)
po

↓14年後の「夏物語」での彼女
  
 ちなみに↑このひ弱そうな青年って、若き日のメルヴィル・プポー君。下の写真の青年も↓
大変失礼なのですが、海辺のポーリーヌでの彼女の水着姿は、なんか・・ずんどうで・・・それに、これと言って美人でも何でもない様な・・・まあ普通っぽい処が良いと思われる方もいらっしゃると思いますが。その後「夏物語」で大人になった彼女を再度見たのですが、、、今度はかなり下半身が、むっちりになっていて・・・あえて水着姿にこだわる訳は何かあるのだろうか・・・?

でも、監督さん、いつも脇役にはスタイルの良い、セクシーとか色っぽい系の
人も出す様にしていたりして。上の2つの作品にも、スタイルの良くて、
フェロモン出てる系の人が出ていました。
po2

Conte d'été(夏物語)より 写真クリックすると拡大します。

四季シリーズのタイトルが「春のソナタ」なんて、なんか「冬のソナタ」を
連想しちゃって
、今となっては、思わす笑ってしまいます。
昔から日本人のタイトルつける人って、こういうのつけるの好きなのですね。
本題は、4つともシンプルに「春物語(春のお話)」って感じなんですが・・。 
Conte d'automne (1998)
Conte d'été (1995)
Conte d'hiver (1991)
Conte de printemps (1989

私が見たのは、だいたいこのような作品です。
 クレールの膝 1971
 海辺のポーリーヌ 1982
 満月の夜 1984
 緑の光線 1986
 友だちの恋人 1987

 春のソナタ 1989
 冬物語 1991
 夏物語 1996
 恋の秋 1998

私が見たエリック・ロメール映画の中で一番好きな内容の映画は
「緑の光線」かもしれません。
主人公の女の子の性格が、なんとなく身近に感じて、こういう心理、
解るな~という感じの映画でした。

エリック・ロメール監督の映画を好きだという男性に会った事が無い。
これは女の子向けの内容の映画だなあ~としみじみ思う・・が、
いや、女性でも、この映画が好き!という人も多くないと思う・・・
(今までロメール作品を見た という話を身近で聞いた事が無いし)
退屈で寝たとか、だるい、という人もいるかと思います。
私も、実は寝ちゃったエリックロメール映画が1つ有ったりします。
私がエリック・ロメールの話しをする(書く)のは、これが初めてでした。

 春のソナタ
【2005/05/16 16:00】  コメント(14) | トラックバック(1) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

こんばんわ。初めて拝見しました。僕は男性ですがロメールの映画が好きです。「緑の光線」のラストの夕日、「クレールの膝」の翻弄される男、「冬物語」の最後の邂逅……。どれも秀逸ですよね。
タカハシ  【 編集】  URL |   2006/03/20 23:50   |  TOP ▲ |


こんにちは!タカハシさん、コメントどうもありがとうございました^^
ロメール映画がお好きな方とこうやってお話出来て嬉しかったです。
回りにロメール映画を好きとか興味持ってる人がいないもので・・・。
latifa<タカハシさん  【 編集】  URL |   2006/03/21 09:06   |  TOP ▲ |


私も男性ですが、エリックロメールのファンです。映画館で公開当時に見ていますが、DVD発売に伴い揃えています。何と言っても「緑の光線」に衝撃を受けました。途中経過は結構、長くて疲れる部分もありますが、それがこの映画には必要なのでしょう。その他の映画もなんだかよく自分で整理していないのですが、感動しています。
SHIMADA  【 編集】  URL |   2006/06/15 10:42   |  TOP ▲ |


SHIMADAさん、こんにちは!!
コメントとても嬉しいです。ありがとうございました(^O^)
エリックロメールファンとのこと。しかも、中でも緑の光線が印象に強いそうで、またまたなんだか嬉しいです。
私も上映当時、映画館で何本か見ています^^ DVDだと映像が綺麗に見れるので保存版にもってこいですね♪
久し振りに、緑の光線が見たくなってしまいました^^

日本だと40越えると、恋愛ご隠居って感じがするんですが、フランスだと50越えても60越えても永遠にご隠居無い!ってのが凄いというか、素敵だな~と思います。フランス人に産まれたかったな~
latifa  【 編集】  URL |   2006/06/15 19:14   |  TOP ▲ |


ぼんそわー

ロメール監督作品は意外に好きな人が多いと思うのですが、そういう人ってブロガーぢゃないんですよねえ。笑
やっぱり映画ブロガーはシネコン系が圧倒的に多いと思われ…

私も最近ようやく観るようになったくらいですし、でももう日本における上映権利が相次いでなくなってしまう作品が多いとかなんとか。
CS放送ではO公爵夫人とかクレールの膝等を見る機会に恵まれまして。でもやはり大きいスクリーンで見たいなあと思ったのでした;
四季シリーズと緑の光線が実は一番見てみたい作品だったりするんですけど…いつかDVDとかで見られるといいなって思ってまする;
シャーロット  【 編集】  URL |   2008/09/18 22:32   |  TOP ▲ |


シャーロットさん、サリュ~☆ サヴァ?

今はもうレンタルショップでも置かなくなっちゃってるんでしょうか・・・。そういや、エリックロメール作品のDVDレンタルが並んでいるのって見たことがないような・・・。

私は手元にビデオ(爆)で緑の光線を持っているんですが、昔、普通に札幌の深夜のテレビ局で録画したやつなんです・・・。四季シリーズはNHKでやってくれるかも!

>セラドン役の方がすごく雰囲気ばっちりで、ギリシャ神話に出てくるような素敵なお人ですた。
 あら~(^O^)それは楽しみ!

そういや、上の写真(夏物語)のひよわっちい男子が、現在のイケてるメルヴィル・プポー君になるとは・・・
僕を葬るを見ても、あまりに別人で、わからんかった私です。
latifa  【 編集】  URL |   2008/09/19 12:48   |  TOP ▲ |


エリック・ロメール、大好き!監督で一番かもしれない。
ツボ  【 編集】  URL |   2008/10/17 08:37   |  TOP ▲ |


ツボさん、こんにちは!
コメントありがとうございます^^
エリックロメールが大好きとのこと!
ツボさんのブログで左の帯に色々映画があって、私も好きな映画が一杯並んでいたので、とても嬉しくなってしまいました。
latifa  【 編集】  URL |   2008/10/17 15:34   |  TOP ▲ |


この前ロメール監督の急逝と訃報を聞いた時は驚きました。

勿論かなり高齢の方であることは存じていますが、フランスや世界にとってこのような優秀な監督が我々を離れて行ったというのは非常に残念に思います。

アリエル・ドンバールは「海辺のポーリーヌ」に出演していると聞いています。
台湾人  【 編集】  URL |   2010/05/03 18:56   |  TOP ▲ |


台湾人さん、こちらにもありがとうございます^^
> この前ロメール監督の急逝と訃報を聞いた時は驚きました。
私もです・・・。ショックでした。
元々、かなりの高齢ではありましたが、突然の訃報だったので・・・。
きっとTVなどで、訃報の後、ロメール監督作品を立て続けにやってくれるだろうと思ってたのに、全然で、ショック・・・。
しかも、駄作とは聞いていますが、「セラドンと・・・なんとか」っていう、最新作で最後の作品が、TSUTAYAに無いという状態・・・。せめて最後の作品くらいは、仕入れてくれよ~(T_T)・・
日本では、あまり知名度が無いのかな・・・。

この記事、随分と久しぶりに引っ張り出してくださって、ありがとうございます(^○^)
愛情込めて書いたものの、ちょっとジョークが過ぎる文になっちゃってないか・・・と今更ですが、ちょっと不安・・(^^ゞ

> アリエル・ドンバールは「海辺のポーリーヌ」に出演していると聞いています。
誰でどんな役だったかしら・・・調べてみますね!
latifa  【 編集】  URL |   2010/05/06 09:28   |  TOP ▲ |


例のセラドンとアストレの恋なんですが、私レンタルDVDで借りて家で見ました。

物凄いピュアな純愛を描いた物語なので、何だか一番美しい恋愛はああいう素朴で相手を思う優しい心だなと思い、現代社会の複雑な恋愛の有様について反省し、考えさせられました。

ちょっと恥ずかしいのですがこの「セラドンとアストレの恋」が私の初のロメール監督の作品なんです。

私は沢山欠点と弱さを持つ人間なので、映画を見た後はいつも自分のモラルや有様について反省しているつもりです。映画には教科書や親が教えてくれない教訓や道理が沢山あるので、いつも感謝しています。
台湾人  【 編集】  URL |   2010/05/06 18:04   |  TOP ▲ |


台湾人さん、こんにちは
> セラドンとアストレの恋
あ、それです!(^^ゞ
写真を見た限りでは、美少年がいるな~って位で、内容はまだ良く知らないんですが、レンタルで出てるのにもかかわらず、私の近所のレンタルショップでは置いてる店が皆無という状態です・・・残念です・・・

> ちょっと恥ずかしいのですがこの「セラドンとアストレの恋」が私の初のロメール監督の作品なんです。
いやいや、恥ずかしいだなんて、とんでもないですよ(^○^)
なんぼフランス映画や映画通の台湾人さんでも、ロメール監督の映画を、たまたま見る機会が無く今に至ってた・・・とかってあるでしょう♪
私だって、世界の小津監督の映画を、未だに1本も見れてないんですから・・・(一番有名な作品を、どうしても全部見ることが出来ず、何度トライしても挫折、、、以後、他の作品を見ようという意欲が沸いて来ないので・・・)
latifa  【 編集】  URL |   2010/05/09 11:15   |  TOP ▲ |


こんばんは、
今夜久しぶりに「緑の光線」
を観ました。男性です。
確かに身の回りで好きな男性にあったことはありません(女性でも一人しか思い当たらない)
90年代によくNHKで放送していたものを観ていました。
初めて見たときはやはり衝撃で、レンタルビデオを探しまくりましたね。当時は結構あった気がします。
とりあえず亡くなった直後NHKにリクエストメールしましたが、放送してないですよね。
ただ、新聞には訃報も載ったし、その後いくつか記事(朝日と日経で見ました)があったのはやはり好きな人はいるんだなと、感じました。
観てないものもありますが、
一番好きなのは「パリのランデブー」
で、四季ものでは「春のソナタ」
かなと、でも記憶が曖昧です。

ムラマツ  【 編集】  URL |   2011/07/22 23:12   |  TOP ▲ |


ムラマツさん、こんにちは!
お返事が遅くなってしまって、すいません!
男性の方で、しかも緑の光線や、ロメールファンとお話が出来て、とても嬉しいです^^

>(女性でも一人しか思い当たらない)
くふふ。そうでしょうとも。
私も回りに、誰もいませんでしたから。
90年代によくNHKで放送していたもの、私も見てました。
ビデオテープに録画して保存してあるのも少しあります。
そうそう、90年代初めの頃は、レンタルショップにも結構置いてましたよね。
今は、DVDが殆どなので、無くなってしまったんだろうなあ・・・。

> とりあえず亡くなった直後NHKにリクエストメールしましたが、放送してないですよね。
わっ!!リクエストメールしてくださった方がやっぱりいらっしゃるんですね。
私も心の中では、熱く願ったのですが、行動に移せないままでした・・。
春のソナタなどは、韓国ドラマで似たようなタイトルが出て来て、まぎらわしいですよね(^^ゞ
遺作になった作品も、まだ私は見れてない状態です。
レンタルショップに無くて・・。
是非NHKで、ロメール作品を続けて放映やってもらいたいです。
latifa  【 編集】  URL |   2011/07/27 15:41   |  TOP ▲ |


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