近々、チェンカイコーの新作映画「梅蘭芳」が来るので、おさらいの意味もこめて、見てみました。
凄く面白かった記憶があるものの、細かい部分はすっかり忘れてしまっていたのですが、これって3時間弱もある映画だったことに驚き・・・。早送りボタンを押さずに見れるだろうか・・・?と少々不安になりながら、借りてきたビデオ(爆)をセット! お、おもしろい!最初からぐいぐい惹きつけてくれます。なんと!とっぱじめに現れる、少年(将来のレスリー演じる程蝶衣 ティエンイー)を連れて来た母が、「大地の子」の一心の奥さんを演じた可愛い女優さんではなかろうか?!きっとそうだ(調べてない・・) 最初の方、弱々しい幼少時代のティエンイーを石頭が守ってくれたことなどで、石頭を好きになっていくシーンとかは解りやすく、感情移入しやすい。それぞれ、6才くらいの時代と、16才くらいの時代と、2回違う子役が演じているのですが、16才くらいの年代を演じた子(尹治 Yin Zhi)が、女の子みたいで、男じゃないんじゃ?と疑ってしまうほどでした。 一番上の写真(クリックすると拡大します)の、オレンジの衣装を着た子ね。右隣は写りが悪いけどレスリー。 彼の本当の性別はいかに?そして、現在、彼はどういう姿になり、どうしてるのか?を検索してみました。 「中國媽媽」 (1995)の後、ずっと映画ではブランクがあったみたいですが、2004年に「PLASTIC FLOWERS 春花開 Chun hua kai」というのに出てるみたいです。記事と写真はこちらから この写真の、この華奢な少年?は、もしや??? ![]() が・・・。 ![]() なんと、現在の姿~ヘ(´o`)ヘ 上のPLASTIC FLOWERSの写真は別人なのか?それともすぐこの上のアップ写真は、たまたま写りが悪いのか? しかしながら、1時間半以上も、アメリカ~香港~中国と、世界中のサイトを渡り歩いて、今!発見したのですが、彼、「梅蘭芳」にも出演しているんですねっ@@!!(←大げさ・・・しかし努力のかいあって、すごい発見をして嬉しい! ・・・・って、梅蘭芳のサイトに書いてあったら、どうしよう・・・しくしく・・そこから誰でも知ってることだったら虚しい・・・) ちなみに今、日本の「梅蘭芳」のHPを見て来たら、書いてなかった・・^^ キャストの処にも名前が上がってない・・。しかし、中国の「梅蘭芳」の説明には、レオン・ライやチャンツィイーが1,2番目に名前が載ってるのは当然として、4番目に彼の名前が載っていますど!きっと結構大きな役なんだな。彼の現在を見れる意味でも、「梅蘭芳」がまた楽しみになってきました。 と、ながながとスイマセン!! その後解ったことには→尹治は5代続いた梨園一家に生まれ、現在も京劇の役者として活躍中だそうです。ちなみに映画「梅蘭芳」では、レオン・ライ演じる梅蘭芳のスタント(京劇の姿の)をやっているそうなんです!!他にもちょっとした脇役と2つの役で出ているそうな。現在32才だそうです。 話を戻し、大人になった石頭は、チャン・フォンイーが演じてます。最近「レッド・クリフ」でお見かけしてますが、この映画の撮影直後には、レスリーにさんざん言われたそうですね。 あと、この時代のコン・リーは、若かった。ちょっとふてぶてしい、生意気な娼婦役です。 そして、なんといっても、この映画は、レスリー・チャンの女形のすごさ!今見ても、素晴らしかった・・・。 この映画、メインの3人の関係だけじゃなく、京劇がその時の中国の政治情勢によって振り回されたりした事や、栄枯盛衰のもの哀しさを感じる処とか色々な要素の詰まった内容。 豪華絢爛な色彩と衣装とで、映画見たぁ~~!!という満足感に浸れる映画でもあります。 すっかり忘れていたのは、中国の軍人達が態度悪く舞台を見ているシーンで、「日本軍よりもマナーが悪い」みたいなセリフがあって、うわっ!と、思いました。他にも「日本人は憎い。しかし彼らは指一本触れなかった」と言うシーンもあって、ちょっと嬉しかったりしました(^^) さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)(1993) 監督: チェン・カイコー 原作: リー・ピクワー 撮影: クー・チャンウェイ 出演: レスリー・チャン チャン・フォンイー コン・リー グォ・ヨウ |
あっちゃ~(/ω\)
美少年のなれの果てってそれこそ 切ないものがありますよね~。 レスリー・チャンの女形は本当に素敵でしたね。 多分何度観ても、息をのむ美しさなんだろうなぁ~。 miyuさん、こんにちは~!
いやぁ~~この写真を見た限りでは、全く別人になってしまっている感じですよね・・・。面影は残っていますが・・・。 でも、京劇で活躍されているそうで、女形って濃いメイクだから、シャープなイメージになるし、立ち振る舞いに関してはプロフェッショナルだろうし♪「梅蘭芳」で見るのが楽しみです☆ こんばんはー
私はこれ,DVD買って定期的に見返してますよ~ で,レスリーの子役の子, もっと幼い時を演じた子供もとっても可愛かったよね。 あの子の方がレスリーに似てて・・・ あの子は今どうなってるんだろう・・・そっちも気になる。 尹治(Yin Zhi)君はもう31歳かぁ・・・ あの仕草は京劇役者の血をひいていたからなのね。 チェン・カイコーの新作,情報,知りませんでした。 今度は当たるといいねー。 そうそ,大人になった石頭は、チャン・フォンイーさんでしたね。 私は彼は役柄も気に食わんかったけど フォンイーさんの演技も大根入ってる?と感じてました。 繊細なレスリーに非難されたのも納得です。 ななさん、こんにちは~!
DVD買って定期的に見返しているなんて、すごいー!!ななさんの特にお気に入りの 作品なのね? > で,レスリーの子役の子, > もっと幼い時を演じた子供もとっても可愛かったよね。 そう、そう、そうだよね。一番最初に出て来た子ね? あの子の方が、レスリーに似てた。 あの子の事も調べてみたけど、翌年の映画「中國媽媽」 に、子役の2人がそろって出演していたそうなんだけど、その後はこういう世界からは足を洗ったみたいだよ・・・。 > 今度は当たるといいねー。 えっ!ということは、覇王~ってヒットしなかったの??? うむ~~、でも、たしかにヨーロッパなどで受賞はしたものの、あんまり 日本では話題になってなかった様な気もするな・・・。 >チャン・フォンイー あの人、誰かに似てるんだけど、どうしても思い出せない・・。多分お笑いの人とか、そういう感じの人だと思うんだが・・・ ☆ネタバレです☆ 11年ぶりに2人が一緒に仕事をするようになって、そして、レスリーは、ああいう行動に出るんだけど・・・。11年間もの長いブランクがあった後に、ああいう事をしちゃう・・・ってのが、なんとも切ないというか、悲痛というか・・・(T_T) あのつるし上げの暴言吐きあった後すぐ・・・っていうならまだしも、11年経って、石頭的には、多分楽天的・楽観的な人だから、昔の事を悔やんでもしょうがない、またやりなおそう・・・と前向きに思ってあの場に来たと思うのね・・・? でも、レスリーはそうじゃなくて、堅い決意をして、あの場に来たって事だよね? 11年の間にも、レスリー側は石頭への気持ちとか変わることはなく、そしてどんな風に暮らして来たのやら・・・と、考えると本当に可愛そうだわ・・・。 またまたお邪魔~
えーと,前回のコメントの「今度は当たるといいね」というのは この作品が当たらなかったのではなく カイコー作品の「覇王」以後のが そんなに当たってない・・・という意味でーす。 「キリング・ミー・ソフトリー」とか 「プロミス」とかね・・・ 「覇王~」は大当たりしたと思いますよ~ まぎらわしい言い方しちゃってごめんなさい~ ななさん~ありがとう^ー^
> カイコー作品の「覇王」以後のが そうかー(^○^) そういう意味だったのね。 納得~~。 そうなんだよね・・・。 特に「キリング・ミー・ソフトリー」は、ひどかった・・・ 「北京バイオリン」は、その最近の作品の中では、まあまあだったけど・・・ 「プロミス」は爆笑映画として印象に残っちゃってるし・・・ 「覇王別姫」、なつかしいです。10年以上前にどこかの小さな映画館で観た覚えがあります。こちらの記事を読んで、久しぶりにyoutubeで「覇王別姫」をみたところ止まらなくなり、アップロードされている映画の最初から最後まですべての映像をみっちり2時間、みてしまいました(笑)。明日締め切りの仕事はどうしたんだ、私!?
この映画でレスリー・チャンの色気にノックアウトされました。坂東玉三郎や若かりしころの美輪明宏さんなどに共通するちょっと危ない感じの美しさが魅力的です。もっとレスリー・チャンの映画を観ようとyoutubeをサーチしたところ、レスリー・チャンとレオン・カーファイ(ラマンの中国人青年役)が出演している映画を発見!「東成西就精華篇」でサーチするとトップにでてきます。「こ、このキャラクターは!?」とちょっと驚きました 。シリアスな役もコメディもこなす二人の俳優に脱帽です。 kittyさん、また来てくださって嬉しいです~\(^_^)/ありがとうございます☆
youtubeで「覇王別姫」を細切れに全部貼り付けてくれている人がいるんですね♪ ほんとに良い映画だし、レスリーのすばらしさを堪能出来る映画だと思います☆ ついつい全部次々と見てしまったkittyさん、お仕事は大丈夫ですか?^^ お家で出来るお仕事なのかな?いいなぁ~!私は外に出て働くバイトなので、羨ましいな~。 > この映画でレスリー・チャンの色気にノックアウトされました。坂東玉三郎や若かりしころの美輪明宏さんなどに共通するちょっと危ない感じの美しさが魅力的です。 ですねー!!3人とも、どこか共通する処がありますね。板東玉三郎さんについてはプライベートな恋愛とかは、全く知らないのですが、仕事へのストイックな意気込みとかは、尊敬しちゃいます。 「東成西就精華篇」 見て来ました!おわっ・・という驚きが☆ 特にレオン・カーフェィの赤い京劇みたいな服の女形にびっくり^^ レスリーチャンは、欲望の翼(1990)なんかが素敵だと思います。世間では、ブエノスアイレス(1999)や、「もういちど逢いたくて/星月童話」(1999)が人気があるみたいです~。 |
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☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2009/03/11 19:21)
コレまたKaz.姐さんのご紹介で観ました~♪ジャケットの方、コン・リーさんかと思いきや、レスリー・チャンさんだったのですね!
コチラの「さらば、わが愛/覇王別姫」は、「ピアノ・レッスン」に並んで1993年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞している作品です
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
(2009/03/12 00:38)
原題:Farewell to My Concubine (1993)
日本なら昭和の初期から40年代まで、中国・北京を舞台に京劇の古典『覇王別姫』を演じる2人の役者の愛と憎しみが時代の波と共に描かれる。
京劇で男役の段小樓(チャン・フォンイー)と女役の程蝶衣(レスリー・チャン)...
虎猫の気まぐれシネマ日記
(2009/03/12 23:05)
愛しても,愛し足りない。憎んでも,憎みきれない。舞台を染める,運命の愛。日中戦争や文化大革命などの,中国の激動の50年間に生きた,二人の京劇役者の愛憎の物語を,壮大なスケールと繊細な美学で描いた,レスリー・チャン主演,チェン・カイコー監督の一大叙事詩。...
犬儒学派的牧歌
(2009/03/22 08:29)
★監督:チェン・カイコー(1993年 香港作品) DVDにて鑑賞。 ★あらすじ(Yahoo!映画より... |