ポコアポコヤ　映画倉庫

もともとタイのアクション映画のマッハ！！！や、トニージャーが好きです。で、これも見てみたんですが、中高校生の様なルックス（童顔な可愛らしい顔）なのに、こんな凄いアクション！って落差が素晴らしいです。

しかしながら、高校生位の少女だと思ってたら、な、なんと！現在25歳（撮影当時は２２～２３才）ですって？？？ま、いずれにしても、このジージャーさんのルックスは、多くの日本男子のドストライクに違いありません！これは日本の芸能界が放っておくわけがない・・・。これから絶対ブレイクするに違いありませんが、良い仕事に恵まれます様に・・・と願うばかりです。

ところで、このジージャーさん、元々はテコンドーのインストラクターの資格を持つ、その筋の強者だったのですね。その後、こういったアクションの修行を４年間したとのこと。いや～～ほんと良い物見せてもらいました。ありがとう、素晴らしいです。

まずは、冒頭に阿部寛が出て来る。えっ？？何故に？？と、とまどう。しかもそこだけ無駄にエッチだ(^^ゞ　もっと子供と一緒に気軽に何度も鑑賞出来る様に、そこは入れないで欲しかったぞっと＾＾

スクーターに乗って街を走る～のシーンなどで後ろに流れる曲が、なんだかラブリー。「恋する惑星」の挿入歌っぽい雰囲気。　途中で一カ所挿入されるアニメーションにしても、タイ産のポップさを感じられて好きでした。
そして、設定がこりゃまた斬新。自閉症なんだけどアクションにだけ飛び抜けた興味・才能があるという少女なのです。「マッハ」、「トムヤンクン」などのトニージャーの映画のビデオ、ファイターもののテレビゲームに釘付けで、そこからも動きを学ぶ少女(^▽^)

で、惜しい！！もったいない！と思ったのは、主人公のゼンの服装。最初の方のパッチワークのロングスカートとかは良いとして、途中から、地味な色合いのTシャツに、膝下の妙なズボン・・・。激しいアクションで傷から守る為に膝下ズボンなのはしょうがないとして、あのズボンにシャツは冴えなさすぎる。せっかくの恵まれたルックス、ナイススタイルなのに、その良さを感じさせるファッションが一度も無かったのがもったいなかった～～。最後小綺麗な服装をしてたものの、それもいまいちだぁ・・・。でも、次回作では、きっと美しさとか、この服装でキックですかー\(^０^)／という喜ばしてもらえる部分を強調してくるはず。今回は最初の作品ってことで、あくまでも素朴で磨かれてない原石状態にとどめておいたのかもな！

あと、内容ですな・・・。ちょっとへんてこだった(^^ゞ　阿部ちゃんは何故愛した女性をあんなに長年放置しておいたのか？タイに行けない事情があったっぽいが、行けない訳がないだろ～。手紙のやりとりしてる位なら、もっと金銭面で援助とか出来なかったのか？とか、そういうのをつっこんじゃイカンのだけど・・・。まあアクション映画なので、内容は目をつぶりましょう。

で、ラストではNGシーンが流れますが、もう・・・脇役の方々、、命張ってます・・・。映画見ている最中にもそれは感じたんですが、ナイフとか、あぶねぇ～！！ってもうハラハラです。特に最後の戦闘シーンで電車の高架裏とボロいビルのところ。あれ、高い位置からコンクリートの地面に人がばんばん落ちたりしてるんですが、死なないのか？と、凄い見ていて不安だったんですよね・・・。

あと、最初の氷工場で戦うシーンで、へ？？ブルースリー的な声を出しているのには、びっくり。どうもそれが無理に出してる気がして落ち着かなかったんですが、その後はその妙なブルースリー風高音はなりをひそめてました＾＾

戦う相手で、私がこりゃ～クールだな！！と思ったのが、ジャージ＋黒メガネの男。この人の動きはナイスだった～！ジャミロクワイandカポエラ風なんだけど、こういうの、今まで見たことなかったので凄く新鮮で、もっとこの人、見たかったよ～～。

チョコレート・ファイター (2008/タイ)　Chocolate
監督 プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演 ジージャー / 阿部寛 / ポンパット・ワチラバンジョン / アマラー・シリポン / タポン・ポップワンディー