「闇の子供たち」読んでから見た感想
見たい見たいと思いつつ、こんな遅くなってしまいました。原作では、エログロ描写や、読むに耐えない悲惨な状況が凄く多かったので、映画はどんなことになっちゃってるんだろう?と思いきや、
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原作の10分の一程度になっていたのでした。むしろ映画より本の方に年齢制限つける必要があるのでは・・・。 映画では少年がホルモン注射を一杯打たれたせいで死んじゃったり、少女と少年2人を選んだドイツ人が~ってくだりなども、小説では凄く詳しくおぞましい描写でガッツリ書かれています・・・。

この映画で一番グサっと来た部分は、日本の心臓移植を待つ子供を持つ両親・・・。その人たちの気持ちも解ります・・・。もちろん宮崎あおい演じるNGO女子の怒りも解る。(あの場でああいう風にキーキー言うのはどうかと思うけど(^^ゞ)

一番原作と映画と違っていて驚いたのが、ラストの展開でした。
★以下ネタバレ 白文字で書いています★
江口さんが、少年と??江口洋介って全くそういう感じがしないので、すんごいびっくりしちゃいました。でも写真を飾っていたというのはどういう事なんだろう?特にそういう趣味で誰でもOKだったのではなく、ある少年に特別な思いを抱いてしまったって事なのかな・・・。いずれにせよタイで少年を買った経験があるっぽい・・し、最後は自殺しちゃったんだね・・・。以上

子供の臓器売買の話というと、10年くらい前のドラマで、「リミット もしも我が子が…」がありました。これは日本の子供をタイとかに売り飛ばして・・・って内容だったかな。警察官で我が子を誘拐される母に安田成美さんが、日本で子供を捕まえて来る悪人に、妻夫木君と、新山千春ちゃんが出てました@@ あのドラマも凄く衝撃的で考えさせられる部分が多かったと思うんだけど、記憶がもう薄くなっちゃったな・・。

これ、生きた子供の心臓を摘出し移植するという設定にしなければ良かったのにな・・・と、思いました。(心臓じゃなくても、他の臓器だって、充分この映画を見て震撼させられたのに)そこがありえない!って事で、せっかく命張ってまで作った映画なのに、世間で色々言われる様になっちゃってるみたいで・・・。 見る価値のある映画だと思うけれど、それじゃどうすればいいのか?って事に必ず行き着き、答えが見つけられなくて、凄くにがにがしい、重い気持ちになります・・・。
小児性愛嗜好の人はどうすれば良いんだろうか?治したくても、なおらないんですよね? 

出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽、豊原功補
監督:阪本順治  2008年映画   

タイで撮影された映画ということでは、ほぼ同時期に見た、河瀬直美の「七夜待」もそうでした。七夜待の方が映像という点ではタイのエキゾチックさとか熱帯や自然を感じさせられるものの、内容が???で寝てしまいました・・。やっぱり河瀬監督の映画とは相性が悪いみたいです・・・。
【2009/07/22 16:58】  コメント(12) | トラックバック(8) | 日本映画
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コメント

これは痛ましかったですね~。
でも、本のほうがスゴイのですね。
それは読むのつらそうですね。
確かにそうゆう嗜好って直したくても
直せない(江口さんみたいに?)
んでしょうが、実際にしてはやっぱり問題ですよね。
miyu  【 編集】  URL |   2009/07/22 17:32   |  TOP ▲ |


こんにちは♪
本は本当にキツかったよね。
映画も売春宿のシーンは、かなりソフトになってはいたけれど、やっぱりしんどくなっちゃった。
小児買春とか移植問題とか、あまりに扱っているものが重くてやりきれなくなってしまったわ。
もし私の子供が重篤な病気を抱えていたら、臓器の提供元を確かめることなく、きっと藁にもすがるような気持ちで移植手術を受けると思うし・・・。
ミチ  【 編集】  URL |   2009/07/23 19:41   |  TOP ▲ |


小児性愛って一種の病気でありながら、そういう認識が世間一般にはないのが大きな問題なんですよね。
認識がないから治療制度も確立していない現状。

この映画に関しても解決策を提示するよりも、まずはこういう現状があるかも知れない現代世界を知れ!というメッセージだけでも十分に感じましたよ。
にゃむばなな  【 編集】  URL |   2009/07/23 20:22   |  TOP ▲ |


はじめまして!私も心臓移植という設定にしない方がリアルかな、と思います。私はリアルじゃないものには感情移入できないので…。小児性愛嗜好に関しては考えさせられました。本の方は考えさせられるなどという心の余裕もなくて読むなり固まってしまいましたが…。宮崎あおいさんがエイズの少女に優しくキスするシーンに感動しました。
るり  【 編集】  URL |   2009/07/24 00:22   |  TOP ▲ |


miyuさん、こんにちは~
夏休み中みたいね^^
miyuさんちの処に写真が貼られていて、この人、恥ずかしながら知らなかったわ~。
顔を見れば、ああ!あの人?って思い出せると思うんだけど・・・
セントアナの奇跡は、私も凄く見たいんだ~。

で、この映画・・・。
辛かったし、痛かったし、ずどーーんと来たわ・・・。
タイだけじゃなくて、他の国、ブラジルとかインドでも結構こういうのありそうだし・・・
医学の発展で、移植とかなまじ出来る様になって、救われる人が増えたのは素晴らしい事だけど、ストリートチルドレンとか貧困の子供が、臓器を・・・って風になっちゃう世の中になるとはね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2009/07/24 10:44   |  TOP ▲ |


ミチさん~~やっと見たわ・・・。
あ~あ、これ、映画の方がまだましだったわ・・・。
> もし私の子供が重篤な病気を抱えていたら、臓器の提供元を確かめることなく、きっと藁にもすがるような気持ちで移植手術を受けると思うし・・・。
 そうだよね・・・。これは、多くの人がそう感じるよね・・・。
あおいちゃん演じる女の子の怒るのも解るんだけど、あの子が将来結婚して、もし難病の病気の子供ができたら、同じ事言えるだろうか?と思うわ・・・。

それにしても、こういう映画とか本を見ると、なぜかはだしのゲンのことを思い出すの(なんでじゃ~~!!) 戦争後、うろうろしてる子供とか一杯いたけど、臓器移植・売買とかそういうのがなかったから、カモにされなかったよな・・・って。
今ああいう状態になったら、沢山の子供がかっさわれて、臓器取られちゃったりするよね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2009/07/24 11:10   |  TOP ▲ |


にゃむばななさん、こんにちは!
> 小児性愛って一種の病気でありながら、そういう認識が世間一般にはないのが大きな問題なんですよね。
> 認識がないから治療制度も確立していない現状。
 治療って出来るんでしょうかね・・・。以前サカキバラ事件の時にも、更正プログラムがどうのこうの・・・何年もかかって治った・・・みたいなこと報道されてましたが、どうやって治すんだ?治療法ってどんなのなんだろう?本当に治るのか?とか、考えると不安になります。

> まずはこういう現状があるかも知れない現代世界を知れ!というメッセージだけでも十分に感じましたよ。
 そうですよね。多くの人が見て、こういう現実がある・・ってことだけでも知るという意味で有意義な映画だと思いました☆
latifa  【 編集】  URL |   2009/07/24 11:12   |  TOP ▲ |


るりさん、こんにちは~!!
コメントありがとうございます(^○^) 凄く嬉しかったです~♪
るりさんも、心臓移植という設定にしない方がリアルかな、と思われたんですね。
>私はリアルじゃないものには感情移入できないので…。
私もそうなんですよ・・・・。
この映画、ノンフィクションのような感じで宣伝されていたし、見る側も、こういう現実があるんだ・・って風に見るわけで・・・。それがフィクションの部分が色々あった・・って解ると、萎えちゃったり、騙された~って思っちゃう人が少なからずいると思うんですよ・・・

>本の方は考えさせられるなどという心の余裕もなくて読むなり固まってしまいましたが…
確かに・・・最初からハードなエログロシーンの連発で、呆然でした・・・。

>宮崎あおいさんがエイズの少女に優しくキスするシーンに感動しました。
あのシーンは私も画面を凝視して見てしまいました。さて、どうする?キスするのか?どうするんだろう?って。最初おでこで、次に口に・・・でしたよね。
latifa  【 編集】  URL |   2009/07/24 11:16   |  TOP ▲ |


こちらにも・・

映画でもかなり辛かったのに、それ以上に悲惨な描写の原作は・・読めません(泣)

私も「リミット~」のドラマ思い出しました。あれも衝撃的でしたよね~私も今となっては記憶おぼろげですが。

ラストはちょっとすっきりしませんでしたよね。原作にはないみたいですもんねーショックでしたし理解しきれませんでした。
hito  【 編集】  URL |   2009/07/30 10:33   |  TOP ▲ |


hitoさん、こちらにもありがとう!
> 映画でもかなり辛かったのに、それ以上に悲惨な描写の原作は・・読めません(泣)
・・・・。ですよね・・・。わざわざ読もうという気にはなかなかならないかも・・・です。

> 私も「リミット~」のドラマ思い出しました。あれも衝撃的でしたよね~私も今となっては記憶おぼろげですが。
 わーい!!hitoさんもドラマ版リミットを思い出されましたか~。
この前見たらね、まだあんまり売れっ子になる前の北村一輝さんでしたっけ・・(名前がうろおぼえ)が、怪しいバイヤーで出演していて、でもあんまり変わってなかったです。私が彼を覚えたのって、このドラマだったんですが、それと同時にツマブキ君を覚えたのもこのドラマだったんですよ。
もう忘れてたんですが、なんと佐藤浩市さんも出演されていて、なにげにすごい豪華だぁ~って思いました。
latifa  【 編集】  URL |   2009/07/30 16:19   |  TOP ▲ |


お久しぶりです!!
実は小説もあるのですが、怖くて読んでなく、映画をやっと借りてきて、さっき見ました。見終わったあと鉛が胸に入ったような・・でも決して悪い作品ではなかったと思いました。
ラストのほうで妻夫木が、走る車内から写真を撮るシーン、ぐっときました。江口の自殺をほのめかす、ロープがファンにひっかかるシーンも、巧い、などと思ってしまいました。
NGO によって摘発されたのは良かったけど、氷山の一角にすぎない、日本人の買春ツアーなんておぞましいものも存在するのかと思うと本当にどうしたらいいのかわからなくなってしまいますね。
リミットのところでlafitaさんに初めてお会い?したのですが、もう一回見たいなあ。北村一輝、私は当時本当にタイの役者さんだと思ってました。
それが今は大河で共演ですもんね。
毎回lafitaさんの観た映画・小説の数の多さにびっくり!!しかも私ならあんなに的確にあらすじ書けません。
何か読もうかな・観ようかなというときには参考にさせてもらってます。
みどり  【 編集】  URL |   2009/11/02 14:49   |  TOP ▲ |


みどりさ~ん、こんにちは(^○^)
みどりさんが、時々やって来て下さるのが、とっても嬉しいです~♪

映画としては、なかなか良く出来てましたよねー。私は小説から先に読んでしまい、感想でも書いたとおり、ごたごたあった末の映画鑑賞になってしまいました(^^ゞ

> リミットのところでlafitaさんに初めてお会い?したのですが、もう一回見たいなあ。北村一輝、私は当時本当にタイの役者さんだと思ってました。
> それが今は大河で共演ですもんね。
 そうでしたよねー!!数ヶ月前かな?YOU-TUBEか何かで、リミットの1,2回をちらっと再見することが出来たんですよ! ちょっと自分が思い違い(記憶違い)をしていた処などもありました。みどりさんにもお見せしたいな~。まだ消されてないと良いんだけれど・・・(YOU-TUBEって、削除されてしまうので・・残ってなかったらごめんなさい・・)
北村さんは、昔も今もあんまり変わっておらず、タイの怪しい仕事の役を凄く上手くこなしてました!
ツマブキ君は可愛かったです~。新山千春ちゃんも若かった。

> 毎回lafitaさんの観た映画・小説の数の多さにびっくり!!しかも私ならあんなに的確にあらすじ書けません。
 みどりさ~~ん!!大変っ!!あらすじは、いつもamazonとかに書かれてるのを、コピペして貼り付けてるだけなんです 大汗) だから私が書いてるんじゃないんです!!!
最初のうち出所amazonとかちゃんと書いていたのに、そういや最近面倒くさくて書いてなかったことを思い出しました!!!また今後書かねば・・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2009/11/03 08:34   |  TOP ▲ |


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