開始早々、美しいマダム~なサンドリーヌ・ボネールが、色とりどりのフルーツや野菜のマルシェをお買い物している姿が。光がキラキラしていてとても綺麗。(この映画全体的に、そういうキラキラした陽光の元のフランス~を感じさせられます。)
その後、男女2人が出会うのが薬局。その後2人はあるパーティーでばったり再会し、その後も偶然が何度も重なり、どんどん・・・という流れ。ガンブラン氏演じるピエールは、即興演劇員という、ちょっと変わった職業なんです。ピエールとある夫婦と3人グループでやっているんですが、私もこの「サーモン問題~サインを」が、まさか演技だとは知らず、すっかり騙されて、うわっ!そうだったんだぁ~(^○^)って思いました。 他にも3つのキーワードをその場であげてもらって、即興で演劇を見せるだなんていう、高等技術の要る事も出来ちゃう頭の回転の速い3人の劇団なのです。ここらへんも、フランス的だなぁ~って思いました。 仲間が買った、青いフォードだったかな?ちょっと古い車が凄く可愛かったな! ピエール、そしてクレールはそれぞれ結婚しているみたいだけれど、どんな家庭でどんな生活を送っているのか?っていうのはあまり描かれません。特にピエールは全然わからんのです。 素敵な中年の男性と、女性の、一日(2日か)だけの素敵な思い出、大人なラブストーリーという感じです♪ フランス映画って感じというか、なんというか(^ー^) ところでこの作品は、フィリップ・リオレ監督の次の作品の『灯台守の恋』と、共通する『灯台』が重要なキーとして出て来ます。あの思い出の出来事から数年経ったであろうクレールが街で偶然目にするポスター(アルメンの灯台の演劇の)を見ながら、回想する・・・って感じになっているんです。 クレールの上司が会社を辞める際に社員仲間で選んだのが「灯台の置物」で、それを置き忘れし、取りに行く・・というのを繰り返す事によって、すぐすれ違うはずだった2人が、どんどん親しくなって行くんですよ。 そして、ピエールの作り話しの「灯台守の恋愛話」を、クレールも膨らませて話す・・・というシーンもあるんです。 そこでのお話は、灯台で仕事をしていた男が仕事仲間の男に自分の彼女の事をいつも語って聞かせていた。お話を何度も聞くうちにまだ会った事さえないのに、仲間の男はまだ見ぬ彼女を好きになってしまう。というお話でした。 会社を辞める初老のジルベールは前夜、すごい飲んでいたそうな。ピエールもそのメンバーの中にいたらしい。その飲み会の最中にジルベールはクレールと過ごしたいと言ってたらしいことを、翌朝バスの中で一瞬同僚からクレールは聞く。もしかしたら、昨晩飲み会で、ジルベールは初対面のピエールにクレールの事を「素敵な女性で~」とかって言ってたりしたのかもな・・・ まぁ、ガンブランさんも、サンドリーヌ・ボネールさんも両方とも、すごく魅力的だし、くっついちゃうのもうなづけるってもんです。 ☆以下ネタバレです 白文字で書いています☆ この映画の中で、夜子供の様にはしゃいだ2人がスクーターを2人乗りするシーンや、翌朝、別れる駅のカフェのシーンで、車を移動してくる・・・とピエールが言って、そのまま戻ってこず・・・(T_T)、車の中にいるピエール・・・のシーンがとても印象に残っています・・・。切なかったなぁ~ でもこれで良いんだよね、うん・・・^^ 以上 マドモアゼル (2001/仏) Mademoiselle 監督 フィリップ・リオレ 出演 サンドリーヌ・ボネール / ジャック・ガンブラン / イザベル・カンデリエ / ジヌディーヌ・スアレム 「灯台守の恋」の感想 |
latifaさん、おはようございま~す☆^^
この映画、ほとに全編にキラキラの陽光が感じられましたねぇ。 こんな風に明るい日の光が一杯・・というのは、画家と・・にもちょっと似てますよね。 これを見たときは、フランス映画で太陽の光がいっぱい・・というと「太陽がいっぱい」のシーンくらいしか思い出せなかったですが(^_^;)今では「画家と・・」もそうだったなぁって思えるのが幸せ(笑) ガンブランさんの醸し出す雰囲気がとても良かったです♪ 一つ一つのパーツ?をあげると、私もあまり好みのタイプじゃなかったりするんですが(^^ゞ な~んか素敵なんですよね~^^ サンドリーヌ・ボネールもほんとに綺麗で素敵で、あ~~こういう女の人に1回なってみたかったわと思いました(笑) サブタイトルにあるように、ほんとに24時間の恋人でしたが、大人の二人の恋。なかなか素敵でした。 ネタばれの部分のシーン。私もとっても切なかった・・。でもこれで良かったのよね、と思いました・・というか、思うようにしました。 そうそう、この映画「灯台」がとても重要なアイテムの一つでしたねぇ。 灯台の見える風景って、私も凄く好きなんです。 さらに「灯台守の恋」ですが、私も以前見たんです^^ コメント書こうかなぁ~・・と思いつつ、かなり忘れてる部分があったので書かずにきております(^^ゞ (ブログ始める前に見たので、記事にもしてないし(^_^;)) でも、あの風景の美しさとかイギリスだと思ってたのに、違ってたとか(^_^;)そんなことはとても良く覚えています。 とっても良い映画だった、好きなタイプの映画だった・・ということも覚えてるので、latifaさんが☆5つとのことで、なんだか嬉しかったです^^♪ メルさん、こんにちは~!
> こんな風に明るい日の光が一杯・・というのは、画家と・・にもちょっと似てますよね。 そういえば、そうだわ~! イメージ的には、スペインの方がフランスよりも更に陽光キラキラって感じなのに、偶然見たことあるスペイン映画ってダークだったり、 淋しげで曇り空っぽかったりする・・・ > これを見たときは、フランス映画で太陽の光がいっぱい・・というと「太陽がいっぱい」 太陽がいっぱいは大好きな映画だけど、あれはイタリアロケでしたっけね。イタリアも行きたいなぁ~!!! > サンドリーヌ・ボネールもほんとに綺麗で素敵で、あ~~こういう女の人に 私も♪ でもさ、日本では宝の持ち腐れかも。日本の男性で、彼女にドキューンってやられる人、以外と少ないかも・・・。日本じゃ可愛らしい若い娘が断然人気あるからねえ・・・ 「灯台守の恋」メルさんもごらんになっていたのね~。 そうかぁ、そうですよね、ブログ始める前に公開になっていた映画ですよね。 私、この公開のころは、韓国ものにハマっていて、どうしてもそれにかかりっきりで、ミニシアター系映画がおろそかになっていたんです・・・。 でも、表紙はシッカリ覚えていました。灯台にイギリス風風景に(←私も勝手に勘違いしてた)、自転車(これも好きなのよ~)このとりあわせだったので・・。 フランス映画なのに、ちょっと風景はイギリスっぽかったですよね~ latifaさん、こんにちは~。コメントとTBをありがとうございました。
この映画ね、そうそう、南仏(ニース?)の陽光キラキラがとっても綺麗よね~。 ニースといえば、私は『モンド』だな~。あの映画最高に好きですわ。 で、話を戻して。。ガンブランの奥さんのこととか、全く出てこなかったよね~。 サンドリーヌは、幸せな家庭がある、って冒頭とラストでわかるんだけど。。 ガンブランって風来坊キャラですね、確かに。 私も、あの雨の中で車が動かないシーン、好きだなぁぁ。。 ↑のコメントにいっちょかみさせてもらうと。。 やっぱりスペインって、内戦の影響が大きいんでしょうね。 ラテンでお気楽な国民性のわりに、スペイン映画にどこかダークな色彩を感じるのはきっと、歴史が影を落としているのでしょうね。 私も韓国映画しか観ない時期があったな~。。『マザー』、楽しみですね♪ こんにちは。
こういうお話、色々あったりするよね。でも、さすが、フランス映画。 小粋な会話が多かったように感じってそれが魅力でもあったわ。 <特にピエールは全然わからんのです>・・そうよね。 生活感が漂っていないものね。 彼の職業?が即興演劇員というのも、自由人らしさの象徴だしね。 女としてはちょっと現実離れというか違った世界の人って惹かれる要因になったりするような気がするわ。 <美しいマダム~なサンドリーヌ・ボネール> うんうん!!彼女素敵よね。 ルコントの初期から観ているけど、憬れちゃう。そういえば、彼女の初監督作品が、昨年かな、公開されたじゃない?未見だけど、是非見たいと思っているの。今までとはまた違った印象を持つような気がするから。 あ・・ルコントの作品もUPね。 続きはそちらへ。 真紅さん~こんばんは!
> ニースといえば、私は『モンド』だな~。あの映画最高に好きですわ。 あっ、モンドねぇー!!!そういえば、モンドはキラキラ感が満載で、素敵な映像だったよね~ もう10数年見てないから、そろそろ再見したいなあ・・・って思ってるんだ。 こういう少年とか子供が出てくる系の映画って、まだ自分が独身や子無しだった時に見たのと、今見るのでは、何か見て思うこととか変わってるんじゃないか?って部分にも興味があるんだ~。 > やっぱりスペインって、内戦の影響が大きいんでしょうね。 > ラテンでお気楽な国民性のわりに、スペイン映画にどこかダークな色彩を感じるのはきっと、歴史が影を落としているのでしょうね。 なるほどーっ!!!そうっか、そうだね、きっとそうだ。 そういえば、スペイン映画って、内線のエピソードが入ってる映画がすんごい多いもんね・・・。 > 私も韓国映画しか観ない時期があったな~。。『マザー』、楽しみですね♪ そうなんだ~!? 真紅さんが一時韓国映画にハマってたっていうのは知ってるけど、そこまでだったとは~~(^○^)また妙な共通点があって嬉しいな~。 マザー・・・・・うぬぬ・・・楽しみだけど、なんだか微妙なのよね・・・。ちょっと知的障害のある少年を演じてる+息子と母の物語、っていうのが、作品としては楽しみな反面、なんか・・こう・・・斬新感が無いというか・・・・ みみこさん~ここんところ、フランス映画が続いてるの。
宅配DVDのお試し(爆)をやっていて、家の近所には置いてない作品を立て続けに注文しちゃったがゆえなんだ~。 > 女としてはちょっと現実離れというか違った世界の人って惹かれる要因になったりするような気がする わ。 確かに!!そういうのある、ある!! その人と結婚とか真面目に交際とかだったら、安定志向の部分もあるけど、短期間のアバンチュール(言葉古っ)だと、むしろそういう相手の方にね^^ 普段は絶対すぐにはベットインとかOKしない女性でも、つい・・・っての、あると思うわぁ~! > ルコントの初期から観ているけど、憬れちゃう。そういえば、彼女の初監督作品が、昨年かな、公開されたじゃない?未見だけど、是非見たいと思っているの。 うん、うん!! あの・・・仕立屋の恋だっけ?あれが私は初見なんだと思うけれど、あの時も今もあんまり変わってないよね、そう考えてみると若い頃から大人~な魅力があった女優さんなんだね。「親密すぎるうちあけ話」も見たいと思ってるんだ~ みみこさんちにレビューあったよね!まだ我慢して読まないでおいたー 監督作品は、彼女の名はサビーヌってやつだよね、妹さんが自閉症だったんだね・・・。その映画も興味津々だよ~ 才能も美貌もあって、うらやまし~~! |
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心の栄養♪映画と英語のジョーク
(2009/08/06 07:37)
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クレール(サンドリーヌ・ボネール)は製薬会社に勤務し、夫と2人の子供と幸せに
暮らしていた。ピエール(ジャック・ガンブラン)は即興劇団のメンバーで、公演の旅を
続...
真紅のthinkingdays
(2009/08/06 23:53)
MADEMOISELLE
フランス南西部の都市、トゥールーズの市場を歩く一人の美しい「マダム」。買い物
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