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Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス? 日米版比較

Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?
映画館に行けずじまいで、やっとレンタル開始になったのを借りて来ました(^_^)/
う~~かなりショック。日本版はかなり好きな作品で、思い入れが深かったせいか
かなり失望。凄く内容やセリフが同じなだけに、全く別物の作品として見る事が
出来なかったです。
元々私がこのShall we Danceで好きだったのは、
何も不満が無いんだけど、なんとなく虚しさを感じていたサラリーマンと
本来のダンスする事の喜びとかを忘れ、態度も高慢だった女教師が、ダンスを
通して、お互いそれぞれ、変わっていく様子を描いている処なんです!

amazonamazon

そして回りの脇役の人達も良くて、それぞれ職場でははじかれもんだったり、
コンプレックスを持っていたりと、楽しい生活をしてる訳ではないのだけど、
ダンスをするということが生き甲斐になって、ダンスしてる時だけは輝いてる・・・
みたいなそんな部分や、ダンス好きな者同士が(あの当時、日本ではあまり
大きな声で言えない様な一部の趣味であっただろう社交ダンス)を
こっそり分かち合ってるかんじも、見ていて微笑ましく楽しかった。

大きな違いとして日本版の主役は、役所広司とダンス教師(草刈民代)で、
アメリカ版は、リチャードギアと奥さん(スーザン・サランドン)だったこと
聞いた処によるとアメリカ映画は、奥さんがちゃんと真面目にやってるのにも
かかわらず、旦那が浮気心?みたいのを持ってしまう・・・様な設定は、
よろしくないとか・・・・
アメリカ版の妻(スーザンサランドン)は、留守がちで、仕事やバザーに
忙しいっていう設定なんですよね・・・
なんだかね・・・映画全部通して、やたらと旦那が奥さんに遠慮してる
感じがして、アメリカ人の夫婦は大変だなぁ・・って思いました。


ずっと何十年も生真面目過ぎるほど生きてきた旦那が、こっそりダンスに
目覚めて(それが最初綺麗な先生目当てだったとしても)一生懸命やって
楽しそうにしてた、それが表にはっきり出た時、アメリカ版では、旦那を
なじるんですね。やっぱりアメリカと日本じゃ違うな~。
日本人の奥さんなら、当初の目当ての部分は嬉しくはないけど
責める人は殆どいないと思う。少なくとも私なら責めないな。

でも、役者という意味で、男主人公は、断然リチャードギアがタイプです。
奥さん役も、スーザンサランドン(バッチリでした♪)の方が好き。
この2人が夫婦っていうのも、とても合っていました。

リチャードギア、とてもこの役に合っていたし素敵でした。冴えない(はずの)
最初のシーンからして、私には凄く素敵に見えましたし・・・。
というか、カッコイイ人がこの役演じちゃったら、話が・・・
やっぱり感情投入出来てじ~~んとなるのは日本版でした・・・・。
日本版の役所さんは、地道に真面目にコツコツ20数年働いてきて、住宅ローンで
やっと手に入れた庭つき一戸建ては、通勤時間がかかる郊外(早朝に自転車で
駅まで走る姿が、もうもう哀愁漂っていて、泣ける・・・)

優しい奥さんもいて、家庭で何も不満が無い。でも、なんだか最近ちょっと虚しい。
この設定がね~~~もう、たまらんですわ。日本にはこういう人が
一杯いるにちがいないんだもん!


脇役も描かれ方も日本版の方が抜群に良かったし、面白かった。
たま子先生を筆頭に、渡辺えり子役、竹中直人役、太って汗かきの青年の
田口浩正役が、アメリカ版では物足りなかった。
竹中直人の会社での妙な歩き方がなかったですね(だってそもそも、アメリカ
版の方の男性は、別に格好悪く無いんだもん)

関西弁のおっちゃんの役が、軽い兄ちゃんに変更なっていて、ギャグとかも
なんか下品になっちゃった感じ。

そして、ジェニファーロペス、窓から外を淋しそうに眺めている・・
って最初のシーン見た時に「たくましい~」
って感じで、最後までなんだか
淋しげって印象より、マッチョなバディだな~という印象の方が強かった。
日本版は、細くて淋しげでちょっとツンツンしてるって感じが、草刈民代さん
凄く合っていたし、踊る姿も素晴らしく美しく、近寄りがたさも出てました。
そのツンツン冷たい先生が、段々笑顔も増えて来る・・って辺りがとっても
良かったんですな・・・。

ジェニファーロペスは、ラテンダンスを踊るシーンでは流石だったけれど、
社交ダンスって設定だし、そもそも、窓の外を淋しげにながめてた・・・
って理由もあまり描かれてない。
日本版ではお父さんから、既にトップダンサー
である彼女を場末のダンス教室で先生するように言われ「冗談じゃないわ!
何故この私が、こんな処で??」とばかりの苛立ち部分があったし・・・
かつブラックプールでの失敗や相手男性とのトゲトゲした過去も説明があって
充分、あの窓の外を見る彼女の心理をこちら側が推察出来るんですよね。

そういえば、ジェニファーロペスがダンスを踊るきっかけになった女性は
やたら綺麗だった!!見たことない人ですが、あの方がもしも先生役を
演じてたら、またこの映画全然違う印象になっていたに違いないです。


ただ、アメリカ版も悪い処ばっかり・・・て訳じゃなくて、
「箱に入れられるプレゼント」という表現、くだりが、とっても良かった
です~~!!{/kaeru_fine/}
【2005/11/02 19:36】  コメント(0) | トラックバック(2) | アメリカ映画
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Shall we Dance?
耳の中には星の砂の忘れ物 (2005/11/22 00:39)
Dance with me?君が僕のパートナーだから。 日本版の『Shall we ダンス?』を観る前に、ハリウッド版を観てしまいました(公式サイト→こちら )。 どーなん?これは、いかに。私は普通に楽しめましたよ。ハリウッド的に。周防監督の方を観てはいないものの、配役はわかる


ハリウッド・リメイク版「shall we dance?」と日本の「shall we ダンス?」の違い
栄枯盛衰・前途洋洋 (2006/07/27 00:03)
先日、書きかけながら消えてしまった、ハリウッド・リメイク版の「shall we dance?」と日本


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