「列車に乗った男」とジョニー・アリデイの過去写真
この一癖ありそうな男を演じたジョニー・アリデイって、全然知らなかったのですが、フランスのプレスリーと言われていたモテ男らしいです。見終わった後若き日を検索してぶっとび!
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そして、シルビーバルタン(「ウォーターボーイズ」の挿入歌(60年代フレンチポップス「あなたのとりこ」)を歌ってた人で、1964年映画『アイドルを探せ』に出演してたフランスの大スター)の夫(その後離婚)だったことも解って、またまたびっくり。
2人の若き日の姿を見れる動画は こちら Sylvie Vartan & Johnny Hallyday J'ai Un Probleme 1973

このジョニー・アリデイという人をよく知っていたなら、もっと感動度も高かったんだと思うんですが(「やわらかい手」と同様・・・)、なにせ全然知らないオッチャン、しかも、恐れ多い事には、このオッチャン、カッコつけてる?(^^ゞ って風にどこかコミカルに見ちゃった自分がいまして・・(すいません・・ほんとに・・・。古畑任三郎を見てた時と似た感じとでもいいましょうか・・・。基本この年でこのルックスって事は、もしかしてなかなか渋いおじさまって設定なんだろうけれど(目がやたら青くて印象的)、どっかズレててユニークwって風に見ちゃったんです・・)

映画の内容はというと、開始早々、こりゃ~好きかも・・・って思いました。列車から外をぼんやり見てる男、夕暮れの寂れた町に着いて歩く・・・後ろにはライクーダー風音楽。
2人は偶然薬局で出会います。ジョニー・アリディ演じるミランは、タブレットの薬を売られ困っているところに、家で水を飲んでいかないかい?って優しく声をかけたのがマネスキエおじさん(ジャン・ロシュフォール)→「髪結いの亭主」の亭主役をやった男優さん。
マネスキエは元教師、鍵のかかっていない邸宅に住み、人が良くて親切、知的な男。欠点は、ちょっとお喋り過ぎる事かな・・。この2人が段々親しくなっていくんだけど、とってもそれが良いんですよね~。

だいたい、こんな怪しげな男をタダで家に滞在させてあげるマネスキエおじさん、やさしすぎる~。でも、どうやら、マネスキエおじさんは、もしかして自分の余命いくばくもないかもしれないことを解っているのです。土曜日に大きな手術があり、死んじゃうかもしれない・・・って思ってる。それだけに、怖いもん無し・・って状態だったんだろうな・・・。

おじさんは、今まで地道に無難な暮らしを長年していて、だからこそ、ちょっと冒険してみようと思ったにちがいない。私が好きなシーンは(色々あるんだけど)、cafeみたいなお店で、うるさい大声で話してる若者が2人いたんですよ。みんながイライラっとしてるけど、怖そうな若者なのでみんな我慢してるの。ミランはぶつかられてもすごむことは無い。何故かっていうと相手は2人でこっちは1人だからだ。年を取るってのは哀しいもんだ、、なんて言う(←彼が若い頃なら1人で2人くらい、やっつけられたのかも) そこへ、マネスキエおじさんはすくっと立ち上がり若者達に勇気を出して注意をしに行くのです(ほとんどボコられるの覚悟で)
そうしたら、以外にも相手は教え子で、先生のことも覚えており、急におとなし~くなってまう・・ってオチなんですよ^^

あと、パン屋のおばさんのエピソードが凄く可笑しかった。確かにイヤな感じだよね~。他に何か・・って毎回しつこく付け加えるのって。で、バゲットを2本と、多めに買って来た理由をたずねられて、自分も、彼の様に、前もって準備(買い置き)しておこうと思ってサ、って返事するのがとっても受けました。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
最後、2人とも死んじゃうなんて・・・。お互いの人生を交換してみたかったんだね・・・。面白くて好きな映画ではあったんだけれど、ラストのしめ方が、それほどガツンと来なかったので3つ★半~4つ★以上

列車に乗った男 L'Homme du Train The Man on the Train
監督 パトリス・ルコント
出演 ジャン・ロシュフォール / ジョニー・アリディ / ジャン・フランソワ・ステヴナン / チャーリー・ネルソン / パスカル・パルマンティエ / イザベル・プティ・ジャック / エディット・スコブ / モーリス・シュビ
【2009/08/06 22:28】  コメント(6) | トラックバック(1) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

わ~、そうなのね。↑このおじさんは、そういう過去があったのね。参考になったわ★ありがとう。
latifaさんは、ユニークって思ったのね、彼のキャラ・・笑
確かにあの年であれだものね・・笑
私は素直に、渋めのおじさん・・って見ちゃったよ。
ラストは・・そうか・・ガツンと来なかったのね。私はガツンときたのよね。でもどちらかというとこの手の作品は年取ってから観たほうがいいかもって思えたわ。人生の哀愁感じさせていたしね。
ところで、最近フランス映画ばかり続くけど・・・嵌っているのかな。
密かに楽しみにしているよ~~
ではでは。
みみこ  【 編集】  URL |   2009/08/07 10:01   |  TOP ▲ |


この映画とは全然関係ないのですが
是非latifaさんに教えようって思って!
まだ私は未見でチラっとしか見てないのですが
【たとえ明日が来なくても】って言うインド映画。
latifaさんの言うインド映画独特のダンス&音楽が満載でしたよ!
近々ちゃんと見てみる予定ですが、latifaさん好みなのかな?
とか思って、一応知らせにきました~~!
まだ見てないので内容は保障できませんが
チラっと見たダンスシーンに使われてた音楽はドカドカ低音が響き
私好みでした~~(o^―^o)ニコ
めぐ  【 編集】  URL |   2009/08/07 18:16   |  TOP ▲ |


みみこさん~こちらにもありがとう!!
こちらのレビューも、おしどり~で見て来たわん^^
ラスト以外は、ほとんど同じ事を思って見てたのね~~(^○^)
みみこさんは、あのラストが気に入っちゃったみたいね。
確かにクロスしたり音楽効果もカッコ良くて、さすが・・って思ったには思ったんだけれど、やっぱりこういうラストは望みたくない処があってさ・・・・
そういえば、「画家と庭師とカンパーニュ」も、違ったタイプの初老の男性2人が友達になるっていうか、そういう内容で、題材的には少しだけ似てて、面白かったよ~~。そろそろ新作落ちしてると思うから、いつかみみこさんの感想も是非聞きたいな~。

>この手の作品は年取ってから観たほうがいいかもって思えたわ。人生の哀愁感じさせていたしね。
うん、それは言えてる!
ルコント監督の・・「ぼくの大切なともだち」も男2人の友情ものだったけれど、こっちの映画の方がじわ~と来る感じで、より好きだったかもしれない。
latifa  【 編集】  URL |   2009/08/07 21:12   |  TOP ▲ |


めぐさん、こんばんは~!
>たとえ明日が来なくても
初耳~~!今検索してみたけれど、主役の女優さんが、すんごい美人~~私の好みだわん♪ 男優さんもインド俳優の割には結構カッコ良さそうだし、面白そうねー!
これはDVDでレンタルになってるんだろうか??今度調べてみるね。凄く評判の良い、評価の高い映画みたいね。情報ありがとう~~。
とりあえず、めぐさんは、この映画のソフトか何かをお持ちなのよね? 見終わったら、面白かったか、どうか、また教えて~~!!
latifa  【 編集】  URL |   2009/08/07 21:20   |  TOP ▲ |


「マドモアゼル」、そして「灯台守の恋」の感想も拝見してきましたよ~。
どちらにコメントさせてもらおうかと思ったら、なんと懐かしいジョニー・アリディ兄さんの話題が!!
うれしくなって、こちらにコメントさせてもらいますね。

latifaさんは「灯台守の恋」が気に入られたようですね、私も気に入って「マドモアゼル」と同様にDVD買いました。(笑)
結局「パリ空港の人々」も含めて、この監督の作品が大好きなんです。
(パリ空港の人々も、いつでもレンタルしますので・・)
「マドモアゼル」の切なさと「灯台守の恋」の切なさは、ちょっと異質だけど、どちらも監督のセンスは素晴らしいと思いましたよ。
新作、観たいですね~!

で、ジョニー・アリディとロシュフォールさんのコンビ、最高でした。
ラストは驚いたけど、やはりぐっと来ちゃいました。
アリディは、ナタリー・バイとの間に今話題のローラ・スメットという娘がいて、いろんな映画に出ていますよね。
私は、昔からアリディのハスキーでセクシーな声が好きで、LPを買ったりしていました。(歳がバレバレだわ・汗)
この「列車・・」で、渋い演技を見せてくれて、またルコント作品に出てくれて、私としては感謝感謝です!
ついでに、ルコント作品でのロシュフォールさんて、本当に最高ですね。
なんと表現していいのか分からないけど、味があるの、それも鰹節みたいな感じ? フランス人なのに ^^;

毎日、暑いですね~~
まだ残暑が一カ月以上続くというのに、早く涼しくならないかと願っています・・、冬眠じゃなくて、夏眠したいな・・。

カポ  【 編集】  URL |   2009/08/09 00:11   |  TOP ▲ |


カポさ~~ん、こんにちは!
色々見てくださったのね、ありがとう~(^○^)

で、なんですとーー!!
カポさんジョニー・アリディ兄さんの事、ご存じだったのね?!!
彼の歌声が好きでLPも持っているほどとは~~~!!!
いや~~ほんと、カポさんってフランス通ねー!!
それじゃ、この映画の感動度ったら、かなり高かったんじゃないでしょうか
全く知らない私が見ても面白かったんだから・・・

> latifaさんは「灯台守の恋」が気に入られたようですね、私も気に入って「マドモアゼル」と同様にDVD買いました。(笑)
 そうだったのね~^^ でも2つセットで揃えたくなる気持ち、すんごい解るわ~!
「パリ空港の人々」もお持ちだし、カポさんちにはお宝ビデオ(DVD?)がザックザクありそうで、羨ましいわん~♪

> アリディは、ナタリー・バイとの間に今話題のローラ・スメットという娘がいて
今検索して来ました。なかなか綺麗な女の子だわ~。ほんの少しお父さんに似てる!でも彼女の出演作品、どれも見たことがなかったです。でも情報ありがとうございます。今後頭にインプットして、彼女が出てる映画を見れた時に反応出来る様にしておこうっと☆

> ついでに、ルコント作品でのロシュフォールさんて、本当に最高ですね。
> なんと表現していいのか分からないけど、味があるの、それも鰹節みたいな感じ?
うん、うん。あのオジサマ良いですよね~。鰹節って~~!ヘ(^ー^) 確かにそんな感じ♪
latifa  【 編集】  URL |   2009/08/09 16:51   |  TOP ▲ |


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『列車に乗った男』
erabu (2009/08/08 08:31)
監督、パトリス=ルコント。2002年フランス・ドイツ・イギリス・スイス。原題『L


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