ポコアポコヤ　映画倉庫

９月公開の映画。ヤフー無料試写に当たりました（＾○＾）♪
この映画の事は全然知らなかったのですが、映画の内容は、アメリカの不法労働者についてのお話。予想以上に引き込まれて鑑賞させて頂きました。４つ☆～４つ☆半

本当は苦手な群像ものなのですが、とても解りやすい作りと、混同し難いルックスの人を選んでいたことが幸いして、何も問題無くそれぞれのエピソードをしっかり把握して見る事が出来ました。ちょっと「クラッシュ」っぽい群像劇だったかも。少しづつ、色々と人がリンクしています。

ハリソンフォードの出番は思ったより少な目でした。やっぱり年取ったなぁ～と思いました・・・。各エピソードはというと、
?メキシコ国境を越えて不法労働している若きシングルマザーのマリア・サンチェス（見たことある人だと思ったら、アイアムレジェンド、ブラインドネスに出演していたそうな）
?ハリソンフォードの同僚（クリフ・カーティス「クジラ島の少女」他出演）の一族（イラン出身って設定なのかな？）と妹、イスラム教の国から来ている一家とその娘（ベールをかぶって学校に通っていて、過激なレポートを発表し、それが大問題へと・・・）
?韓国からやってきたクリーニング屋の一家とその息子（まるで「グラントリノ」の様に、同郷出身者の不良仲間に誘われている気弱な青年。見た事あるなあ・・・と思ってたら「トワイライト～初恋」のジャスティン・チョーンって人だったんだね）
?オーストラリアからやってきている女優志望の女。オーストラリアの人までが、グリーンカードを切望しているとは知らなかったです・・・。
?アクロス・ザ・ユニバース（2007）に主演していてたジム・スタージェス演じるグリーンカードは持ってないものの、ユダヤ教のスクールで先生として就職先をgetしたミュージシャンの卵、などがあります。

☆以下ネタバレです　白文字で書いています☆
確かにあの女子高生（サマー・ビシル）のレポートは過激だし、私的に彼女の発言は同意や理解出来ない内容だったとはいえ、それであんな大変な事になってしまうとは、びっくりでした・・・。ベールをかぶっていた時、美女度が４割増しでした。嬉しい気持ちになった小さなエピソードは、ユダヤ教のラビのおじいさんに助けてもらったシーンでした。去り際に「声は良かった。明日ここに来なさい。教えてあげるから」って言ったのには、おじいさんやるぅ～！！って思った。あと、ハリソンの同僚の人の妹を殺したのが兄弟だったなんてびっくり＠＠でした・・・。その同僚の人が偶然居合わせたスーパー強盗で、一人の少年だけ見逃してやり、その場に居合わせたオバチャンまでもが「４人組だった」って口裏を合わせたのはびっくりしたな～。以上

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官（覚えにくいタイトルだなぁ～）原題　crossing over
監督・製作・脚本： ウェイン・クラマー
ハリソン・フォード 　レイ・リオッタ 　アシュレイ・ジャッド 　ジム・スタージェス 　クリフ・カーティス 　サマー・ビシル 　アリシー・ブラガ 　アリス・イヴ 　　ジャスティン・チョーン