映画「ひゃくはち」 小説と比較感想
補欠の野球部員を主役にしたお話というのが良いですね^^
私は、小説<<<映画でした(こういうのは凄く珍しい事)
大胆に違うのはラストの展開でした。でも私は映画版の方がずっと好きです。
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小説では大人になった雅人(斎藤嘉樹)が、もうノブとも何年も会っておらず、ある事件から野球を辞めている状態。何故あんなに熱中していた野球を辞めたのか?その事件とは?というのが気になる最大要素なのです。そして高校時代へ回想シーン。 最後はまた大人になっている彼らの様子が出て・・という流れ。
しかし、映画では、その大人バージョン部分と、ある事件(私はそこ好きじゃなかったんで・・)という部分は、全くバッサリカットされていて、あくまでも高校の野球部のお話に絞ってたのがブラボー!!でした。4つ★

雅人とノブ(中村蒼)が、そのへんにいそうな普通の男の子って感じで良かったですね。特に雅人を演じた斎藤嘉樹君って子は一生懸命さが出てました。中村蒼君って子は、光る原石って気がします。これから磨き次第でもっとカッコよくなりそう。 ノブと彼女の絆、そしてノブのお家の事情(お母さんが苦労しながら育ててくれて・・・)とか、2人が普通に受験してこの高校に入って来て寮に入って、入学時から野球の特待生で入って来た子達とは違うけど頑張ってたこととか、その辺りは小説で具体的に読めて面白いです。雅人のお父さんが、息子の野球についてどんな風に長年見守って来たかも解ります・・・。

小説では、コンパやりまくり、Hしまくり、タバコお酒やり放題って感じで、そこがちょっとネックになっていたんですが、映画版では少しそれが控えめになってました^^ とはいえ、高校生の名門野球部員が、そんなことじゃあ、、、って思われてしまうかもなあ・・・というのはありますね・・・。私もやっぱり「DIVE!」のように、女の子や好きな食べ物や遊びなど全てを諦め捨ててまで、あるスポーツの為だけに必死でやって来た!って男の子を断然熱く応援したくなっちゃうんで・・・(^^ゞ

★以下ネタバレです 白文字で書いています 小説版と映画版と両方ネタバレしているので、今後小説を読む方も注意です!★
一番ぐっと来たシーンは、雅人の父親役の光石研さんが息子がスタメンに選ばれたのを聞いて号泣してるシーン。ここは、もらい泣きしちゃいました(T_T)。小説でもここはぐっと来た部分だったけど、どっちかっていうと、雅人が父からもらった手紙・・の方がぐわっと来たんですよね。そこの部分は映画の最初の方でも描かれてました。
ラスト、小説では、ノブの彼女に赤ちゃんが出来てしまい野球部を退部するに至り、雅人までが辞めるという展開だったんですが、映画では雅人だけが選ばれ、ノブは選ばれず・・・ところが、思わぬ1年生のケガでノブは選ばれる!20番のゼッケンを握りしめノブの元に走る雅人!のシーンが良いっ。あの神社にかけつけ、不謹慎ながらも喜べ!^^ってのが良かった~(^▽^)
ベンチに入れたとしても、試合に出られる事はないだろう・・・というのが前提にあって、その通りなんだけど、それでさえも、20番以内に選ばれてベンチ入りする事を目標にしている2人がけなげで、いとおしかったです。
以上

これ見ながら母の気持ちでした。息子はいないけど、自分にこういう補欠みたいな立場の息子がいたら・・・って考えるとグワグワ来ちゃいました。彼らに幸あれ~と思わずにはおられませんっ!!最初の方で出て来た今度野球部を辞めるという言葉少ないメガネの男の子の言う台詞も良かったです。「どんな辛い練習の時も、君らがいつも側にいてがんばってる姿があったから自分もがんばれた」って・・・(T_T)こういうのに、凄く弱いです・・・。自分も子供も運動部に入った事ないんですけどね・・。
映画は、特に最後の30分間の盛り上がりが良かったです。
TVの「バッテリー」のキャッチャーの永倉豪役だった山田健太くんが出演しているのにはびっくり

コーチ役に、ROOKIESの平塚役の桐谷健太が出てたのに、出番が少なかったですね・・・。あと、スター選手には「ハゲタカ」の派遣社員他で一杯最近活躍中の高良健吾君が出てました。
市川由衣さんの部分は、あまり・・・だったかな・・・。 

ひゃくはち (2008/日) 監督 森義隆 脚本 森義隆  原作 早見和真
出演 斎藤嘉樹 / 中村蒼 / 市川由衣 / 高良健吾 / 北条隆博 / 三津谷葉子 / 小松政夫 / 二階堂智 / 光石研 / 竹内力

ひゃくはち 小説の感想
【2009/09/20 11:20】  コメント(4) | トラックバック(4) | 日本映画
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コメント

latifaさん、おはようございます☆^^

昨日、息子が帰省してきたので、通常通りの生活が送れない我が家です(^_^;)
帰ってきてくれて嬉しいけど、忙しくって・・やっぱり疲れる(^^ゞ
食事もいつものように手抜きじゃなくて、やっぱり美味しいものを、栄養のあるものを食べさせないなぁ・・・なんて思ったり、これもあれもいる間にしたい、してやりたい・・なんて思っちゃうもんだから(^^ゞ
一緒に住んでるときは、のんべんだらりと、これが”通常”だったのになぁ~(^_^;)
今月いっぱい夏休みなので、その間、いるみたいです。
明日、明後日はちょっとお出かけしますし、バタバタと忙しい後10日ほどになりそうです。
嬉しいんだけど、後でどっと疲れが出そう(^_^;)
latifaさんはどんな連休でしょうか?^^
楽しんでくださいね~(*^^)v

で、この映画ですが
原作より良かったなんて、すごい~!
大人になった二人も観たかったけど、そういうところバッサリ・・で良かったということなんですね。
latifaさんが好きじゃなかったという”ある事件”というのも興味津々^^
映画しか観てない私は、へぇ~!そうなんだ~!と比較感想、楽しく読ませてもらいました♪

野球の名門高校がこれで良いのか?というところはありましたが、映画ではHシーンはなかった(?)し、高野連が観たらヤバそう・・とは思ったものの、こういうこともあるでしょうと許せる程度だったかなぁと(^_^;)

そうそう!あのお父さんが号泣するシーンでは、私も泣けました。
やっぱり親の気持ちで観ちゃいますよね~!
最後の試合で、伝言に向かう時のシーンを観て、回想シーンがあったので、あ~。。。こんな風にしてたんだ・・と、そこでもグッときて涙が・・。
公衆電話で親に電話するシーンも、気持ちわかる・・・と涙が出てきそうになりました。

高校野球をやってる子たち、それ以外のスポーツをやってる子たち、みんなそれぞれにドラマがあるんですよね。
みんな愛おしいです!^^
メル  【 編集】  URL |   2009/09/21 07:16   |  TOP ▲ |


メルさ~ん、今頃あわただしくしていらっしゃるかな~^^
そっかー、息子さんが来てるのね?
なんと。大学の夏?秋休みって、長いのね~~。

> 帰ってきてくれて嬉しいけど、忙しくって・・やっぱり疲れる(^^ゞ
> 食事もいつものように手抜きじゃなくて、やっぱり美味しいものを、栄養のあるものを食べさせないな
解る!(って、その立場にはまだなってないけど、多分私も同じ風になっちゃうから^^) 普段一緒に暮らしてない分、せっかくいる間は、色々作ってあげたいぞ~って、ついがんばっちゃうんだよね♪
ただ、メルさんは仕事もしてるわけで、無理のない範囲内でがんばってー☆

> 一緒に住んでるときは、のんべんだらりと、これが”通常”だったのになぁ~(^_^;)
いやいや、多分さ、一緒に住んでる時は、そういうせっかく今だけだからがんばって作ってあげよう~っていう意気込みが無い分、適当に手を抜いたり、がんばったり・・・と交互にやってたんんじゃないかな?

> そういうところバッサリ・・で良かったということなんですね。
そうそう。そうなのよ~。
これで大人時代の話も入れちゃったら、2時間以内で、濃いものは作れなかったかもしれないな~って思うわ。あ、でもさ、あの新聞記者の部分をバッサリカットすれば、大人になってから・・って部分を少しだけ入れることも可能だったかもね^^

> 野球の名門高校がこれで良いのか?というところはありましたが、映画ではHシーンはなかった(?)し、高野連が観たらヤバそう・・とは思ったものの、こういうこともあるでしょうと許せる程度だったかなぁと(^_^;)
 小説でもね、Hシーンだけ描写とかは確かなかったと思うの。
でもね、主人公の雅人が、大人になって過去を振り返ってみると、Hして結構気に入ってた女子の事を全然なかなか思い出せないって重要なシーンがあってね、(思い出せないほど大量の数の女性としちゃてた・・・って事なのよぉ!!)それって、どーよ~~~?!って思ったわけなんだ。
かたやノブは、コンパにつき合いで行っても、彼女一筋って設定だったんだけどね。

> 公衆電話で親に電話するシーンも、気持ちわかる・・・と涙が出てきそうになりました。
ううう・・・・ そうだったよね。
本ではさ、ノブが彼女に電話をしてるんだ。ノブにとって彼女は、彼女にだけは本音を言えるっていう特別な存在なのよ。だから、号泣しながら電話してるのを、こっそり雅人が見ちゃう・・って展開だったと思う・・・。

> 高校野球をやってる子たち、それ以外のスポーツをやってる子たち、みんなそれぞれにドラマがあるんですよね。
 うん、うん。ああいう全員が試合に出られるわけじゃないって競技の部活に入っていた子は、多かれ少なかれ、ああいう気持ちを味わったりしてるんだね。
人間一回り大きくなるのも解るわ~。
補欠だけどがんばってた経験、将来何かきっと役に立つよね!
latifa  【 編集】  URL |   2009/09/21 10:40   |  TOP ▲ |


TBありがとうございました。
あまりお邪魔したことないですが、各所でお名前は拝見しております。
さて、この映画、大好きです。
去年の邦画、№1にしちゃいました。
そっか、小説もあるのですね。知らなかった。
でも、レビューを見る限りでは、映画の方が気持ちよく作られてるみたいですね。機会があったら、そのうち読もう。
私は、息子もおりますが、職業柄(高校教師なもんで。。。それも甲子園に行っちゃうような野球のガンバッテとこ・・)さまざまなことがわかりすぎて、あいつらの気持ちがわかりすぎて、もう完全にはまって見ておりました。
一般の生徒とか、特待生とか、ユニフォーム着て、スタンドで応援してるやつとか、よくぞここまで描いたもんだと。
で、あの二人のキャラがいいんですよね。いやーー、みた甲斐ありました。
その後、生徒にも勧めまくってます。
高良君とか、その後活躍してますが、野球もうまかったですね。

長々とスイマセンでした。
またどうぞよろしく。
sakurai  【 編集】  URL |   2009/09/22 13:46   |  TOP ▲ |


sakuraiさん、こんにちは!
TB、コメント、ありがとうございました。
メルさんち経由で、sakurai さんのレビューを拝見させて頂き、生の現場?を良く知っていらっしゃる方の感想、心を打ちました^^
去年の邦画、№1だったのですね。やっぱり自分や身近な人間とリンクする内容は、それだけで、特別な映画になりますよね。

そうなんですよ・・・小説は、映画とはちょっと違った雰囲気です・・・。
是非いつか機会がありましたら、小説もどうぞ!

私が中学校の頃、横浜の有名な野球の学校に同級生の男の子が、特待生だかで、転校して行ったのです。どんな凄い事になるんだろう?と思っていたのですが、、どうやら、メインの選手には入れなかったようでした・・・。
凄く遠い日本の田舎の果てから、横浜まで行ったのにな・・・と思ったものでした。
その後、高校2年の時だったかに、久しぶりに会った時、すっかり体型まで野球少年になっていて、凄くハードな練習で鍛えた結果なんだな・・・と思いました・・・。
sakuraiさんの学校は、有名な野球の学校だとか。20人に選ばれない子達の思いや涙、一杯ご存知なんだろうな・・・と思います。
それでも野球が好き!という少年達、輝いて見えます^^
latifa  【 編集】  URL |   2009/09/22 20:04   |  TOP ▲ |


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「ひゃくはち」
心の栄養♪映画と英語のジョーク (2009/09/21 06:59)
補欠も正選手も、共に苦しい練習に耐えてきたんですよね~


「ひゃくはち」:本所一丁目バス停付近の会話
【映画がはねたら、都バスに乗って】 (2009/09/22 10:18)
{/kaeru_en4/}LIONの文字を見ると、学生のころ、野球部の連中がよくライオンの洗剤でユニフォームを洗っていたのを思い出すなあ。 {/hiyo_en2/}試合に出られない補欠選手なんて、それだけで高校3年間過ぎちゃうのよね。 {/kaeru_en4/}そういう縁の下の力持ちにも、たまに...


ひゃくはち
迷宮映画館 (2009/09/22 13:38)
お見事!


『ひゃくはち』
京の昼寝~♪ (2009/09/27 22:19)
□作品オフィシャルサイト 「ひゃくはち」□監督・脚本 森義隆 □原作 早見和真(「ひゃくはち」集英社刊) □キャスト 斎藤嘉樹、中村蒼、竹内力、光石研、市川由衣、小松政夫、高良健吾、北条隆博、桐谷健太、三津谷葉子、橋本一郎、太賀、平田貴之、芳本美代子、二...


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