前回の「ストレンジャーザンパラダイス」の続きを書こうと思ってちょっと 検索してみたら、あら!春休みに「2003年カンヌ映画祭短編部門の パルム・ドールを受賞した作品コーヒー&シガレッツ」の上映が 決まっているんですね☆ 「18年に渡って撮りためたコーヒーとタバコをテーマにした短編映画集。 11本のショート・フィルムに登場するのは、ケイト・ブランシェット、 トム・ウェイツ、ロベルト・ベニーニなど総勢24名。 第3話目の『カリフォルニアのどこかで』がパルムドールを取った作品。 予告編の動画はこちら 映画の公式サイト ![]() さて、過去にさかのぼります。 「ザン・パラ」(こんな風に「ストレンジャーザンパラダイス」の短縮言葉が 当時使われていたのを突然思い出したわ(^^;) を見た後、「パーマネントバケーション」を見て、これはカラー映画だったので
また新鮮な印象を受けたし、主人公のほそっこい少年も、合っていて良かった。
私がこの映画を見て一番思ったのは、同じ場所に居着かずあちこちを転々と してる主人公が、次の場所に行く時、トランク1つで、すぐ移動出来ちゃう 身軽さ・・に、すっごく憧れたのを記憶しています。 (私は自分の持ち物・荷物が異様に多くて、それに縛られてしまう性分) それと、これを見た時は、私は産まれてこの方ず~っと同じ場所・家から移った 事がまだ無い時で、引っ越しとか、どこか誰も知らない町で、全てちゃらにして やってみたい・・・という願望が凄く強かったんです。 その次の作品、「ダウンバイロー」は、コミカルな面白さも加わって、 モノクロの映像も音楽も良かったです。(一番上の写真) でも、私はやっぱり「ストレンジャーザンパラダイス」の2人男コンビの方が好き。 大変申し訳ないのですが、どうもロベルト・ベニーニさんの外貌があまり 好きじゃないんですよ・・・トム・ウェイツは良かったんですが。 その後、「ミステリートレイン」(当時、日本の永瀬、工藤夕貴が出演するのは 凄ーーい!と思ったもんだった)が、見た感想は、まぁ普通に面白い程度・・・ と思って、その次に見た「ナイト・オン・ザ・プラネット」も、普通で・・・ あの頃のウィノナ・ライダーは凄く可愛くて、ちょっとこの役にはあまり 合ってないんじゃないかなぁ~ 無理があるよな・・・と思いました。 ![]() その後、身辺変化もあったし、もう映画館に彼の映画を見に行く 事が途切れてしまいました。 ビデオで「デッドマン」(ジョニーデップも出ててカッコイイ) を見たけれど、映像や雰囲気は独特だったのですが、 なんだか私には退屈な映画でした(ごめんなさい) これを見た頃は落ち着いて見れる状況じゃなかったので、 今見直したらはまれるかもしれません。 なんだか、つまんない文になっちゃってスイマセン・・・とにかく「ストレンジャーザンパラダイス」「パーマネントバケーション」「ダウンバイロー」この3作はどれもかなり好きな作品です ストレンジャー・ザン・パラダイスとジョンルーリーの文 ・ コーヒー&シガレッツ(2003) ・ 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002) ・ ゴースト・ドッグ(1999) ・ イヤー・オブ・ザ・ホース(1997) ・ R.I.P. ジョー・コールマンの肖像(1997) ・ デッドマン(1995) ・ 豚が飛ぶとき(1993) ・ ナイト・オン・ザ・プラネット(1991) ・ ミステリー・トレイン(1989) ・ ダウン・バイ・ロー(1986) 各映画作品の幾つかのショット写真が見れます |
はい、そのとおり。
ジム・ジャームッシュ兄貴は、この3作品です。間違いない! うははは~やっぱりですか?^^
でもね、そう考えちゃうと、それじゃ、その後の、この約10年間の間の作品は、どうなんだ・・・?って事にもなっちゃいますが(^^;) でも、次回公開のブロークンフラワーも楽しみにしています! PS 写真見えなくてごめんなさい(T_T) http://blog.goo.ne.jp/latifa/e/8f2e78bd70768521887c6feab897bf63 こちら(全く同文です)では写真見えますm(_ _)m 「コーヒー&シガレッツ」観ましたぁ^^やっぱり何回観てもいいですね。ほんと、すごく癒されるし、意外に奥深かったりして、大好きです。ジャームッシュのユーモアって、ほんとに洗練されてますよね。天才だと、改めて実感。
「カルフォルニアのどこかで」がパルムドールを獲っていたなんて、知りませんでした!貴重な情報ありがとうございます。すごいなぁ。たしかにいいですよねぇ、あの一編は。 僕はトム・ウェイツが大好きなので、とりわけ好きな一編です。「音楽と医学」のくだりはほんとに笑えて楽しい。イギー・ポップの演技も渋くてとてもいいし^^ 何か実は、この撮影の時、トムは不機嫌だったそうですね。「この脚本の何が面白いんだ。」って。そんなトムをそのままフィルムに焼き付けたそうです。 とにかく全編が良くて、最高の完成度だと思います。「地球は共同伝導体」、コーヒーをシャンパンと思って、人生を祝うetc..。あぁ、いいなぁ^^ 主題歌の「ルイルイ」も心躍ります。 長くなってすみません↓ ジャームッシュの新作は出ないかなぁ。またモノクロが観たい!w マキシさん、こんにちは!
「コーヒー&シガレッツ」再見されたんですね~。私はこの時一回だけで、その後見ていないので、是非また見てみたいな~と思っているところです。 マキシさんは、トム・ウェイツが大好きなのですね。 ジム・ジャームッシュと、トム・ウェイツって切っても切れない仲?というか、 とってもしっくり来る組み合わせって気がします。 > 何か実は、この撮影の時、トムは不機嫌だったそうですね。「この脚本の何が面白いんだ。」って。そんなトムをそのままフィルムに焼き付けたそうです。 それは初耳でした^^ 面白い情報、ありがとうございます。 主題歌の「ルイルイ」、これは今も歌えます(^^ゞ 覚えやすくて印象に残るフレーズの曲ですよね。 私も新作が見たいなぁ~。そしてモノクロの作品もまた見たいです! またまたすみません↓latifaさんとお話しするの、すごく楽しくて^^
役者としてのトム・ウェイツも好きですけど、ミュージシャン、音楽家としての彼も好きです。彼の音楽はまさに本物で、芸術的。彼の曲を聴いた後、他の曲を聴くと、その曲がめっちゃ陳腐に聞こえることがよくあります。 機会があったらアルバム、聴いてみてください^^ そうですねぇ、しっくりきてますねぇ。「ダウン・バイ・ロー」でもすごく彼よかったし。何か合うんでしょうね。芸術家として、通じ合える何かがある。どちらも天才ですしね。 「ルイルイ」いいですよねぇ。何てキャッチーな曲だろう。ジャームッシュは選曲も素晴らしいですよね。インタビューで(またw)、選曲は面白い作業の一つだと言っていました。 あと、この作品、みんなが本人役で出ているのがいいですよねぇ。ロバート・ベニーニとか、スティーブ(ン?w)・クーガンとか、ビル・マーレイ。ビルに、「『ゴースト・バスターズ』のビル・マーレイだろ。あんた。」っていうくだりとかも好き^^ 最後に!ルネ・フレンチ最高。タバコをクールにふかして、コーヒーを飲みながら、なんだか怪しげな雑誌を読んでるあの女の人です! 何かすみません。ではではぁ☆ いえいえ、私もマキシさんとお話するの楽しいので大歓迎ですよ☆
> 役者としてのトム・ウェイツも好きですけど、ミュージシャン、音楽家としての彼も好きです。 私も以前興味を持って少し聞いたことがあります^^ あの独特の声と、そして彼ならでは、の存在感を凄く感じました~。 ただ、私は聞いていて楽な(爆)音がサラサラ聞こえる系が好きで、リピートして聞くってことはなかったのです・・^^ 「ダウン・バイ・ロー」も凄く良かった!あれもモノクロでしたよね。 個人的には、ジム・ジャームッシュの初期の3部作が一番好きなのですよ・・・。(ストレンジャーザンパラダイス~ダウンバイローまでの) ビル・マーレイは、ジャームッシュ監督のお気に入りの俳優さんなのかな? 何度か登場していますね・・。ブロークンフラワーズでも主役やってましたね。 > 最後に!ルネ・フレンチ最高。タバコをクールにふかして、コーヒーを飲みながら、なんだか怪しげな雑誌を読んでるあの女の人です! アワワワ!!大変・・・もうだいぶ記憶が飛んでいて、ハッキリその女性が思い出せません~~ヘ(´o`)ヘ 私も再見したくなってきたな~。 僕も初期三部作が好きですねぇ。「パーマネント・バケーション」、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、「ダウン・バイ・ロー」。
でもそれ以降の作品はあまり観たことないし、出来があまり、、ってかんじがします。どうでしょう。 「ミステリー・トレイン」も初期三部作に比べたら、さみしい出来かな?w 他にいい作品はありますか? お気に入りかも。彼のあのオフ(ビート)なかんじが好きなのかな。 ルネ・フレンチ思い出せませんか~。そっか~w観たら、おぉ、この人だぁ!ってなるかもですw マキシさんも、初期三部作が好きですか♪
最初に見たのが、ストレンジャー~だったのですが、自分も若かったし、あのころ、あの映画が衝撃的だったのもあって、その時の印象がずっと焼き付いてる・・って感じなんです。 >それ以降の作品はあまり観たことないし、出来があまり、、ってかんじがします。どうでしょう。 > 「ミステリー・トレイン」も初期三部作に比べたら、さみしい出来かな?w そうなんですよね・・・。とりあえず、ほとんど見てると思うんですが、最初のその3つを上回るのは、私は巡り会ってないみたいです・・・。 ミステリートレインは・・・いまひとつでした・・。当時前売り券も買って、意気込んで劇場に見に行ったんですけれどもね・・・・。日本人が、ジャームッシュの映画に出る!ってのが、凄く嬉しくて・・・。でも工藤ゆうきだったのは、ちょっと残念だったな・・・・ |
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サーカスな日々
(2006/03/23 01:21)
こんな楽しいオムニバス映画は、久しぶりだ。ジム・ジャームッシュひさびさ、登場。だけど、この作品は、1986年、依頼でつくった短編をもとに、「モノクロ」で「コーヒーとシガレッツのあるシーン」で「格子柄」を床やテーブルに用い、天井から直下の撮影角度を入れ、ジャー |