「幻の光」 感想
是枝裕和監督の初監督作品ということで見てみました。
なんというか・・・映像とかに凄くこだわって撮影されたんだな・・・というのは解ったのですが、ちょっと長く感じてしまう処もありました・・・。
mabo
何度も登場するショットで印象的だったのは、黒いトンネルの中に誰かがいて、背景には、むこう側の明るい風景といった、光と風景のコントラストです。
あと、日本海側の自然や風景も、ヨーロッパ映画の様な感じで撮影されていました。特に池?湖?の縁を2人の子供が走るシーンとか、最後の方のシーンとかは、幻想的で美しかったです。ちょっとだけ、テオ・アンゲロプロスを連想しました。

内容は、ある女性の心の中にいつもあって消えないトゲというか・・トラウマというか・・
それを江角マキコ が演じていました。幼少時代、行方知れずになり、直前で止められなかった祖母、幸せな新婚時代(と思っていたのに)いきなり電車に飛び込み自殺した夫(浅野忠信)
後者の方は、こりゃ~凄いショックだわ・・・・と思いました。
そして、人の紹介にて、日本海側の小さな村に嫁いで行くのです。新しい夫とその娘。2人とも良い感じです。そこでの暮らしとか様子は、ちょっと「歩いても歩いても」を連想するような部分も含まれていました。

不思議な独特の味わいのある映画でした。好きー!という感じでもなく、また、つまんなかったというわけでもなく。3つ☆

幻の光 (1995/日)
監督 是枝裕和  脚本 荻田芳久 原作 宮本輝
撮影 中堀正夫 音楽 チェン・ミンジャン
出演 江角マキコ / 内藤剛志 / 浅野忠信 / 木内みどり / 柄本明 / 赤井英和 / 大杉漣
【2009/11/16 08:41】  コメント(4) | トラックバック(1) | 日本映画
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コメント

latifaさん、こんにちは! コメントとTBありがとうございました。
これは、すごく雰囲気のある映画だったと思います。
江角マキコが注目されたのも、わかる~。。
>ヨーロッパ映画のような感じ
だから、海外でも高評価だったのかな~。。

私は相当前に原作を読んでいたので、ずっと観たいと思っていた映画だったんですよ。
期待を裏切らない作品だったな~。浅野くんが、若かった(笑)。
真紅  【 編集】  URL |   2009/11/17 08:43   |  TOP ▲ |


真紅さ~ん、こんにちは!
> 私は相当前に原作を読んでいたので、ずっと観たいと思っていた映画だったんですよ。
なんと!!そうだったんですね。
宮本輝さんの本って、まだ一度も読んだ事がないのですが、私もトライしてみようかな!
どこかの感想版で、原作の雰囲気を壊さずに映像化されている・・って書かれていました。
真紅さん的にも、
> 期待を裏切らない作品だった
って思われたんですね~。
映画→原作 だと、映画だけでは感じられなかった背景とか、細やかな気持ちのひだ・・みたいのも解ったりするのが好きです~。

そうそう。浅野君、若かった~!!
でも、江角さんは変わらないな~。今も昔も同じだったー。
latifa  【 編集】  URL |   2009/11/17 12:28   |  TOP ▲ |


私は宮本輝さんの原作が好きで、だいぶ前に映画もも見たのですが、
真紅さんもおっしゃっていたように原作のイメージをきちんと伝えてくれています。
大阪の風景や主人公の周りの人々もリアルだし、北陸の美しいけれど厳しい風景も素敵でした。
日月  【 編集】  URL |   2009/11/19 23:15   |  TOP ▲ |


日月さん、こんにちはー!
日月さんも、宮本輝さんの原作がお好きで、その後、映画をごらんになっていたことがあったんですね~。ますます原作を読んでみたくなっちゃいました。今、どわーっと図書館から本が届いてしまっているので、それが片づいたら読んでみようと思いますっ!(あれば良いんだけど・・あるかな・・・)

> 大阪の風景や主人公の周りの人々もリアルだし、北陸の美しいけれど厳しい風景も素敵でした。
そうそう。大阪の下町と、北陸の風景と、両方が出て来ましたよね。
どこか懐かしい様な、それでいて、何故か寂しさがいつも横に居座っているかのような映像でした。
latifa  【 編集】  URL |   2009/11/20 09:40   |  TOP ▲ |


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