「My Son あふれる想い」驚きの展開・・・
第9回 NHK アジア・フィルム・フェスティバル参加作品。NHKのBS2で放映していたのを録画して鑑賞。
チャン・ジン監督の作品だったんですね~。 トンマッコルへようこそ(2005)や、ガン&トークス(2001)の監督。
ado
ちょっとだけ三谷幸喜っぽい感覚がある人だな・・って思ってるんですが、今回はシリアスな内容なのかな?と思いきや、やっぱりちょこちょこと、くすっとしてしまう部分もありながら、なかなか面白い映画でした。主人公の監視役として同行する刑務官のおじさんも良い味出してました。
そしてラストには、大どんでん返しがあって、びっくり・・・。実話をベースにして、脚色したお話だそうです。

まず、韓国には日本と違って、無期懲役というのが存在するようです。日本は死刑の次に重い刑として、そういう無期懲役(一生刑務所から出られない)は、無いんですよね・・・。そういうのがあったら良いのにな・・・って私は個人的に思ってるんですが・・・。で、この主役のお父さんはその一生刑務所から出られない刑の人。

このお父さん役が、韓国俳優にしては珍しい剛毛かつ毛深いチャ・スンウォンが熱演。ただね・・・若い頃ワルで(寅の刺青有り)、強盗殺人(2人)まで犯してしまった過去の人間って感じが全くしないんですよ。とても良さそうな人にしか見えない・・・。それが良かったのか、どうなのかは解りませんが・・・。
15年ぶりに再会した息子に「殺した人の顔を覚えてる?」とズバッと言われたりするわけです。
なんかね・・・この映画のメインになる部分じゃないから、それほど描かなかったんだろうな、っていうのは解るんですが、それでもやっぱり、「被害者とか、被害者家族への気持ちとかは、それだけなの・・?」ってのがずっと頭の隅にあったんですよ・・・。

とはいえ、お父さんの心の声、息子の心の声が、ナレーションとしてずっと流れるので、とっても解りやすいし、感情移入しやすいし、ほんとに思ったよりずっと引き込まれて面白く見た映画でした。3つ★半

ちょっと解らなかったのは、すっかりボケてしまった母が、次の朝、息子の名前を言い写真を抱いて泣くシーンがあるんですが、あのボケっぷりは演技だったんでしょうか?それとも、ときたま、シッカリする時があるということなのでしょうか・・・。
高校生の孫が、ボケたおばあちゃんの面倒、しかも下の世話までしている・・・というのには、可哀想で辛かったです・・・。

★以下ネタバレです 白文字で書いています★
なんと!!あれはホントの息子じゃなかったんですって??@@ もうびっくり。ホントの息子は死んじゃって、一時出所を許された父の為に、友達が息子の代わりをしていたんですね・・・。
それにしても、実の息子亡き後、その友人が交代でおばあちゃんの面倒を見てた・・って、、これは日本だったらあり得ないかも・・・。韓国の子供らは偉いなぁ。
で、父親、息子や友人に母親の面倒を見てもらってることに対して、ありがとうと言わなくて言いのかな~? 
あと、解らなかったのは、存命中の時の息子が「俺父に会いに行くよ」と電車の中で友人に決意をもらすシーンがあったんですよね、なのに結局面会に息子は行かなかったのは何故なんだろう・・・。父側も、息子と母の引っ越し前の住所に手紙は送っていたものの、引っ越し後の住所は教えてもらってなかった様子・・。このあたりのすれ違いがちょっと解らなかったりします。
 以上

2007年、韓国映画 本題アドゥル(息子) キャスト  チャ・スンウォン リュ・ドックァン
声だけ出演  チョン・ジェヨン(お父さん雁)   コン・ヒョジン(娘雁)  シン・ハギュン(叔父雁)
【2009/11/18 10:59】  コメント(0) | トラックバック(0) | 韓国映画
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