去年の夏、この映画の関連小説を先に読んでおり→「きのうの神さま」 凄く良かったです
その小説の中に納められている、まさに映画のタイトルと同じ「ディア・ドクター」に登場する兄、その兄がつるべえだったんだなあ・・・と思って見ると感慨深いもんがありました・・・(T_T)。 どれほど彼が医師という職業に子供の頃から憧れていたか、優秀な医師だった父への思い、それでいて医師になれなかった「病院マニアだし」と笑っていた兄・・・それを知って見ていたせいか、なんかジーンと来ちゃってね~。 映像、内容、細やかな演出など、どれも西川美和さんらしい映画でした。「ゆれる」も良かったけれど、こちらの「ディア・ドクター」も、きっと再見すると、1回目では気がつかなかった部分が発見されそうな映画。やっぱり西川美和監督の映画は好きだな~! 僻地医療とか、回りから持ち上げられて・・(香川君演じる薬屋さんも)という部分とか、本当に患者さんが望む医師・医療とは?とか考えさせられる内容もあったし、「Drコトー」が実は無免許医師だったら?って感じもあったかな。 主役のつるべえは嫌いってわけじゃないんだけど「母べえ」で見てイヤな印象があって、ダメかもな・・・って思って見たのですが、全然大丈夫でした。すごくぴったり合ってたし、良かったです。そして、八千草薫さんは、やっぱり凄い!!オーラのある上手い女優さんですね~。他の役者さん女優さんもみんな良かったです。 一番印象に残ったのは、喫茶店での薬の営業の香川君が、警察の人に取ったある行動と、とっさの警察の人の行動についての部分。ここはすごい・・・と思いました。 あと、肺気腫の処置を巡ってのベテラン看護婦さんとの部分、緊張した~! あの看護婦さんは、小説「きのうの神さま」の「ノミの愛情」の元看護婦さんだった人なのかな・・・と思ったりもしました。余さんの演技は素晴らしかったです。 そういや、岩松了さんが警察官役で出て来たのには、びっくり。先日見た「インスタント沼」では、ほんのちょっとしか出てなかったのに(^^ゞ ☆以下ネタバレです 白文字で書いています☆ 八千草さんが、医師である娘に迷惑をかけたくないといって、癌を隠し通そうとします。夫が亡くなった時にも、きっと色々大変だったんでしょう・・・。とはいえ、やっぱり娘の立場として考えると、自分の母が迷惑かけたくないからと言って黙ったまんま・・ってのが解ったら、絶対すごい悲しむと思うんですよね。そこの部分は、八千草さんの思いは重々解るんだけど、納得が少々いかない処もありました。ラストは、病院のお茶配りの仕事をしてるらしいつるべえが、八千草さんのベットに回って来てにっこり笑うシーン。あっ・・とびっくりしました。以上 以前西川美和監督がトップランナーに出演されていた時、自分も「ゆれる」で沢山賞を受けたり回りから褒め称えられて、でもホントは自分はそんな才能なんて無いのに・・・回りがワイワイ持ち上げるから苦しくて・・・という処から、この映画の主役のキャラが出来たというのは、なるほど・・・と思わせられました。 風景もとても綺麗で、緑の畑や山、そこに赤い車のコントラストも良かったです。 4つ☆半 ディア・ドクター (2009/日) 監督 脚本 原作 西川美和 出演 笑福亭鶴瓶 / 瑛太 / 余貴美子 / 松重豊 / 井川遥 / 笹野高史 / 岩松了 / 香川照之 / 八千草薫 |
latifaさん、こんばんは!
お身体の調子があまりよろしくないということでしたが、いかがですか? 私も「ディア・ドクター」大好きな映画です。 お恥ずかしいのですが…… 笑福亭鶴瓶演じる偽医者=伊野が失踪する場面で、なぜ彼が失踪しようと思ったのかが分かりませんでした。 偽医者であることがばれそうだから失踪した、ということではないと思ったのですが。 (もしよろしければ)どのように思われましたか? 海外でもこの映画における俳優ショウフクテイツルベイの評価は高いみたいですね。
まぁ元々鶴瓶師匠も映画好きらしいので、今後の活躍は期待したいです。 でも落語もたまには見たいです。 「らくごのご」また放送してくれないかなぁ~。 latifaさんこんばんは^^
あの気胸のシーンの余さんは素晴らしい熱演でしたよねぇ。迫力がありました。メインの役者さんは勿論良かったのですけど、何気に刑事役の松重さんに惹かれた自分がいます。 彼の刑事役って嫌われる役なんだけど、でも彼の発する質問て見ている私たちがそう思うことなんですよね。 鶴瓶師匠はロケの時に集まる人全員にサインしていたそうです。し切れなかったら預かって宿で書いて翌日渡したぐらいだったんだって。西川監督がその様子を見ていて、そんな鶴瓶師匠こそが伊野なんだって言ったそうです。 西川美和さんって人には、凄味を感じますね。
自分が表現したいもの、表したいものにぶれがない! そんな感じがします。 つるべえさんも、いまや大俳優になっちゃいましたね。 昨晩、伊勢谷君と対談してるのを見てたのですが、とんと本業の落語を真面目にやってこなかったけど、今落語をちゃんとし始めて、これまでのいろんな自分の道のりが、話に生かされてる・・・みたいなことを言ってましたわ。 そういや、この人の落語って、聞いたことがない・・・。 「きのうの神様」・・・買ってあるのですが、読むのがもったいなくて、とてあります。そろそろ読もうかな。 この映画の音楽を担当した「モアリズム」のライブを敢行したのですが、ものすごくよかったです!! また呼びたいのですが、次は、絶対西川監督を連れてきてね!!と確約してあります。 来てくれるかなあ。 http://alkirion.exblog.jp/tb/9923137 あたしも最初、「ゆれる」がめちゃめちゃハマったから
西川監督の新作に期待していたのに、 主演がつるべかぁ~と思ったんだけど、 意外と言うか、めちゃめちゃハマってましたよね。 あ、そうそうちなみに鶴瓶ってつるべえじゃなくって つるべだそうですよ。 べえ師匠とか言ってるからまぎらわしいけどね。 ってどっちでもいいんですけどw ご覧になったのですね~
私はこれは劇場で観て,今年のベスト10に入れようかどうしようか 迷った作品ですね。 他にいっぱい好きな作品があったから惜しくも次点になりましたが 普通ならぜったい入れてたと思います。 「ゆれる」もいいですが 個人的にはこっちの方が好きかな~? 一番好きなシーンは あの喫茶店の香川さんのシーン。 香川さんの演技も凄いと思ったけど そもそも脚本自体が凄いですね,あんなシーンを入れるとは。 監督は,人間理解がすごく深いひとなんだなぁと思いました。 書き忘れ。
上のコメントのところのアドレスのレビューがなかなかです。 よろしければご高覧を。 Bell Bottom Bluesさん、こんにちは☆
すいません、ひさびさに体調崩しちゃって・・・でもだいぶ元気になってきました♪ Bell Bottom Bluesさんも、これ以前ごらんになられていたんですね~。大好きだなんて、嬉しいな~。 > 笑福亭鶴瓶演じる偽医者=伊野が失踪する場面で、なぜ彼が失踪しようと思ったのかが分かりませんでした。 > 偽医者であることがばれそうだから失踪した、ということではないと思ったのですが。 多分見る人によって違う思いがあるかもしれませんが、私が思うのには、Bell Bottom Blues さんもおっしゃったとおり、バレそうだから逃げたんじゃないと思いました。「1年間も娘は帰って来ないんだ?」という言葉に衝撃を受けていたように感じたのです。そうなると次に彼女が帰って来るのは母が死んだ時だな・・って思ったらば、自分がここでガンであることを娘に隠し通すと、もう存命中の母とは会えないままになってしまうんだ・・・というのをハッキリ解って(それまでは何か・・こう、、バーンと現実的にどうなるこうなる・・って事を思って無かったんだけど、現実をつきつけられて、事のものすごい重要性を悟ったというか・・その重みに耐えられなくなったのかな・・。 それと、だからと言って、おかあさんへ約束したこと(娘には絶対言わない)を破ることもしたくない・・・そう思って、そこから立ち去ったんじゃないかな。 もちろん、以前より、回りの期待が大きすぎてかなり重荷でいたのもあったと思うな・・・。きっと、この事がきっかけで、もう今やっぱり医者というのを捨てようと背中を押された感じだったのかも・・・。白衣を投げ捨てて行きましたよね・・・。 でも、これあてになりません(^^ゞ 私は、こういう洞察力とか欠ける人間なので・・・。 にゃむばななさん、こんにちは☆
> 海外でもこの映画における俳優ショウフクテイツルベイの評価は高いみたいですね。 そうなんですかー! それは嬉しいですね。 今度、なんだっけ・・・名前忘れましたが、吉永さんと蒼井優ちゃんとまた出演する映画に出るみたいですね。 実は落語をやってるつるべさんを私は一度も見たことが無いんですよ。 ちなみに私は中1の時、色々あって、落語クラブに所属してました^^ KLYさん、こんにちは☆
> あの気胸のシーンの余さんは素晴らしい熱演でしたよねぇ。迫力がありました。 ほんとですねー。余さんは、つるべさんがホントは医者免許持ってないんじゃないか?って薄々きっと勘づかれていたんだろうな・・・・。 >刑事役の松重さんに惹かれた自分がいます。 実はね、この映画の前に「インスタント沼」を見たんです。その後、これだったもんだから!インスタントでは、リサイクル業者の役で、頭をガーンと3回ぶつけるアホな役で出てた彼が、こちらでは警察官。しかも一緒に組んでた警部が、やっぱりインスタント沼に出てた岩松了さんだったのでした(^^ゞ > 鶴瓶師匠はロケの時に集まる人全員にサインしていたそうです。し切れなかったら預かって宿で書いて翌日渡したぐらいだったんだって。西川監督がその様子を見ていて、そんな鶴瓶師匠こそが伊野なんだって言ったそうです。 そうらしいですねー。めざましTVで映画上映の頃私も見ました^^ 村の人にどれだけつるべが愛されていたか?、つるべのお人柄、ってのが伝わって来ました。 sakuraiさん、こんにちは☆
ほんと西川美和さんって、凄い~~!!私は、一番日本の監督さんで好きで注目している人です。 > 昨晩、伊勢谷君と対談してるのを見てたのですが、とんと本業の落語を真面目にやってこなかったけど、今落語をちゃんとし始めて、これまでのいろんな自分の道のりが、話に生かされてる・・・みたいなことを言ってましたわ。 そうなんだ・・・。結構真面目な事も言ってるんですね(^^ゞ > そういや、この人の落語って、聞いたことがない・・・。 私もなんですよ。 というか、お笑い番組でコントというか、しゃべるやつも見た事無いです。いつも気がついたらいて、司会とかやってた・・って印象です。 > 「きのうの神様」・・・買ってあるのですが 是非読んでください!あっという間に読める、とっても読みやすい本です。感想楽しみにしていまーす。 > この映画の音楽を担当した「モアリズム」のライブを敢行したのですが、ものすごくよかったです!! > また呼びたいのですが、次は、絶対西川監督を連れてきてね!!と確約してあります。 すごいですねー!!!そうなんですか?! 音楽は、映画が始まってそうそう、あっ・・・ゆれると同じ雰囲気だ、ゆれると同じ音楽を担当されているアーティストさんなのかな?って思いながら見てました。 もし本当に西川監督とお会い出来る機会があったら、また是非ぜひお話聞かせてください♪ ななさん、こんにちはー!
> 私はこれは劇場で観て,今年のベスト10に入れようかどうしようか > 迷った作品ですね。 > 他にいっぱい好きな作品があったから惜しくも次点になりましたが 解るっ。私も一応4つ☆半と高得点はつけたんだけど、でもベスト10に入れるか?と言われれば、入れないかもしれない。その理由はなんだろう?と考えたんだけれど、解らない(爆) 面白かったし、映画の出来も良かったんだけど、なんだろう・・・こう・・・「勢い」とか「ぐわぐわ来るもの」が無かったかな・・・?って。でも好きな映画なんだけどね・・・。 > 「ゆれる」もいいですが > 個人的にはこっちの方が好きかな~? わ~~!そうなんですか?^^ 私は断然「ゆれる」の方が好きだけど、でも逆の方がいらっしゃるっていうのは、興味深いな~! > 一番好きなシーンは > あの喫茶店の香川さんのシーン。 私も!!ほんと鳥肌が立っちゃった。西川美和おそるべし・・・って思ったシーンだったな・・。次回作も、すごい楽しみー!! miyuさん、こんにちは☆
> あたしも最初、「ゆれる」がめちゃめちゃハマったから > 西川監督の新作に期待していたのに、 > 主演がつるべかぁ~と思ったんだけど、 > 意外と言うか、めちゃめちゃハマってましたよね。 うん、うん。 なんかイヤ~な予感がして、劇場に足を運ばないままになっちゃったんだけど(やっぱり行こう!って思い立った時には、もう近所の映画館ではどこも上映してなくなっちゃってた・・・)見に行けば良かったなぁ・・・ 緑の風景とか大画面で見たかったよ・・・。 エイタ君も可愛かったな。これで彼が出てなかったら、もっさい男子ばかりで、華が欠けたかもしれないところだったわ(爆) あの若くて元気で可愛いエイタ君が、つるべを慕って尊敬して言う台詞とかが、どんだけつるべを追いつめて苦しくさせただろう・・・って考えると切ないね~。 > あ、そうそうちなみに鶴瓶ってつるべえじゃなくって > つるべだそうですよ。 ありがとう!!知らなかったから、すごい参考になったよ\(^0^)/ さっそく、つるべ、って書くようにしました♪ sakuraiさん、なぜだか、開けないんです・・そのアドレス・・・
なんでだろう?? せっかく載せてくださったのにな・・・ スイマセン。
TB用のアドレスだったみたい。 こっちでどうでしょう。 「モアリズム」は、西川監督の御用達のようで、監督に気に入られて、ずっと音楽を担当しているようです。 バンドの人たちも、ものすごくいい人たちだったんですが、プロの仕事を感じました。 http://alkirion.exblog.jp/9923137/ latifaさん、こんにちは♪
「ディア・ドクター」はキネマ旬報の年間ベストで邦画部門1位にランクインしていましたね!これは嬉しかったです。 さきほどは、お返事いただきありがとうございました☆ 実は私もlatifaさんと同じ意見なのです。(読んで、嬉しくなってしまいました!) 娘さんの次の帰郷の時期を知った後、伊野の様子が変わりますからね。 ただ、はっきりとわかりやすい説明を全くしないですよねぇ、西川監督は。具体的なシーンを入れないですし。 そこが魅力的なところなのですけれど……。 latifaさん、こんにちは~。やっとご覧になりましたね~。
あの看護師さんは、『ノミの愛情』の奥さんだと思うよ。 元亭主が医者、っていうセリフもあったし、お子さんがぜんそくのシーンもあったし。。 救急が長かった、っていうセリフもあったような。。 私は、もうこの映画では余貴美子さんの演技が最高!だったな~。 いっつも巧い女優さんだけどね。 松重&岩松コンビのシリアスな刑事もよかったですよね♪ 鶴瓶師匠は、もうすぐ『おとうと』が公開よね、、どうしよう、、観るかも?? sakuraiさん、こんにちは!
再度ありがとうございます^^ 今度は無事見ることが出来ました! 以前、西川美和さんがトップランナーだかに出演されていた時に、まさに、そのアドレスの方の書いた事(その方の予想はぴったり当たってました)をおっしゃっていました♪ 私は映画を見る前にその番組で、そのこと(つるべ=西川監督)を解って見ることが出来ましたが、そういうのを知らずに、察知されたのかもしれませんね、すごいですね~!! > 「モアリズム」は、西川監督の御用達のようで、監督に気に入られて、ずっと音楽を担当しているようです。 > バンドの人たちも、ものすごくいい人たちだったんですが、プロの仕事を感じました。 そうなんですか♪ じゃ、次回作も担当されるかもしれませんね。 sakuraiさんは、そういうミュージシャンとかアーティストの方とじかにおつき合いがあって、いいな~!!すごいわ~~\(^0^)/ Bell Bottom Bluesさん、こんにちは!
> 「ディア・ドクター」はキネマ旬報の年間ベストで邦画部門1位にランクインしていましたね! そうそう。私も見て、うわ~^^って思いました。 ちなみに、母なる証明も高評価でしたよね★ Bell Bottom Bluesさんも私と同じ風に解釈されていたとのこと。私も嬉しいです。 でも、もっと私の気がついてない深い部分があるのかもしれません・・・。 真紅さ~~ん、待ちに待って、やっと見れました!
> 元亭主が医者、っていうセリフもあったし、お子さんがぜんそくのシーンもあったし。。 うん、うん。やっぱりね! でも、本を読んでいたときは、もうちょっと線の細い人をイメージしてたんだ。女優さんで言うと、奥貫なんとかさん・・(幸薄い役で出てる細身の人)。 それが、肝っ玉座ったババーン!の余さんだったから(^^ゞ でも、私も真紅さんと同じ。この映画で、一番余さんが最高だったと思ったわ。 もともと、余さんが結構好きなのよん~♪ > 鶴瓶師匠は、もうすぐ『おとうと』が公開よね、、どうしよう、、観るかも?? そうなんだ?見に行くかもしれないのね? 私は、様子を見ようかな・・・。 こんにちは。
西川さんは、小説もうまいし、言葉の使い方にちゃんと情景が見えている人ですね。 僕も、余さんと香川さんの演技はさすがだな、と思いました。 kimionさん、こんにちは!
西川さん、次回作はどういうのを作り出して来るのか・・・楽しみです! 私は、日本の監督さんで一番注目し、好きなのは現在西川美和さんです。 >余さんと香川さんの演技はさすがだな、と思いました。 何をやらせても上手な2人ですね。 香川さんは今「龍馬伝」でも見てますが、この前は「坂の上の雲」にも出てたし・・なんかしょっちゅう出まくってる感じも・・・。 Latifaさん、こんにちは~(*^_^*)
ずっとずっと見たいと思ってたんですが近頃仕事が忙しくって、ようやく見れました。 あとからじわじわといろいろな感情がわきあがってくるような深い映画でした。映像の奥にさまざまな人の思いがひそんでいるようで…これはスクリーンで見たかったなあ。 鶴瓶さんのうさんくさい感じがすごくマッチしてました。他の俳優さんでは、なかなかあの味というかつかみどころのなさは出せない気がします。 原作本、ぜひ読んでみますね。それからもう一度この映画を見てみたいです。 わかめさ~ん、こんにちは(^○^)
お仕事最近お忙しいとのこと、4月は会社的にバタバタするところが多いようですね。後半はGWもあるせいもあるかな・・・、業種によっても違いますが・・・。 > あとからじわじわといろいろな感情がわきあがってくるような深い映画でした。映像の奥にさまざまな人の思いがひそんでいるようで… うん、うん!!そうでしたよね。私もこの映画は、すごく良かったです。映画館で見れば良かったなあ・・・。私もそう思いました。 > 鶴瓶さんのうさんくさい感じがすごくマッチしてました。他の俳優さんでは、なかなかあの味というかつかみどころのなさは出せない気がします。 正直、私はこの映画見る前は、つるべさんをみくびっていました!反省。 > 原作本、ぜひ読んでみますね 原作本はね、ほんのちょっとのエピソードしか書かれて無くて、短編集の寄せ集めなのです。でもなかなか良い本なので、お薦めです♪ ちよっとだけ、コメントいたします。
日本の医師法では、人の病気についての診断行為や治療行為は、医師国家試験に合格して医師免許を取得した者(つまり医者)しか行なってはイケナイのです。 医者でないのに、診断行為や治療行為を行ないますと、医師法違反の重罪となりまして、警察に逮捕されます。誤った治療を行ないますと、人の命に係わりますから、事は重大です。 鶴瓶師匠の演じる偽医者=伊野が、最期に失踪する理由は、警察に逮捕されるのを逃れるためと、わたくしめは単純に思っていました…。 でも、この映画の最期の場面で、八千草薫さん演じるかつ子さんが、大病院に転院されられたのですが、その前の場面で、かつ子さんの娘(=本物の医者)が、母の不治の病を知ったうえで、 「あのニセ医者は、母をどのように死なせるつもりだったのかしら。」 という問題提起をしています。 この問題の回答は、映画のラストシーンに描かれていました。鶴瓶師匠の演じる偽医者=伊野が、病院のお茶給仕係りに化けて、八千草薫さんにお茶を配っていたのです、笑顔付きで。 これが、この映画の真骨頂でしょう。 ホラチウスさん、こんにちは!
> 鶴瓶師匠の演じる偽医者=伊野が、最期に失踪する理由は、警察に逮捕されるのを逃れるためと、わたくしめは単純に思っていました…。 そうでしたか。そう思われたんですね。 確かに、そうなのかもしれません。 私はこの映画その後もう一回見たのですが、1回目では気がつかなかったのですが、急患の患者さんの胸に針を刺して空気を抜く・・って事があった後、大病院で手術が成功し、みんながほっとして喜んでる後、明らかにつるべはその場所からいなくなろうとしてエレベーターだか階段だか(ちょっと忘れちゃいました)に一歩を踏み出そうとした瞬間、後ろから誰かに声をかけられ、踏みとどまるんですね。あの看護婦さんには、完全に医者じゃないことを見破られてますよね。彼女は黙ってるけれど・・。それが明らかになった急患への対応事件?だったんですが。でも、結局そのままいなくならずに、病院勤務を続けてました・・。 >病院のお茶給仕係りに化けて、八千草薫さんにお茶を配っていたのです、笑顔付きで。 ここはびっくりしましたね~。こんなオチがあるとは。 偶然つい先日、つるべの出てる「おとうと」って映画を見たばかりなのですが、断然こちらの映画の方が良かったです。「おとうと」は苦手な映画でした。 latifaさま、あはようございます。
こちら大阪では、9月になっても猛暑日が続いております。 9/3~9/5にて富士五胡へ遊びに行きましたが、あちらも日射しがきつくて暑かったです。 同行者は、数十年来のつきあいの元将棋部4人。冗談ばかり言い合いながら室内競技(将棋、麻雀、トランブ)に興じる楽しいひとときでした。 お正月と夏の年2回だけ、馬鹿をやって、残りの半年間ずつは真面目に暮らす、という生活パターンです。 ところで、「おとうと」が苦手な映画であったとは、いかなる意味でしょうか? …映画愛好者と思われるlatifaさまに、苦手な映画というものがありうるものなのでしょうか。 ホラチウスさん、今日もまた暑かったですね・・・もうすぐ台風が来るそうで、少し空気が変わるでしょうか・・・お互い暑さにめげず、がんばりましょう^^
富士五胡へお友達と遊びに行かれたなんて、羨ましいです!暑いとはいえ、きっと朝晩は涼しかった事でしょう・・・。 長年のお友達と楽しく過ごされて良いですね~~~!!! 富士山は大好きで、私の住んでいる神奈川の西の方からは、凄く良く見えるんですよ。毎日見える日はマジマジと眺めてにんやりしています^-^ で、「おとうと」ですが感想アップしました・・。何か、かなり辛口になってしまいました・・。 |
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京の昼寝~♪
(2010/01/16 20:27)
□作品オフィシャルサイト 「ディア・ドクター」□監督・原案・脚本 西川美和□原作 西川美和(「きのうの神さま」ポプラ社刊)□キャスト 笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遥、八千草薫、香川照之、松重豊、岩松了、中村勘三郎、笹野高史■鑑賞日 6月28...
LOVE Cinemas 調布
(2010/01/16 20:57)
『ゆれる』に西川美和監督作品。主演に落語家の笑福亭鶴瓶を迎えたオリジナルストーリーです。共演は『ガマの油』、『余命一ヶ月の花嫁』の瑛太、『おくりびと』の余貴美子、最近では瑛太と同じく『ガマの油』に出演した八千草薫、そして『剱岳 点の記』の香川照之とそう...
めでぃあみっくす
(2010/01/16 21:21)
医者とは何か?流れ作業的に病気と向き合う仕事なのか、それとも患者一人一人と向き合う生き方なのか。僻地医療という社会問題をテーマにしていながら、TVドラマの「Dr.コトー診療所」とは違い、観客に「あなたならこういう存在を受け入れることができますか?」と静かに
迷宮映画館
(2010/01/16 22:04)
『ブラック・ジャック』を思い出した・・・・。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2010/01/16 23:08)
『その嘘は、罪ですか。』
コチラの「ディア・ドクター」は、「蛇イチゴ」、「ゆれる」の西川美和監督が、自らの著書「きのうの神さま」を脚本も手掛け映画化した、6/27公開の長編3作目となるヒューマン・ドラマなのですが、早速観てきちゃいましたぁ~♪
無医村
虎猫の気まぐれシネマ日記
(2010/01/16 23:53)
その嘘は,罪ですか? 物語は,僻村の医師である伊野(笑福亭鶴瓶)の突然の失踪事件で幕を開ける。3年半の間,村人から「神様」とまで崇められ,絶大な信頼を受けていた彼が何故?・・・・・・。現在と過去を行きつ戻りつするストーリーは,次第に伊野の秘密を明らかに
我想一個人映画美的女人blog
(2010/01/17 00:31)
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つるべー主演かぁ...。なんて思いながらも
『ゆれる』の、西川美和監督の新作ってことだけで観てきました~
チラシや予告編なんかでははっきり、
"その嘘は、
真紅のthinkingdays
(2010/01/17 22:59)
Dear Doctor
水田が連なる僻村の診療所に、研修医の相馬(瑛太)がやってきた。彼を迎え
たのは、善良そうな医師の伊野(笑福亭鶴...
サーカスな日々
(2010/01/20 00:59)
『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和監督が、へき地医療や高齢化など現代の世相に鋭く切り込む人間ドラマ。本作で映画初主演を務める笑福亭鶴瓶が無医村に赴任した医師を演じ、その医師の失踪(しっそう)をきっかけに浮かび上がる彼の人物像を軸にした心理劇が展開される。...
虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
(2010/05/25 23:08)
あらすじ東京の医大を卒業した相馬は、過疎の進んだ山あいの小さな村に、研修医として赴任してきた。そこで、村人から絶大な信頼を寄せられている伊野という勤務医と出会うが・・・...
みかんのReading Diary♪
(2010/08/23 22:48)
(2009/日本) オススメ♪村でただ一人の医師、伊野が失踪する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めてい
お花と読書と散歩、映画も好き
(2010/12/16 09:46)
予想以上に良い映画でした 時折 『鶴瓶の家族に乾杯』を見てるんじゃないか と思いましたが… 山あいの過疎の村の診療所の医師・伊野(笑福亭鶴瓶) 研修医・相馬(瑛太) 診療所の看護師、朱美(余貴美...
Akira's VOICE
(2011/01/27 12:26)
「アデル/ファラオと復活の秘薬」
「ディアドクター」 |