見てびっくり。リウ・イェ君は「山の郵便配達」の次の出演作が、これだったんですね・・・@@ まだデビューしたてなのに、これにトライするとは、役者根性がありますね^^ でも、田舎から出てきた素朴で一途な青年ラン・ユーは、ドンピシャなキャスティング。
全然違うんだけど、最近見た「フィリップ、君を愛してる!」でのユアン・マクレガーの目と、このリウ・イエ君の目が、妙に子犬系で似て感じた私です(^^ゞ で、ハントン演じるフージュンさん。最初サングラスで登場。サングラスを取った時に、あらっ、ちょっとイイ男じゃない・・?ってちょっと思って(その時点では、知らない俳優さんだと思ってたんだけど、見て行く内に「レッドクリフ」でカッコ良かったあの強い男ね?と、思い出しました。「インファナル・アフェア」は未見なのですよ・・)彼がバイセクシャルっていうのが、すごいしっくり来て(実際は違うんだろうけど、凄くリアリティがあった) とにかくも主役の2人のキャラがそれぞれ立っていて、演じてるって感じがしないというか・・・まるで本当の様な感じがして・・。そして長年に渡っての2人の関係を描いているというのも良かったです。10年の間に、プレイボーイで、その時だけ楽しめれば良いという考え方だったハントンの気持ちが段々変わって行く様子が、結構共感出来て、凄く良かったです。ちょっと後半はうるっと来るセリフやシーンがありました。 ★以下ネタバレ 白文字で書いています★ 綺麗で知的な妻と結婚しようと決意し、ランユーを捨てるも、実際結婚してみたら、あまり上手く行かなかったのね・・離婚。その後ランユーに再会・・・。ハントンが刑務所に入れられた時には、全財産やら全てをなげうって、彼を助けようとするランユー。28才になったランユーは、あか抜けた大人になっており、でも横顔は少年ぽさを残しているんですよね。やっと2人でこれから幸せに暮らして行けそうかな・・って矢先、突然、事故にあってランユーが死んでしまうなんて・・・ショックでした・・・以上 この映画を見ながら、なぜだかウォン・カーワァイの映画(特にブエノスアイレス)が頭をよぎりました。何か雰囲気かな・・・何か通じるものがある様な気がして・・。鏡や窓を使った映像が素敵。時々ぷつんと切れて、フラッシュバック?っぽくなる映像が入ったりします。こういう耽美で切ない恋愛ものとか、香港とか中国の監督さんが撮ると、なんだろ?素敵ですね。 あと、映画の中で、何度か日本の事が出て来てました。リウ・イエ君のことを「おまえは、日本人っぽい」と言ったり、買ってあげてあチェックのネルシャツを着ると、もっと日本人に見える・・という表現をしたり、あと誰かがイヤホンで音楽を聴いてるんだけれど、坂本龍一の音楽を聴いている・・という処もあったりして。 藍宇 LANYU ~情熱の嵐~ (2001/香港) 監督 スタンリー・クワン 脚本 ジミー・ガイ 撮影 ヤン・タオ / チャン・チエン 美術 ウィリアム・チャン 出演 フー・ジュン / リウ・イエ / スウ・ジン / リー・ホァディアオ / ルー・ファン (内容・あらすじ) バイセクシャルなプレイボーイのハントン(フー・ジュン)は、田舎から北京へ出てきたばかりでお金に困っている大学生ランユー(リウ・イエ)を買って、一夜を過ごす。しばらくして街角で偶然に再開した二人。ランユーはハントンのことをずっと忘れずにいたが、ハントンには一夜限りの遊びの相手で・・・。 リウ・イエ君の出演している南京!南京! City Of Life And Death は、日本公開は無理だったみたいですが、なんとYOU-TUBEで全編細切れにされてアップされてるみたいですよ。 |
latifaさん、こんばんは! キャ~、一番乗り、うれしい♪
コメント&TBありがとうございました。っていうか観てくれてありがとう~。 この映画、ホント隠れた名作だと思う。ブエノの方が超有名だけど、全然負けてないと思うんだよね。 10年近く前の作品だけど、これからもたくさんの人に支持され続ける映画だと思います。 二人の演技が、本当にリアリティがある、、っていうのは全く同感。 監督の演出が凄いんだろうね~、きっと。 あと、あの通訳の美女、黒木瞳にソックリだったよね^^ りうくん、フランス人の記者と結婚して、今や一児のパパなんだって! う~ん、奥さんがウラヤマシイぞ。。 『山の郵便配達』私も大好きです。でも昔に一度観たきりだから、また観たいな~。 こんばんは!
これを観てくださって おまけに気に入ってもらえてうれしいわ~~ …愛してやまない作品です。 わたしはこれでリウ・イエにおちましたよ。 そうそ,あの子犬系の可愛い見つめ方は ユアンも同じでしたよね。 >耽美で切ない恋愛ものとか、香港とか中国の監督さんが撮ると、 >なんだろ?素敵ですね。 カーウァイ監督のブエノ~とか アン・リー監督のBBMとかね。 あまりいやらしく見えず,それでいてセクシーで とっても素敵なゲイ映画を撮ってくれますね。 観るこちらもアジア人種だから 感性が似てるのかなぁ・・・・。 リウ君の「南京!~」DVDにならないかなぁ・・・。 真紅さん~こんにちは!
やっと見れたわー。 子犬の様な目って、そうか、そう言われてみれば、トニー・レオンもそうだよね?今始めて気がついたわ。 彼の場合、その目の下に大きめの鼻があるって感じがしちゃって(ゴメン(^^ゞ) でも彼も何才になっても可愛らしい童顔だよね。 ブエノスアイレスは、個人的に、レスリーばっかりが印象に残ってしまっていて・・(ゴメン、またまたトニー・レオンに失礼な事を言ってるな・・)その点、この映画は主役2人のバランスが同じ比率だったのよ。両方光っていたっていうか。あ、トニーが光ってなかったってわけじゃ決して無いんだよ。ただ、私は元々レスリーファンっていうのもあったからだと思う。 > 二人の演技が、本当にリアリティがある、、っていうのは全く同感。 真紅さんが、リアルだったと思うっていうのは、私もそんな気がホントにしたんだよな~。半年間会わずにいたってエピソードも、嬉しくなっちゃった(^^ゞ > あと、あの通訳の美女、黒木瞳にソックリだったよね^^ そうそう!! 書き忘れたけど、そうだったよね! > りうくん、フランス人の記者と結婚して、今や一児のパパなんだって! え~~~っ。知らなかったお。フランス人と??? ぎゃー!どんな人なんだろう?綺麗な人だよね?きっと。 子供も異常に可愛いんだろうな・・・。 ななさん、こんにちは!
ななさんが、熱く語られていた時から、是非みたいな~って思っていたのだけど、近くでレンタルされてなくて・・・諦めていたところ、GEOのネットレンタルで発見♪ でもね、結構な確立でレンタル中で、なかなかタイミングが合わなくて借りることが出来なかったんだけど、今回念願かなって借りれたんだ~^^ > カーウァイ監督のブエノ~とか> アン・リー監督のBBMとかね。 > あまりいやらしく見えず,それでいてセクシーで うん、うん!!そうですね♪ それにしても、中国って同性愛に昔は凄く厳しかったんだね・・・。確か、植物園のなんたら~って同性愛(女子同士の)映画は最後、大変な刑だったし・・・。BBMでも酷い目に遭うシーンがあったよね・・。 そういう点で、日本は他の国よりは、若干ましだったのかな・・・? |
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真紅のthinkingdays
(2010/11/30 20:24)
藍宇
LAN YU
1988年、北京。特権階級に属し、貿易会社を経営するプレイボーイ、捍東
ハントン(胡軍フー・ジュン)は、東北出身の貧乏学生、藍宇ラン・ユー(劉?
リウ・イエ)と出逢...
虎猫の気まぐれシネマ日記
(2010/12/01 20:32)
この愛は,神様にも裁けない・・・・。 ひょんなことからサイトでその存在を知り,DVDを注文し,観る前から恋い焦がれていたこの作品。2001年に製作され,台湾で数々の賞を受賞した,香港映画史上に残る愛の物語だ。日本で公開されたときの題は「情熱の嵐」だが,原題... |