ネタバレ「ふたりの5つの分かれ路」感想
主演女優のヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、サルコジ夫人のカーラ・ブルーニの姉なんですねー
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現在の姿の疲れメイクと、若い頃のキラキラした感じと、上手く演じ分けていました。
旦那役のステファン・フレイスは、偶然これの前に見た「ベティの小さな秘密」でお父さん役でした。(精神病院の医者役)

現在から過去へ物語を遡っていく映画。韓国の「ペパーミントキャンディー」と同じタイプ。
これはネタバレ伏せて書くのが難しいので、ネタバレで書いてますので、未見の方は注意です。

①2人の離婚 
離婚したっていうのに、ホテルに部屋を取るというのがちょっと解らないが(^^ゞ
②うち明け話
夫の兄弟(ゲイ)が遊びに来て、酔った勢いで、1年ほど前に乱交パーティに参加した話を初めてうち明ける旦那
③出産
妻が危篤、急な出産だというのに、すぐに駆けつけずに、ランチをとり、うだうだしている夫。その後も帰ってしまうという有様・・・
④結婚
ここまで見ていて、夫側に問題有り?と見せかけておいて、実は結婚式の夜、前に寝ちゃった旦那を尻目に、外で見知らぬアメリカ人と一晩のアバンチュールをしてしまった妻。部屋に戻って、旦那に抱きつき何度もジュテームを繰り返す・・・(^^ゞ
 ここで、やっぱりなんだかんだ言っても、女の方が先に裏切ってた、って設定で、オゾン監督の女性不信を見せつけられた感・・・。

後に妻が出産する息子だけど、その時に明らかに旦那の様子が変だったんですよね。赤ちゃんを見た時に、自分の子に確信を持てなかったりするし、それは妻が他の男との子供を宿しているんでは?という不信感を持っていたから?でも、あの一晩のお相手がバレるとは思えないしな・・・。

⑤2人の出会い
出会った時の初々しい事よ!!!あ~~悲しい。
当初彼には4年つき合ってきた倦怠期の彼女がいたんですよね。ツンケンしてるとはいえ、彼女の方がマリオンを、女の直感とやらで、いや~な予感を感じているショットとかがあるんですよ。この後、どういう風に2人が別れてジムがマリオンに乗り換えたのかは描かれていないんですが・・・。
美しい夕暮れの海に2人が泳いで行く映像が、とても綺麗で、最後を知っているだけに哀しい!!!

離婚してしまう決定的な何か理由がドーンとあるわけじゃなく、長年に渡って2人を見て行く時、幾つかの小さな事件が後々まで影響を及ぼして行ったのかもな・・・ってのを第三者的な目で見ました。多分女性からすると、出産時の旦那の冷淡さは後々まで残るものになったんじゃないかな。マリオンの母があんな時でさえ自分の出産時の事を愚痴ってたしね・・。
②までマリオンは、文句とかキツイ口調で物事をジムに言うとか一切無いんですよね。それはあのヒスな母と長年暮らしていて、反面教師?で、ああはなるまい・・・と思って来たからなんでしょうね。

全体的に、Hに関してはおフランス的でついて行けない感があるものの、大まかな感情の流れとかは、すごく共感出来る作品で、グワグワ来ちゃいました。これは結婚してる中年以降の人or誰かと長い交際した経験のある人にオススメの映画です。でも一緒に見ないで一人で見ましょう^^ 4つ☆半くらい。

ふたりの5つの分かれ路 (2004/仏) 5x2
監督 脚本 フランソワ・オゾン
出演 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ / ステファン・フレイス / ジェラルディン・ペラス / フランソワーズ・ファビアン / マイケル・ロンズデール / アントワーヌ・シャペイ / マルク・ルシュマン
【2010/12/24 10:45】  コメント(12) | トラックバック(3) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

そうですね!おフランス~♪なところも
オゾン監督の魅力ですよねぇ~w
うんうん、人を好きになって、
でもうまくいかなくなる時って
やっぱり積もり積もってだと思いますねぇ。
なにか決定的なものはあっても、
そこにいたるまでの紆余曲折がなければ
そうはなりませんものねぇ。
miyu  【 編集】  URL |   2010/12/24 14:36   |  TOP ▲ |


latifaさん メリークリスマス~~!

この映画知らないな・・・
凄い興味ありっす!
今の旦那の前に付き合ってた人が
7年なんです~。
で色々あって別れて その後今の旦那とは付き合い始めて
1年未満で籍を入れましたアヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ
なので未だに前の彼氏との年数は過ごしてません。
けどゆうたんが出来て内容の濃い年月が経ってる気分ですσ(^_^;)アセアセ...

この映画探してこようっと!!
めぐ  【 編集】  URL |   2010/12/25 19:15   |  TOP ▲ |


miyuさん、こんにちは!
さすがオゾン監督・・って思う作品でした。

> でもうまくいかなくなる時って
> やっぱり積もり積もってだと思いますねぇ。
そうよね・・・。
そういう処を上手く表現してくれてる、凄いリアルな映画でした・・。
それにしても、最初マリオンを演じた女優さんは、あんまり綺麗じゃないな・・って思ったのに(私は、この映画で、この女優さん初見だったので)段々若く綺麗になってって、本当は綺麗でスタイルも良かったんだ?ってびっくりしたの→最初はわざと老けメイク、体もわざと太ったりした??
latifa  【 編集】  URL |   2010/12/26 11:12   |  TOP ▲ |


めぐさん、こんにちは!
メリークリスマス~~一日遅いけど^^ ゆうたんとケーキとか食べたかな?

> 今の旦那の前に付き合ってた人が7年なんです~。
えー!!それは凄い。そんなに長くつき合っていたのに別れてしまった過去があるのね?
なんか映画よりも、めぐさんの過去の恋愛の方が私は興味あるよ(あ、話して!って言ってるわけじゃないからね、なんかめぐさんって凄く波瀾万丈の人生を歩んで来たんだなぁ~って、しみじみ思って)

> で色々あって別れて その後今の旦那とは付き合い始めて
> 1年未満で籍を入れました
あ~~、なんか解るわ・・・。周りにもそういう人がいるんだ。
長すぎた春の後に、別の人とつき合って、その人とは、あっという間に結婚した。
でもさ、その方が良いかも・・・。
恋愛と結婚じゃ、なんというか質が違うよね。
結婚してから、段々お互いのことが解って来る・・・一緒に子供を育てていく・・みたいな、家族共同体っていうかさ。
結婚って、そういう共同作業がメインだからね。愛とか恋とか以上に、そういう家族企業?に真面目に勤められるか?ってのが重要な気がするし。

是非、この映画、そんな過去を持つめぐさんに見て頂きたい! 感想を楽しみにしてるね~
latifa  【 編集】  URL |   2010/12/26 11:20   |  TOP ▲ |


こんにちは!
反応遅くなってすいません。多忙を極めていたのにくわえて、具合が悪くなって、七転八倒してました。

さて、この映画。
見たのは、ずいぶんと前になってしまったのねぇ。
でも、しっかり覚えてますよ。
たぶんに男性があたし好みだったのが大きいかと思いますが、なんかどれもわかるわかる・・みたいに感じたかも。
女の方は、オゾン監督作品には結構出てますが、そんなに美人!と言うわけでもないし、スタイルもものすごくいい!わけではないのですが、存在感あるんですよね。「ぼくを葬る」でも、とってもよかったなあ。
最近だと、「華麗なるアリバイ」に出てましたが、セクシー系ではなくなったみたい。
この辺りから、オゾン監督のタッチが変わったような気がしました。ちょっと人情的になった・・みたいな。
それまでは、怜悧な無機質な感じにしか思えなかったのですが、この辺りからあったかさを感じるようになった覚えがあります。
sakurai  【 編集】  URL |   2010/12/27 12:41   |  TOP ▲ |


sakuraiさん、こんにちは!
いやいや、全然大丈夫ですよ♪ ただでさえ多忙なこの時期に体調悪くなってしまうなんて、ダブルパンチでしたね。お大事に!
それにしても、この映画、随分前にご覧になられているというのに、まだ覚えておられて、嬉しいです!!

> 女の方は、オゾン監督作品には結構出てますが、そんなに美人!と言うわけでもないし、スタイルもものすごくいい!わけではないのですが、存在感あるんですよね。「ぼくを葬る」でも、とってもよかったなあ。
 私は先に「ぼくを葬る」を見ちゃったので、もうぼんやりとしか彼女の事思い出せなくて・・・。
「華麗なるアリバイ」は未見だしな~。
正直、あまり柄がデカイ系のタイプは好みじゃないんですが(骨が細くて華奢 or 色白でぽっちゃりとかで、小柄な方がタイプ♪)時代をさかのぼるごとに、どんどん若返っていて、若い役、老け役それぞれちゃんとこなせて、すごいなーって感心しました。

> この辺りから、オゾン監督のタッチが変わったような気がしました。ちょっと人情的になった・・みたいな。
> それまでは、怜悧な無機質な感じにしか思えなかったのですが、この辺りからあったかさを感じるようになった覚えがあります。
 ほほー!!
そうですかー!!
他にも未見のオゾン作品があるので、全部制覇したいな。それじゃないと、まだその辺りの事が解らなくて・・・
latifa  【 編集】  URL |   2010/12/28 17:36   |  TOP ▲ |


入門で「焼け石に水」から始まったのですが、「スイミング・プール」、「まぼろし」とかがありますかね。
「まぼろし」は傑作だと思います。
「エンジェル」は違うタッチで面白かったです。
オゾンのではないのですが、その女優さんが出てる「明日へのチケット」なんてオムニバス映画がありました。
カミングアウトしてるんですが、結構いい男なんすよねえ。
sakurai  【 編集】  URL |   2010/12/28 22:27   |  TOP ▲ |


sakuraiさん、こんにちは!
「焼け石に水」は、つい最近見たという有様で、「スイミング・プール」、「まぼろし」は以前見て、気に入っている作品です。シャーロット・ランプリングさんが出てるオゾン監督作品は毒が効いてて特に好きですー。
「エンジェル」も以前面白く見ました。ちょっと他の作品とは違うタッチですよね。
で面白かったです。

> その女優さんが出てる「明日へのチケット」
その映画は以前見たんですが、もうその女優さんが、その映画で、どんな風だったのか覚えてないんですよ・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2010/12/30 22:35   |  TOP ▲ |


なあんだ!
んじゃ、ほとんど見たんですね。
年代順に見ていくと、そう感じるのかなあ。
なにはともあれ、今年もいろいろとありがとうございました。
春にゆっくりして、あとは気分的に、まったりできたような気がします。
また来年もよろしくお願いしま~す。
どうぞよいお年を!
sakurai  【 編集】  URL |   2010/12/31 17:58   |  TOP ▲ |


sakuraiさん、ありがとうございます^^
いやいや、殆ど・・ってわけじゃないんですよ。
初期の作品はまだ見てないのが色々あるんです。
割と有名になってからのは、(簡単にレンタルできる範囲内)根こそぎ見たんだけど・・・。

いつもsakuraiさんには、映画とか歴史とか色々お詳しいので、教えて頂いたりして
助かっています☆
今年もまたよろしくお願いします(^○^)
latifa  【 編集】  URL |   2011/01/02 16:59   |  TOP ▲ |


こんばんは~。
この作品の構成、とても面白かったですね。
latifaさんが、丁寧にまとめて下さったので、作品を思い出しながら読ませてもらいました。
どちらかに原因・・というか、latifaも書いていらっしゃるけど、長年の心のすれ違いの積み重ね・・という感じはありますよね。
でも、これもlatifaさんに賛同なんだけど、オゾン監督は、やはり女性側に厳しい視線を向けている感じがしながら、私も観てたのよね(笑)
これ、体調の悪い時に観たので、消化しきれていない部分が多いし、感想も書けていないので、もう一度観たいですね。

あ、私、まだフランス映画祭が横浜で開催されていた時に、バスローブ姿のヴァレリア・ブルーニ・テデスキとホテルのエレベーターで二人きりになったんですよ~^^;
スッピンだったけど、物凄く綺麗で女優オーラーが出ていました(*^^)v
みぬぅ  【 編集】  URL |   2011/02/07 22:50   |  TOP ▲ |


みぬぅさん、こんにちは!
さっき、tsurubaraさんちで、みぬぅさんがアリス~のコメントに気がついて下さっていたのを発見(^^ゞむふふふ^^

で、これ。
>長年の心のすれ違いの積み重ね・・
人ごとじゃないわ~~(^^ゞ どんな夫婦、どんなカップルでも、こういう理由で、長年つき合った(連れ添った)のに結局別れる・・って事になる気がするもの・・・。
特にどっちかに愛人出来た!とか、何か大きな事件が起こったわけじゃないけど、亀裂がどんどん広がって・・・みたいな。

>オゾン監督は、やはり女性側に厳しい視線を向けている感じが
やっぱり?みぬぅさんも思った? だよねー。
私なりに勝手に推測してみたんだけど(オイオイ・・) オゾン監督のお母さんって人が、きっと綺麗で才能溢れる人だったと思うんだ(なんでかしらんけど、普通男子って母似って言うから、オゾン監督を女性にしてみたら、そうなんじゃないか?と(^^ゞ) で、オゾン母が、他に男作ってたのを少年オゾンが目撃して、すっかり女性不信にとトラウマを・・・。な~んて。

>バスローブ姿のヴァレリア・ブルーニ・テデスキとホテルのエレベーターで二人きりになったんですよ~^^;
> スッピンだったけど、物凄く綺麗で女優オーラーが出ていました(*^^)v
ほ、ほんとですかぃ!!!
なんとーーーーーーーー。バスローブ姿って@@ それは貴重な!!!!!
いいなぁ~みぬぅさん、凄いチャンスに遭遇されましたね★
latifa  【 編集】  URL |   2011/02/08 14:45   |  TOP ▲ |


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