ネタバレ「シスタースマイル ドミニクの歌」
子供の頃なぜか耳に残っていたこの「ドミニク、ニクニク~♪」の曲に、こんな背景が・・という実話
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先日、今更ながら初めてあの有名な「サウンド・オブ・ミュージック」を見たばかりで、あちらも修道女とはいえ、歌好きで枠にはまれないタイプの人でした^^
しかしながら、双方の主役のキャラは全く違っており(当然だが(^^ゞ)こちらの映画の主役のジャニーヌは、全く共感出来ない人で、見ながらオイオイ!!ってツッコミまくりでした。

★今日はここから、白文字無しで、もろにネタバレしたままの内容を書きますので、未見の方は注意です!★
そもそも修道院に入るまでの経緯というか気持ちが安易過ぎる。修道院に入ってからの彼女の態度の悪さには閉口。その後、ドミニクが大ヒットした後、ジャニーヌは教会を飛び出してしまいます。贅沢な屋敷を買い、親友のアニーと暮らし始めるも、パパラッチに写真を撮られてしまい、アニーは気に入っていた自閉症の子供に絵を教える仕事を解雇されてしまう。そしてアニーと、言い合いの喧嘩をして屋敷を1人で飛び出してしまいます。
その後、彼女のツアーを企画してくれるマネージャーさんと出会い、カナダにコンサートに行くことが出来る。マネージャーさんに自ら迫る・・。そして黄金のピルという、かなり宗教的に問題がある歌を歌い、宗教団体から総スカンをくらい、結局ドサ回り・・・マネージャーとも喧嘩して、結局あの家に戻りアニーと復縁。しかし国から多大な税金をかけられ、アニーと2人で自殺。という内容でしたね。

この映画を見ながら、修道教会を飛び出してから、ドサ回りし、最後死ぬまでの期間って、長くても5年間くらいの事なのかな?と思いきや、ウィキペディアで調べたら、1970年代後半にベルギー政府から多大な税金をかせられて、亡くなったのは1985年なんですね。ヒット曲が出たのが1963年だから、その後20年があったんですね。
ウィキの文を読んだら、ベルギー政府やカトリックの宗教団体がジャニーヌに対して、ちょっと過度に冷たく当たった印象も有ります・・・。

以下、ウィキペディアから抜粋。
ジャンヌ=ポール・マリ・デッケルス
1960年代後半は敬虔な宗教生活に入り、人前で歌うことをやめた。収入の大半は修道院に寄付していたが、1967年には音楽活動を停止。彼女は大変宗教的だったが、徐々にカトリック教会の保守性に批判の度を強めていき、最後には産児制限の支持者となった。1966年には、ジョン・レノンのキリスト教批判に共感していた。1967年にはリュック・ドミニク(Luc Dominique)の名で、産児制限の賛歌『黄金のピルのために神の栄光あれ』を録音したが、商業的には惨憺たる失敗に終わった。

音楽活動を停止した後、10年来の親友アニ・ペシェル(Annie Pécher)と共にベルギーで自閉症児童のための学校を開いた。しかし1970年代後半、ベルギー政府が彼女に対して5万米ドルの追徴課税をおこなうと発表した。これに対してデッケルスは、金は修道院に寄付したものであり課税の対象外となると主張したが、寄付だったことを示す領収書が存在しなかったため彼女の言い分は認められず、深刻な経済苦に見舞われることとなった。1982年には芸能界への復帰を図って失敗している。そして彼女はペシェルと共に睡眠薬と酒を過剰服用し、自殺し、二人は共同に埋葬された。


それにしても、ジャニーヌは、身勝手な性格だけど、何か人を惹き付ける魅力がある人だったんだろうな・・と推察。彼女を好いてくれるフランソワーズや、ピエールや、アニー、修道女の同期の子も好意を持っていてくれてましたよね・・・。60年代の町並み可愛い車、服装や髪型等は目に愉しかったです。
主人公への共感はまるで出来なかったけれど、感慨深いものがあったので、3つ★半

シスタースマイル ドミニクの歌 (2009/仏・ベルギー) Soeur Sourire
監督 ステイン・コニンクス
出演 セシル・ドゥ・フランス / サンドリーヌ・ブランク / ヤン・デクレイル / ジョー・デスール / マリー・クレメール / クリス・ロメ

最後に、歌詞を自分の為に?載せておきます。耳について離れないので・・・。
あれ、、何て歌詞歌ってるんだっけ?ってなりそうなので・・。
Dominique, Nique, Nique
S’en allait tout simplement
Routier pauvre et chantant
En tous chemins, en tous lieux
Il ne parle que du bon Dieu
Il ne parle que du bon Dieu
【2011/01/12 14:34】  コメント(4) | トラックバック(3) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

あの歌、どこかで耳に残ってますよね。あたしはペギー葉山さんが歌ってのをかすかに覚えてます。
で、この歌にこんな物語があったなんて知らなかった!
なんですが、なんかねええ。
今のこの場から逃げたい、嫌なことからは逃げる、がまんをする前に、別の逃げ道を考え、何かのせいにする・・・という風な生き方に見えてしまいました。
実際のところどうなのかは不明ですが、映画の作り手からもやさしさみたいなもんが感じられなかったです。
60年代の雰囲気は、しっかり出てましたけどね。

コメントの方で「蟻の兵隊」を見つけちゃいました。お邪魔しま~す。
sakurai  【 編集】  URL |   2011/01/12 22:35   |  TOP ▲ |


確かに共感はできないよね~。^^;
しっかし、欧米人で成功した人ってジャニーヌに限らず必ずと言っていいほど勘違いするというか…。
結局「私はこんなに才能があるのよ!」って堂々と主張する国民性だからなんだろうけど。日本人だと間違いなくそんなこと言った瞬間に誰も相手しなくなるからねぇ。某“別に”の人とか良い例だし。(苦笑)
KLY  【 編集】  URL |   2011/01/12 22:41   |  TOP ▲ |


sakuraiさん、こんにちは!
ペギー葉山さんとか、みんなの歌とか、色々なところでかかっていたみたいですね。

> 今のこの場から逃げたい、嫌なことからは逃げる、がまんをする前に、別の逃げ道を考え、何かのせいにする・・・という風な生き方に見えてしまいました。
ホントにね・・・、映画の主人公としては、かなりダメダメちゃんでしたよね。ここまで酷い性格の子が主役ってのは珍しいかも。
でもKLYさんちで、今時の人たちと共通するところがあるって読んで、確かにそうかも・・・って思ったりもして(^^ゞ
latifa  【 編集】  URL |   2011/01/13 20:25   |  TOP ▲ |


KLYさん、こんにちは!
色々なブロガーさんちやら、ヤフー映画の感想など見ましたが、共感したって人は1人もみつけられなかったかも(^^ゞ 有る意味それも凄いわ・・・

> しっかし、欧米人で成功した人ってジャニーヌに限らず必ずと言っていいほど勘違いするというか…。
> 結局「私はこんなに才能があるのよ!」って堂々と主張する国民性だからなんだろうけど。日本人だと間違いなくそんなこと言った瞬間に誰も相手しなくなるからねぇ。某“別に”の人とか良い例だし。(苦笑)
 私は、あんまり自信家の人って個人的に好きじゃないんですよ。
別に~の人は、パッチギの時、凄く可愛い!って気に入ってただけに、実はあんな人だったって解って、ものすごいショックでした。嫌いだわ~~。でも、あんな態度でもそれを肯定的に受け止める人が日本人にも結構いることに逆にビックリ・・・。さっきも、なんかニュースの芸能コーナーで取り上げてましたが、話題にしなきゃいいのに・・・って思います。騒がれなくなったら、誰も話題に出さなくなったら、どうするのか?見てみたいもんですわ。
latifa  【 編集】  URL |   2011/01/13 20:29   |  TOP ▲ |


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